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まちだ ひろがりネット

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町田・生活者ネットワークの活動日記

大飯原発、再稼働反対

2012年06月30日 | 活動
6月29日(金)の官邸前パレードは一説に10万人を超えるという人々が集まる、大きな抗議行動となりました。
「再稼働 はんたい!」
100万遍もくりかえすかという、ひとびとの叫びでした。これを「大きい音だね」と野田さんは言ったそうですが。

枝野さんに声を届けようと言うメールが届きましたので早速以下のようにメッセージを送信しました。

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若い枝野さんには幅広い視野とよく聞こえる耳で、官僚にめげずがんばって欲しいと思っています。

大飯原発に限らず、全国の原発立地は破砕帯や断層などと無縁の場所はありません。
風光明媚な日本を作ってきたのも結局変化の激しい土地柄と関係するのはご存知のとおりです。

電気が足りない。ただそれだけのことなら国民は節電します。停電で家庭で医療器具が使えないと命に関わるという方のために、
それ以外の者たちがピーク電力のときに思い切ってブレーカーを落とす運動もしましょう。

決して停電させることができない中小企業のためにも、ほかのところでピークカットの工夫をします。

だから、電気が足りないと言うだけの理由で、福島の惨事も片付かないのにはや、原発を動かそうという(普通の感覚では考えつかないような)
判断を許さないで欲しい。

電気が足りないだけなら、他にもいろいろ工夫はあります。そのためにこそ、国は世論をリードして欲しい。
生命と生活を放射能に曝すようことになったら、それこそあのときの愚行のせいで、という史実として残るだけです。
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(お)

「原発」都民投票ニュース

2012年06月27日 | 活動
6月20日の都議会は 傍聴して、考えることが多くありましたが
都民投票ニュース最新号(6月23日号)が発行され、ぜひあの有様を知らせたいと
今朝は玉川学園駅前で通勤・通学の方々に配りました。
「原発」都民投票のニュースです、と声を大きくすると 多くの方が受け取って下さいました。
テレビ・新聞などの報道もわずかで、知る機会のなかったたくさんの人々に届けようと思っています。
話は変わりますが …

昨夕 南大谷/教習所近くの路上で ルリボシカミキリを発見しました!!

町田市が2008年に発行した「ひっそり生きる町田の自然」を探してみると
1989年7月、大蔵町にて撮影の 『交尾行動中のルリボシカミキリ』の写真が掲載され、
子どもの輝く目は、大人には思いもつかない貴重な発見をもたらすものである … との書き出しに続き
大蔵小で子どもたちがるり色の虫の宝石に驚く様が 優しい目線で書かれています。
この本も大事にしたい素晴らしい本です。

                                (じ)


野津田公園

2012年06月26日 | 活動
梅雨の晴れ間に様子を見に行って来ました。
前回訪れた時には 上の原原っぱを守りたいという布のアピールがありましたが
市の撤去通告とともに無くなっていました。
原っぱを守りたいという市民の署名が14682筆集まり、6月議会の建設常任委員会で請願が審議され、継続審議となっています。

鳥の声、虫の音、気持ちの良い風が吹いていました。
迎えてくれたのは白い蝶、黄色い蝶、茶色い蝶、小さいベニシジミやブルーのシジミ蝶、黒いトンボ、黄金虫、蜂、子どもや成虫のバッタ類。

アケビコノハの幼虫!!

そして ゴマダラカミキリ!!

野津田公園はまだまだいろんな虫がいます。
大事にしたい場所です。

                         (じ)

きのう、34万人の意思がもみ消された

2012年06月21日 | 活動

昨年末から今年の始めにかけての2ヶ月、最も寒い季節。
「原発」の是非を問う都民投票の条例を直接請求するための、署名運動。
こんなよく分からないことに理解を示し、個人情報が云々と言うご時世に
名前のみならず住所、生年月日、あげくに印(拇印も可)まで押してくださった都民有権者のみなさん。

地方自治法に則った、市民に保障された権利の行使、だから堂々と街頭で語りかけた。
無関心で通り過ぎるのもそれは無理も無い。何言っているのかまだ理解できないんだから。
ブログ、東京新聞、朝日新聞、ツイッター、口コミ、拡声器、旗、ピンクの上着、ちらし、ポスター、画板、署名用の冊子、ボールペン、朱肉、帽子、マフラー、手袋、手にカイロ、足にカイロ、鼻水を拭くティッシュ、大きな声、小さな声
2ヶ月の法定期間が終わりそうになった頃ようやく何をしているのかが知られてきたなあと感じていた。
特に、子育て世代の若い人たちが駆け寄ってくることが増えた。

個人情報保護法の名の下に多くの人が自分の情報をなるべく漏らさないように注意を払う時勢になって、
そんな時にこの署名は、そうでもなかった頃の何倍も勇気のある署名だったと思う。
346820筆。(のちに選挙人名簿と照合して確認できたのは323076筆)

6月20日。条例の原案は、反対票が2倍あるという否決。
20日の本会議の現場に私はいなかった。

翌日の朝日新聞と東京新聞に知事のあるまじき姿が掲載されたと聞いた。
前日、傍聴した人から、申し合わせたように立てた親指を下に向けてにやつく石原知事と土屋都議を見たと聞いた。
新聞写真を見た人は憤慨していた。

否決されたという事実よりも鮮烈な印象を残すその有様を、私は未だ目にしていない。

すこしずつ幻滅が積み上がって、主権者の行く手を阻む無用の壁の形になってきた。
ひょっとしたらと目の前の霧を払ったら、そんなものが見えてきた。いやな霧だった。

これほど住民をこけにするのなら、彼らもそれ相当の覚悟をしているのだろう。
われわれも、負けない覚悟を固めよう。

(お)



今日のことしか言わないひとへ

2012年06月08日 | 活動
野田さんは、ふたこと目には「国民のために」と言い添えて大飯原発の再起動(再稼働?)をすると言っている。
大飯原発を再起動するのは国民のためなんだよ。
国民とは、だれのこと?

福島の原発事故の原因もはっきりしない。
福島の原発事故の収束もしていない。
福島の人々の喪失感も癒えていない。
福島の人々の将来も見通せない。

それなのに、今度は福井に対して「これまでの原発立地自治体としてのご苦労に感謝する」と言いながら、
その福井にも同じ道を、歩かせようとしている。

それにその決断が正しいと言えるのは、確かに経済が思惑通りに舵取りできて、
仮に原発に過酷事故があっても国民生活にあまり支障がないというときだ。

電力が原発で供給されれば、必ず産業の空洞化は防げると信じているのか。
この経済の混沌の原因はそんなに単純?
言い訳の声は聞こえる「今よりはましと言っただけです」。

いま用意している安全基準では不十分ということは知っているのに、
とりあえず再稼働するのも、国民の皆さんのためです、です。
国民とは、誰のこと?

それにしてもどうして今すぐのことしか言わないのだろう。
国民を守るというからには、子どもや孫を守る理念が無ければならない。
最後の木だというのに今の暮らしのためと言って切り倒して責任を果たしたと言う人に、
国民を守るという台詞は無理だ。

ところで野田さんのいう国民とは誰のこと?

(お)