普通のオオムラサキの花付き
西洗公園は、公園の面積に比してオオムラサキの植栽面積が広すぎと思います。10数年前に少し整理をしたのですが、特に幅が広すぎという問題は解決していません。幅が広すぎると、人が遊べる空間が狭くなるだけでなく、実はオオムラサキの管理が面倒です。
2015年以前はオオムラサキの植栽の中に笹が大量に繁茂し、公園ボランティア(西洗自治会生活環境部の公園愛護会とは別の個人的ボランティア)が植栽をかき分け、笹を根元で一本一本刈り、実に数年かけて笹どりを完了しました。もちろん、現在も笹の芽は植栽の中からでてきます。当時の公園ボランティアの一人が現在も植栽を観察し、笹の新芽を発見すると新芽を取り除いています。
そのほかは、年に1回、業者が刈込みをやるだけです。西洗自治会が、あえて、刈込は花が終わったらすぐやってほしいと港南土木事務所に強く申し入れないと、区内の公園は数が多いので、業者の刈込が遅れ、来年の花芽がついている枝を刈りこむことがしばしばあります。業者は園芸の専門家だと思うのですが、カネカネの業者ですから、平気で花芽を刈り込みます。公園ボランティアや公園の近所の人が、業者の愚行に気付いて刈込をとめたことは過去何度もありました。
今年度の西洗自治会は、ちゃんと港南土木事務所に、刈込の時期を誤るなと申し入れてほしいと思います。事務所が、業者の手配をできない年は無理に刈込をしなくてもいいと思います。公園愛護会は、公園管理の問題点を毎年記録し、次の年度の公園愛護会に引き継いでほしいと思います。(注)西洗自治会公園愛護会の会員は自治会役員がやっています。そのため毎年会員が代わります。これはやめるべき慣習と思います。公園管理知識が正しく引き継がれていないのではないかと心配です。
植栽刈り込みの時期をよく誤ることに加え、肥料はやらず、植栽は密植で土壌は貧困です。西洗公園のオオムラサキの花付きは当然よくありません。残念ながら今年も花付きはよくありません。