中山間地楽農研究所

定年を機に自然と農業に憧れて中山間地に飛込 如何にして手抜で高齢で農業を続けて行けるか苦闘の合い間の息抜きの記録

もろびた

2010年04月01日 21時03分58秒 | 日記
もろびた
福井に住む友人から 電話が有り 引っ越しするので 家の中を片付けていたら
もろびた が出て来たので 送るけど と連絡して来たので 即答で送ってと 言ってお居たら 30日のPM3:15に配達されて来ました 友人のお父さんは 指物師だったそうで 其のお父さんが 作った物だそうです もろびた(蓋) って聞いた事有りますか 僕は初めて聞きましたし 見るのも初めてす 先ほど ネットで調べましたら 麹を作る時に 麹が熱を持たない様に 広げて置く為の 薄い箱なのです 
送っていただいた もろびた は大分 使いこんで有りますが さすが指物師の作品ですねー 材は杉の一枚物の 無垢材です 手にして見ると 何回か 修理しながら 使いこんで行った 跡がはっきりと見て取れます 今日は朝から雨の為 屋内で出来る事は無いかと思って居た処ですから 早速もろびた の補修をする事にしました 当初は竹釘を使用して有った物なのでしょうが 何回かの補修で鉄釘を使ったのでしょう 其の釘の頭も黒く錆びて仕舞って居ますが 杉材も年数が経って居るので 新しく 錆びない真鍮の釘を打ちつけると 材が裂ける可能性が大の為 (現に2-3ヶ所裂けが有ります) 全体を 入念にサンドペーパー掛けして 木目を生かした 塗装をしようと 思って居ます (補修が終わるまでには相当の時間が掛かりそうです 仕事の合間を見ながらの補修ですから)
もろびた の寸法は 60X36X6CM 蓋と底板は杉材の一枚物の無垢材で 80-100年生の材から木取りした物だと思いますので
切られた木は 最後まで 大事に使い切りたいと 思います 

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