福島と沖縄は似ている。
とこのドキュメンタリー作品の中で語られるのですが、みんなが敬遠するものを住民の少ないところに押し付ける、
という身勝手な発想の、同じような犠牲者ということでしょうか。
輿石さんの映像は、よく見る福島県大船渡市の津波や原発の事故をのせながら、
多くのカットを美しい沖縄の山や海で埋めていました。
すぐそこの辺野古のフェンス越しに海兵隊員の姿を捉えながら、
真っ青な空、暖かそうな珊瑚礁の波打ち際とそこで遊ぶある男の子の姿を映していました。
(その子は原発事故の1週間ほどあと、福島から沖縄に家族と一緒に越してきたのです)
輿石さんは福島で幼少をすごし、沖縄に越して26年目に入ったそうです。
しかし未だ本土人だと言われ、義憤に燃えて行動したことがかえって沖縄への無理解だと受け取られたと言います。
沖縄の山原(やんばる)にこだわる映像には、固い拳ではなく柔軟な気持ちを持ち続けたいというメッセージがあると思いました。
これからのドキュメンタリーのテーマを輿石さんが語りました。
「おきなわ(反基地運動)にリーダーはいらない」と言った今は亡き人物を描こうとしています。
一人一人が問題意識を持ち続けなくては運動は継続していかないという信念を表した人でした。
いま放射能汚染に対応するのに、自分で勉強して自分で判断して欲しいと反原発の科学者は誰もが口にします。
そのことと似ていると思いました。誰かの力を当てにするのではなく、自分の力で判断し行動する。
住民の運動はリーダーを持ったところから衰退する。輿石さんは沖縄の反基地運動でさえ、団体の主導を受け入れて
衰退していると言いました。
一人一人が問題意識を持ち続ける、自分のこととして考え続ける。。。つい、日常にかまけて忘れてしまいます。
原発を無くして行くために、いつも自分の身近なものとして感じ続け学び続けるのだよ、と言われた気がしました。
(お)
とこのドキュメンタリー作品の中で語られるのですが、みんなが敬遠するものを住民の少ないところに押し付ける、
という身勝手な発想の、同じような犠牲者ということでしょうか。
輿石さんの映像は、よく見る福島県大船渡市の津波や原発の事故をのせながら、
多くのカットを美しい沖縄の山や海で埋めていました。
すぐそこの辺野古のフェンス越しに海兵隊員の姿を捉えながら、
真っ青な空、暖かそうな珊瑚礁の波打ち際とそこで遊ぶある男の子の姿を映していました。
(その子は原発事故の1週間ほどあと、福島から沖縄に家族と一緒に越してきたのです)
輿石さんは福島で幼少をすごし、沖縄に越して26年目に入ったそうです。
しかし未だ本土人だと言われ、義憤に燃えて行動したことがかえって沖縄への無理解だと受け取られたと言います。
沖縄の山原(やんばる)にこだわる映像には、固い拳ではなく柔軟な気持ちを持ち続けたいというメッセージがあると思いました。
これからのドキュメンタリーのテーマを輿石さんが語りました。
「おきなわ(反基地運動)にリーダーはいらない」と言った今は亡き人物を描こうとしています。
一人一人が問題意識を持ち続けなくては運動は継続していかないという信念を表した人でした。
いま放射能汚染に対応するのに、自分で勉強して自分で判断して欲しいと反原発の科学者は誰もが口にします。
そのことと似ていると思いました。誰かの力を当てにするのではなく、自分の力で判断し行動する。
住民の運動はリーダーを持ったところから衰退する。輿石さんは沖縄の反基地運動でさえ、団体の主導を受け入れて
衰退していると言いました。
一人一人が問題意識を持ち続ける、自分のこととして考え続ける。。。つい、日常にかまけて忘れてしまいます。
原発を無くして行くために、いつも自分の身近なものとして感じ続け学び続けるのだよ、と言われた気がしました。
(お)