goo blog サービス終了のお知らせ 

まちだ ひろがりネット

ネットワークで豊かな町に!
人と人との繋がりの道具になりますように

町田・生活者ネットワークの活動日記

アルジェリアの事件とイスラムの見方

2013年01月29日 | 活動
下にインタビューの動画サイトを貼りました。
興味とお時間のある人はごらん下さい、ぜひ。
同志社大学の内藤教授に岩上安身氏が聞いています。

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/54705

内藤氏は、同志社大学に籍を置いてまだ2、3年だそうです。
大学院生を指導するとき、弱者をたすける指導者をつくるというのが
方針。「東大や京大ではやらないでしょうな」

イスラムは弱者にザカート(喜捨)することを教えます。
商売がうまくいって儲かってもインシャラー(神の思し召し)
うまくいかなくてもインシャラー。だから儲けた分からザカートするのは
当然。弱者を蹂躙するなどあってはならないことなのです。

ところがヨーロッパ世界から助けてもらうどころか
辛い想いをさせられて数十年。もともとイスラムは商人の教えなので、
社会秩序が乱れるのは嫌いなのです。でも命の危機のとき、命をとして戦え(ジハード)
という教えがある。(氏はそこは良いとは言えないと)

アル・カイダとは、拠点、~組という意味、タリバーンは学生、という意味の一般名詞です。
(氏は教室で、タリバーンの皆さんと呼びかけるそうです)
まず、初歩的にもそういう言葉を知らねばならない。
アルカイダと聞き、タリバーンと聞いて、そこで思考停止している。
イスラムについてのリテラシーを高めて欲しいと語ります。

タリバーンのテロだ、と定義して、マリを空爆したフランスは他国の主権を侵害している
と思わないのだろうか。(テロだと聞いて、人質を取られた各国は急に、
人質の救出をやいやい言わなくなったそうです)

実は似たような道を歩みそうなのが安倍政権。アメリカ軍の後について
軍靴でどかどかと他国に侵攻することを是としていくのでは。
そんなことをしたら、イスラム世界を敵に回すということを考えているのか。

近い将来、世界人口の3分の一を占めそうなイスラム世界。
中東に限らず、それ以上にアジアではイスラムの人口が多いのです。
強い経済を目指すなら、マーケットとしてイスラム世界とうまくつきあうことこそ
肝要ですと、内藤氏。そのためにもイスラム世界のリテラシーを高めて欲しい。

軍隊を差し回して経済的に得することは無い。
武力でできることなど、そんなに無い。

あらためて、日本のために世界を見ていきたいと思います。(お)













謹賀新年

2013年01月07日 | 活動
今年もどうぞ宜しくお願いいたします。



年末に読み始めた 「原発と日本人」ー自分を売らない思想  小出裕章/佐高 信 を読み終えました。

対談形式の本はたいてい饒舌なだけで内容がたいして無かったりしますが 全編興味深く読み進めました。

インターネットで人気のあった「絶対原子力戦隊スイシンジャー」の裏話もあったりします。

過去の反公害や反原発の活動家について多岐に紹介されています。

これまで読んでいなかった原田正純さんや松下竜一さんの著作を読まなければと思いました。



休日に湘南に出かけたら 半分ほど冠雪している富士山がきれいに見えました。

リフレッシュしたい方は出かけて見てはいかがでしょう。



                                (じ)