ヒメキンギョソウ
今の季節、カタバミが蔓を伸ばし、芝生の間で大繁茂します。かわいらしい黄色の花が咲きます。しかし芝生の美しさは失われます。特に葉が赤茶系の小さいカタバミは芝生に染みができたような感じになります。この蔓や葉をむしっていてもカタバミの繁茂はとまりません。カタバミの根は地中深く下に伸びています。丈夫な根で蔓や葉をむしってもこの根を抜くことはできません。
ねじり鎌と言う除草具がありますが、この鎌の先端のとがった刃先を鍬のようにふるって大胆にカタバミを芝生ごと堀上げます。蔓が10cm伸びていたら10cm大胆に芝生ごと堀上げます。芝生の根が切れたり、ばらばらになったりしても気にすることはありません。そして丁寧にカタバミを選り分けます。すると、どこかにカタバミの直根が見つかります。この直根を処分することがだいじです。
根が切れたり、バラバラになった芝生は、そのまま埋め戻します。ねじり鎌の刃先で叩くようにして芝生面をならしておきます。
この作業で根が密集した芝生が、緩み、元気になります。