まちだ ひろがりネット

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町田・生活者ネットワークの活動日記

だから直接民主主義。

2012年04月29日 | 活動
東電(TEPCO)が少しはリストラしながら家庭向け電力料金を10%上げさせてくれという。
最初は仕方ない面もあるかと思っていたTVも、それはおかしいというコメントを扱い始めた。
発送電の分離もPPSのさらなる拡大も、ひとつの電力会社の身の丈発電に収めることも。
当初に東電を国有化していればもっと安上がりに処方できたかもしれないと人は意見を言う。
(東電のために余計に金が必要になると分かった今だからから言えることだろうけど。)

今更なマスコミ、伝えたって免罪符のつもりかと遅さに悪口を言いたいくらい、
権力をほしいままにしている側は、もう平気。
東電と国(権力を恣にしている)が癒着しているとますます、はっきり分かった。

この国の首長野田さんが大飯原発の再稼働を進めている。
お願いすると言いながら金に困るでしょと大飯町ににじり寄っている。
大飯町民は再稼働に賛成だそうだ。
しかしこの決断が自分たち以外の多くの地域に厄災を及ぼすことを知っている。
知って迷いながら賛成している。誰にとっても不幸な決断。
そして大飯の次は、柏崎刈羽、伊方。
裁判で勝ちたい。でも最高裁判所は国(権力を恣にしている)と癒着していた。

災害廃棄物の広域処理を国のみならず各自治体まで進めている。
被災地はかわいそうだから助けよう。もちろん助ける。でもそれが廃棄物の広域処理だろうか?
他にするべきことがあるのが分かっていて(分かっているでしょう?本当は)
あえて広域処理を声高に言うのは、国民の意識を原発からそらすため? 
そうでなければ細野さんの情に訴えるお願い行脚の理解ができない。

なんで、これらのどの一つも私たち国民のの思うようにならないのだ?

ひとつひとつ見ていると、国民はアホやったねといわれても仕方が無い。
勇気はないしね。知る気もないし、今が平穏なら自分はいいと思っているしね。
「絆」といわれても、他人には申し訳ないけど、今日と明日しか見えないんだ。

でもね、3.11を境に、原発が全部止まって、再稼働の芽がなくなって、
廃炉への道筋がきちんとできたと分かるまで、私たちは人生を楽しめないというのが仲間ならあたりまえの姿。

ははん。寄らば大樹の影って。それは大樹が健康かどうか見極めてからにしよう。

見極めるために私たちは昨年末から今年年初まで寒い中、多くの市民に署名で参加してもらった。
見極めるために、多くの署名とともに都民投票をさせて欲しいと都知事にこれから迫る。

大阪市長も都知事も、民衆の力を育てる気はない人たちだから。
俺に寄れよ、俺大樹よ、と言う人たち。(本当は声が強いだけでせいぜい私らと同じ)
彼らの意識は、住民投票なんてさせるものか、でしょう。

だからなおさら、国民は諦められない。諦めてはどうにもならない。
この国の運営のあり方に、もっと「いのち」の視点を持ち込むために、なんとしても主張する。
ひとりひとりが、私は負けない、と。

(お)










生活者ネットワークの議員連絡会

2012年04月19日 | 活動
第3回議員連絡会。
情報交換をするという生活者ネットワークらしい集まりです。

東京都の3月議会について西崎光子都議がてきぱきと資料に基づいて報告。
その中から、
給食の放射性物質計測について。
東京学校牛乳協議会というのがあると初めて知りました。略して「学乳」。
牛乳の放射性物質を自主検査しています。4月からの国の基準に照らして50ベクレルとしているそうです。

国立市ではずっと給食の自主的に計測をしていて、なんと1桁ベクレルまで計測して公表するそうです。
市民の要望に応えるように努めている様子が国立市の前田せつ子市議からレポートされました。

給食の計測は当日の食材で行い、すぐにツイッター(クニッターって)で公表。
親が知ったとしても給食を食べさせないところには間に合いませんが、
次回にきちんと反映できるので意義があるということです。
しかも国立市は即座に食材の切り替えをしているそうです。すごいね。
高めのものを食べたから次は低い食材を選択しようという判断につなげることができるというわけですね。

いまブームのPPS。
東京都では官民連携インフラファンドを創設して、発電事業の後押しをするそうな。
いったいそのファンドはうまく出資を集めることができるのか、と星裕子都議が一問一答。

豊島区では再生可能エネルギーを採用!と村上法子区議の報告。
PPSのなかでCO2係数がゼロのG-Powerから購入する契約。なんと、値上げする東電の料金と同等だそうです。
 
災害廃棄物の広域処理。
奈須利江区議の足下、大田区は23区の中でとくに汚泥とか廃棄物とかの処理関連施設が
集中する区だそうです。それだけに、今回の災害廃棄物広域処理についての
奈須さんの追求は日を追って厳しさを増す、という印象です。

何度か奈須さんの話は聞いているけれど、すこしずつ風景が違ってきます。
初めのころは、なぜ不合理な税金の使い方をするのか!という段階でした。
今回のお話では、不合理なのにあえて広域処理に走る政治側の訳が少し見えました。

休む事無く追求し続けている奈須さん。
市民の意見なんか聞かなくてもいいという政治が広がるかもしれないと警鐘を鳴らします。
「特別措置法」とつく法律でトップダウンが許される。
災害廃棄物特別措置法、放射性廃棄物処理特措法。
議会で議論する必要がないのです。

政治側のツールは「特措法」。肝に銘じておこう。

法治国家って厄介ね。こうなってくると憲法は死守するっきゃないと思います。

と、またしても市民の危機を感じる一日となりました。

(お)

きのう、春雨の中のパレード。寒!

2012年04月15日 | 活動
げんぱつ?yes/noパレード。
昨日の「原発」都民投票の実現目指すパレードの報告です。

本当に寒かった、春の谷間に置き忘れたかのような冷たい雨。
春雨の名では呼べない大粒の雨で、風まで加わったからもう、力む力む。
都民投票の旗を支えた手も腕も、竿を手放したあともその形に凍えていて、
ハンカチを取り出す動きもままならなくて鼻水拭けない。。。

そんな自然条件にめげず、住民投票の実現を目指して集まった人たち200人くらい?
2時に新宿区の大久保公園を出発、都庁を目指して新宿界隈をぐるぐるパレードです。
交通整理のお巡りさんに感謝。悪条件はみんな一緒ですから。

寒空でも歩道を歩く人は沢山いたけど、見ているのは不思議顔。だって、
「原発に反対する運動ではありません」
「原発をどうするかを、都民一人ひとりが考えて責任を持って決める」
「選挙とは違う、住民投票の実現を目指しています」
「法律に則って必要数以上の34万を超える署名を集めました」
「大事な事はみんなで決めよう」
とみんとうひょうってなに?
分かりにくいのですよ、相変わらず。

でも考えて欲しい。

これからはみんな自分で決める。政治家にお任せしてはまずかった。
大事な事は一人ひとりが責任を持って意思表示する。
お任せでは本当の民主主義の権利を行使していることにならない。
お任せでは本当の民主主義の義務を負っていることにならない。

政治家が当選のあとでは好き勝手にするいまのシステムは何主義というのかな?

(お)