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日限山4丁目日記

美しい庭・家、家の前の道路、西洗公園、並木道の大通りは、町を美しくし、人々を幸福にします。まちびと

自治会長のあり方

2012年04月24日 | 日記
班長・役員が当番制1年交替の自治会では、自治会長が、ボランティアや一般の人々が自治会活動に参加するように、あるいは、できるように仕向けることが大事です。

町の住環境保全については、大半の人々が町の住環境保全を重視していますから、自治会長は町の人々の意を汲み、自治会としてできる範囲で町の住環境保全に取り組むことが大切です。
やり方によって自治会長が個人として裁判に訴えられることもありますが、訴えられないように町の住環境保全をやる方法はいくらでもあります。
訴えられるような方法だけやらなければいい訳です。
問題をよく検討することなく、自治会が何かすると自分が訴えられるという恐怖に取り付かれ自治会長が町の住環境保全を全否定するようなことはあってはいけません。

なお、自治会長が法律知識に乏しいと、下手をして本当に訴えられることがあります。
自治会の中には法律知識が豊富な人がいます。
自治会長はこのような人をアドバイザーとして起用するといいと思います。

もう亡くなられましたが、横浜市港南区日限山4丁目には町のことを考えてくれた弁護士がいました。
昔ある宗教団体が町の隣接地に墓地を建設する計画を打ち出したとき4丁目に大きな反対運動が起こりました。
西洗自治会は墓地反対委員会を組織化して激しく運動を展開しました。
西洗自治会が行った最大の町の住環境保全運動でした。
とうとう宗教団体は委員会の代表を裁判に訴えました。
(注)自治会長は訴えられませんでした。
弁護士は終始この反対運動を支援し、裁判でも代表を支援し、勝つことがむずかしいと判断した段階で裁判長の勧めを入れ示談で訴訟を止めました。
素晴らしい弁護士でした。

余談ですが、この激しい反対運動の副産物としてあの美しくて広大な自然・農業公園である舞岡公園が誕生しました。
当時横浜市や市会に何度も陳情に行った町の人々はこの経緯をよく知っており、今でも当時の反対運動を誇りに思っています。

このように西洗自治会は町の住環境保全において輝かしい歴史を持っています。
現在の美しい4丁目は町の人々の長い工夫と努力のたまものです。
西洗自治会も町の人々も美しい4丁目を自分の貴重な財産と思って大事にするといいと思います。
コメント
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