都城ミュージカルクラブ(MMC) ブログ

ミュージカル劇団 平成24年4月~キッズ部新規開設♪http://www.mmc-2009.net/

小説や映画から学ぶ・学べること

2011年06月11日 19時56分26秒 | 制作日誌
怒涛の週末レッスンの今日は
歌の集中レッスンでした。

通常のレッスン時間では、
一人ひとりの歌のレッスンに時間をかけていられません。
でも、ソロが多かったり、
歌だけの練習をすると時間がかかるので、
先月より2週に1回の割合で特別集中レッスンを設けています。

この日のレッスンは、
主役級の3名がメインのレッスンでした。

ソロ曲や合唱曲を合わせると
全部で11曲中の
Mさんは3曲 Yさんは5曲 Nさんにいたっては7曲歌います。

Mさんの役どころは巫女の役で、
悲しさの中にも愛する人を思う気持ちを表現してもらいます。


レッスン中に、気持ちの状況などを説明していて、
「近松物でよくあるような 心中する男女の気持ちだよ」
と演出が説明していました。

すると、メンバーの一人が、
「近松物ってなんですか~?」と質問してきました。


歌舞伎や文楽などでよく題材にされている内容なのですが、
やはり今どきの若者たちには縁がない話のようです。
(うーん、近松門左衛門という作者の名前は知っていてほしかった…)

悲恋の作品って色々ありますが
私がすぐに思い出したのは、
山口百恵さんと三浦友和さんの映画作品でした。
「DVDでも出ていると思うから、機会があれば見てごらん」
と、『春琴抄』と『絶唱』を勧めました。


小説や映画から
今、自分がしている役の気持ちを理解するのに参考になる作品もたくさんあります。

芝居をするものとして、
色々な作者の本や、映画などたくさんの名作に接してほしいと
改めて痛感したところでした。


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