主会場となる西洗公園は冷たい雨の中で、8時前、公園見回りで行ってみましたが、手袋をしていても指先が痛いと感じるほど寒い日でした。足先も冷たいと感じました。しかし公園にとっては恵の雨で、修復斜面は落ち着き、草木は活力を強めるでしょう。公園の東側の石積擁壁の上の縁(へり)は、芝生を養生したいと思っていますが、結構、雑草の芽生えが目立ってきました。園丁的仕事実験をやっている私は、明日から雑草取りを始めます。
さて、自治会防災訓練ですが、自治会長の下に「西洗防犯防災委員会」があります。防災については自治会役員と町の防災ボランティア組織の幹部がメンバーになっていると思います。
この委員会を設置した目的は、町の防災機能強化が重要との認識の下、自治会と防災ボランティア組織が「協働」して、予測される被害を小さくしたいということでした。特にこの町では火災を心配する声が大きく、西洗火消しの会の活動は、実に14年間も続き、町のどこかで火災が発生したら、近所が、助け合って近くの消火栓を使って初期消火に当れるように住民訓練に注力してきました。径50mmのホースを使っていますが、これは初期消火力が大きく、町の防災機能としては非常にすぐれています。
しかし、昨年の自治会防災訓練における火消しの会による初期消火訓練を見ると、手抜き、安易が目立ち、現実対応の訓練になっていませんでした。大地震がくれば、火災のほかに、家屋家具倒壊もおこり、近所の助け合いで救出、応急手当が必要になります。救出、応急手当てにいたっては町の訓練機能は大幅に低下していると思います。近隣の消防団に訓練をお願いしているようでは訓練になっていません。住民を訓練できる防災ボランティアを町に増やす必要があります。
何を言いたいかというと、折角の「西洗防犯防災委員会」は町の防災機能改善を真剣に考えていないのではないか、西洗自治会はこの委員会を活用していないのではないかと私は心配しています。
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