衆議院第二議員会館にて。
主催:発送電分離プロジェクト、日本消費者連盟、
eシフト(脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会)
1、経済産業省・資源ネネルギー庁の電力システム改革専門委員会報告。
2、市民による電力システム改革への提言。
3、町田徹さん(経済ジャーナリスト)の大警告。
集会はだいたいこのような3部だてになっていたかんじです。
1、経産省資源エネ庁の電力ガス事業部電力市場整備課調整官による
改革案の説明。まず、広域系統を運用するために計画を練る(2年余)、
次に小売り前面自由化への道筋(段階的に)、送配電部門の法的分離。
全体で7~8年の工程表でした。
法的分離って何のことか分かります? 分からないなりに推察しますと。
電力の特性上1者の管理が必要なので送電網は地域独占の制度を残すとし、
その中立性担保のため、法の規制をいくつもかぶせるということだと理解。
複数の事業者が分け持つ実質的な分離と違うわけです。
2、市民からは、a理解はできるが手ぬるい b手ぬるいなりには頑張っている
という2つのニュアンスで、発表がありました。
経産省のレポートを改良するとか、こうすればいいという提言でした。
送電網は実質上の分離をするべきだと。
3、そこへ町田徹さんが大きな声で「甘い!」と語り始めました。
なんで7年も8年もかかるのだ。やる気があれば半年で第1段階はやれる。
時間稼ぎ以外の何ものでもない。
東電は国有なのだから潰せる。とっとと被災者の救済に進めたはずだ。
被災者が失った物を補償するのでなく、生活再建のために職を住まいを
という援助だ。
3.11の直後にあたふたと事を運ばざるを得ず、そのうちずるずると東電も潰せなくなり、
被災者支援は不十分で、原発は廃炉にするのか続けるのかも判断できないまま、
うやむやと続ける方に流れそうな現状まで。
だから皆さん、手を抜かずに踏ん張るべしと檄を飛ばす。
猛烈取材でここまでわかる、というジャーナリスト魂爆発という印象の町田さんでした。
国会議員が4人、そのなかには大河原雅子さんも。衆参をとわず、自民、民主を
とわず、という4人でした。
2時間半では資料のほとんどを咀嚼できないありさまでしたが、回を重ねれば改善する
と信じることにします。
(お)
主催:発送電分離プロジェクト、日本消費者連盟、
eシフト(脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会)
1、経済産業省・資源ネネルギー庁の電力システム改革専門委員会報告。
2、市民による電力システム改革への提言。
3、町田徹さん(経済ジャーナリスト)の大警告。
集会はだいたいこのような3部だてになっていたかんじです。
1、経産省資源エネ庁の電力ガス事業部電力市場整備課調整官による
改革案の説明。まず、広域系統を運用するために計画を練る(2年余)、
次に小売り前面自由化への道筋(段階的に)、送配電部門の法的分離。
全体で7~8年の工程表でした。
法的分離って何のことか分かります? 分からないなりに推察しますと。
電力の特性上1者の管理が必要なので送電網は地域独占の制度を残すとし、
その中立性担保のため、法の規制をいくつもかぶせるということだと理解。
複数の事業者が分け持つ実質的な分離と違うわけです。
2、市民からは、a理解はできるが手ぬるい b手ぬるいなりには頑張っている
という2つのニュアンスで、発表がありました。
経産省のレポートを改良するとか、こうすればいいという提言でした。
送電網は実質上の分離をするべきだと。
3、そこへ町田徹さんが大きな声で「甘い!」と語り始めました。
なんで7年も8年もかかるのだ。やる気があれば半年で第1段階はやれる。
時間稼ぎ以外の何ものでもない。
東電は国有なのだから潰せる。とっとと被災者の救済に進めたはずだ。
被災者が失った物を補償するのでなく、生活再建のために職を住まいを
という援助だ。
3.11の直後にあたふたと事を運ばざるを得ず、そのうちずるずると東電も潰せなくなり、
被災者支援は不十分で、原発は廃炉にするのか続けるのかも判断できないまま、
うやむやと続ける方に流れそうな現状まで。
だから皆さん、手を抜かずに踏ん張るべしと檄を飛ばす。
猛烈取材でここまでわかる、というジャーナリスト魂爆発という印象の町田さんでした。
国会議員が4人、そのなかには大河原雅子さんも。衆参をとわず、自民、民主を
とわず、という4人でした。
2時間半では資料のほとんどを咀嚼できないありさまでしたが、回を重ねれば改善する
と信じることにします。
(お)