日限山4丁目日記

横浜市港南区日限山4丁目は美しい町です。美しい庭・家は町を美しくし、人々を幸福にします。まちびと

都市計画道路横浜藤沢線(上永谷・上永谷舞岡地区)のその後

2023年04月03日 | 社会

4月1日、横浜市から最新情報の発表がありましたのでご報告します。しかし、目新しいことはありません。

上永谷地区とは、天谷大橋際交差点から上永谷配水池までの区間を言います。上永谷舞岡地区とは上永谷配水池から桂町戸塚遠藤線(舞岡公園南端)までです。現在の事業年度は2025年度で終わります。2022年度末で事業進捗率はそれぞれ84%、70%ぐらいです。用地取得率はそれぞれ100%、99%です。完成に向けて工事を進めることができそうですが、現場を見るとわかりますが、契約中の工事はありません。つまり工事はやっていません。

幅員は、天谷大橋際交差点から200mちょっとまでは48mをとっていますが、これは、上永谷駅付近から天谷大橋際交差点までの現在実用中の暫定道路の幅員およびグリーンベルト遊歩道(中央分離帯)の構造に合わせたものとなっています。

笠原農場の南側付近で幅員は32mと縮小します。グリーンベルト遊歩道のような広幅の中央分離帯はなくなります。ここで車線数が2車線から4車線にいきなり増えることは考えにくいことです。横浜藤沢線は、桂町戸塚遠藤線の先の建設見通しが立っていないことがあり、上永谷・上永谷舞岡地区も暫定道路になる確率が高いからです。なお、前回の取材では、交通量を予測中とのことでしたが、すでに予測は出たと思います。

道路は、桂町戸塚遠藤線にぶつかってここで止まります。その先、田谷までの建設の見通しが立っていないようです。

すでにご報告しているように舞岡公園の南端部の生活道路は、残す予定になっています。つまり戸塚ふたば幼稚園に行く道、本郷台に行く道は残ります。

地図で見ると、横浜藤沢線とこれらの生活道路は重なっています。それなのに、生活道路は残し、横浜藤沢線を桂町戸塚遠藤線とつなぐ訳ですから道路は高低差を利用したかなり複雑な構造となります。現場の地形から想像すると、桂町戸塚遠藤線は、一番低い位置にあります。したがって横浜藤沢線(本線)から桂町戸塚遠藤線に出入りする側道は、トンネルになるのではないかと想像します。高コストになります。

現在横浜市道路局は道路設計中と思います。次にコストを見積もります。予算の問題が大きいのではないかと思います。2025年度で終わる現在の事業年度で、上永谷・上永谷舞岡地区の横浜藤沢線が完成するとは考えにくい状態だと思います。

新しい情報があったらまたご報告します。

なお、ひぎり連合自治会では、日限山・南舞岡を囲む環状緑地帯の利用価値改善のため、環状緑道、また、上永谷駅ー野庭町・上永谷町の市街化調整区域ー小菅ヶ谷北公園ー舞岡公園ー舞岡駅を結ぶ大緑道建設の構想を打ち出し、市への働きかけも始めたようです。この運動の実行性を高めるには、まずはひぎり連合自治会が、町づくり部会、あるいは緑アップ部会を設け、住民理解を深めながら、隣町も巻き込んで環境改善運動を強めることがだいじです。

日限山4丁目の人々は、周囲の緑環境を大いに楽しみながら、さらに夢を大きくして町づくり意識を高めるといいと思います。

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