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まちだ ひろがりネット

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町田・生活者ネットワークの活動日記

コスト

2011年03月25日 | 活動
知人に教えてもらったニュース。
Videonewsが無料配信している「予言されていた”原発震災”」広瀬隆氏インタビュー(3月19日収録)です。私が見た半日前は35000あまりのアクセス数でしたが、半日後、ほぼ43000になっています。半日で8000というアクセス増。これからももっと増えることでしょう。

広瀬隆氏は昨年「原発時限爆弾」という本を出しました。あいにく私はまだ読んでいませんが、この番組を見る限り、氏の語る強い危機感には嘘だ!と言わせない迫力があります。おそらくご自分の書いた本が現実になってしまって『冗談じゃない』と怒り狂っておられるのでしょう。ご興味のある方はこのYouTubeをごらんください。

http://www.youtube.com/watch?v=ovv2__vc-Nk


原発は人の手に負えないとは、素人にも分かります。それなのになぜ今日本の海岸線をなぞるように54カ所もの原子力発電所を建ててしまったのでしょう。原発というのは人を引きつける輝きがあるのでしょうか。どんな輝き?

原発は発電時にCO2をださない、自然に易しいエネルギーだなんてコマーシャルを思い出しています。これがその輝きでしょうか。でも、発電時にと断り書きがつくのがいつも気になっていました。

事故になったら、何万人もに影響のあることも他国の経験を見てだれもが知っていたはず。それなのに反対しきれませんでした。なぜ?

これからのクリーンな快適な生活のためにどんどん電気は消費される、だから大量の発電能力が必要だ、だから原発だという発想は正しかったのでしょうか。

自然エネルギー利用は面倒くさい、値段が高い、だから原発だという計算は正しかったのでしょうか。

それとも、わたしたちは反対するということそのものに、恐れを抱いていたのでしょうか。

そんな私たちがこれから負わねばならないコストはもう、計り知れません。(お)