都城ミュージカルクラブ(MMC) ブログ

ミュージカル劇団 平成24年4月~キッズ部新規開設♪http://www.mmc-2009.net/

課題曲『星に願いを』の練習

2011年10月23日 21時15分33秒 | レッスン・練習
本日(23日)のレッスンは、
ダンスと歌でした。

《歌の時間》
9月からレッスンを開始して
これまでずーっと
「腹式呼吸で横隔膜を下げる」
「お腹から息を通す」
「喉を開く」
「口の中に空間を意識して」
「響きのポイントは目元」… ばかり行っておりました。
(基礎が大切なので当たり前なのですが)

やっと本日、課題曲の練習に入りました。
課題曲は、
ディズニーでおなじみの『星に願いを』です。

ダンスも歌もそうですが、
テンポのある曲は、ある程度ごまかしがきくのですが、
スローな曲は、丁寧に行わなければいけないので、実力が試されるのです。

いままで行ってきた基礎練習を踏まえて、
12月の課題発表会までに 自分のものにしてください。

今日のレッスンでは、
気持ち(感情)を込めて、丁寧に行っていたためか、
レッスン終了間際には、みんなとても素晴らしい歌声になっていました。

来週まで自宅で各々がレッスンしてくると思うので、
どれだけ伸びるのか、とても楽しみです。



モダンダンスの振付

2011年10月17日 13時50分13秒 | レッスン・練習
16日のレッスンは、
歌とダンスでした。


歌の時間は、まだまだ基礎の発声をしています。
お腹に空気を入れて(…って実際は肺に入るんですけどね)
その空気を送りだすイメージで声を出す。
鼻腔や目元を意識して、声を響かせる。
声の届け先は、直線的でなく、弧を描くようにやさしく。etc…

この日は課題曲の練習に入る予定だったのですが、
結局そこまでたどり着けませんでした。


ダンスの時間は、
今日から、新たな振付です。

前回までの弾けるようなヒップホップからガラリと変わり
流れるようなスローな曲のモダンダンスです。

これまでの振付と少し変えて
曲の出だしは、上向きに寝ている状態から始まり、起き上がってきます。

4カウントかけてゆっくりと起き上がってくるのですが、
本科生のHちゃんが四苦八苦しています。
静かな曲の中、「よっ! うっ! はっ!」と気合いの掛け声が。。。(笑)
それでも起き上がれず「あ~~…」と、うなだれています。

ダンスの時間はいつも率先して取り組んでいるHちゃんの、
意外な弱点を発見しました。

・・・でも、さすがに何回か練習しているうちに、
コツを掴んだようで、スムーズに起き上がってこれるようになりました。

慣れない動きでも、回数をこなせば(稽古すれば)出来るようになるのです。

何事も諦めずに取り組むことが大切ですよ~。


声優部・中級のレッスン。

2011年10月11日 23時57分04秒 | レッスン・練習
10月から毎週火曜日で
声優部・中級クラスのレッスンも始っています。

4月から6か月間 声優部・初級を受講したメンバーで、
判定試験の結果等を踏まえて 
中級に進級したのが11名。

11日は声優部・中級のレッスンでした。


中級クラスのレッスン内容は、
初級では、短い期間に『声優になるには最低限しておきたいこと』をざっと行いましたので、
これからは、一つ一つをじっくりと指導していきます。
…が、今のところは各自の状態の確認です。

まず、体力づくり。
腹式発声をするために必要な腹筋はもちろん、
共鳴体である体を鍛えます。
(これがまだまだできていません。)


声優といえども役者・俳優ですので、体が資本です。
力の入った無理な発声をしていると喉を痛めますし、
いつも同じ状態の声を出すことが出来ません。

そのうえで、滑舌や表現力が必要となるのです。


今日のレッスンでは、
リズム感の確認のため、ステップを行いました。

声優なのに、ステップ?? と思うかもしれませんが、
リズム感は声優にも必要なんですよ。

まず音楽に合わせて普通に歩く。
次に、歩きとスキップをする。
2ステップをとりいれてみる。
音楽に合わせて 表拍と裏拍を手拍子で取る。

声優は体を動かさないと思いこんでいませんか。
声だけで表現するためにもリズム感って大切なんですよ。


集中力と想像力

2011年10月09日 23時02分48秒 | レッスン・練習
9日のレッスンは、
またまた演技が2コマでした。

前半は、まず、
2人1組になり、片方がポーズを作る。
もう一人は目をつぶって そのポーズを触れて 同じポーズをとる。
…という事を行いました。

相手がどのような格好をしているのかわからないので、
手先に神経を集中させ、
目をつぶって見えないので、その触った感覚を想像し、
全体のイメージをとらえて、同じ表現をする。


演技に必要なことの
集中力と想像力を鍛えます。


次に同じ事を、4人1組で行いました。
(さっきより複雑な体形が出来上がりました。)


触る人が目をつぶっているから、
ポーズをしている人をゆっくりと優しく触る(…と言うより撫でる)ので
触られている人は、こそばゆくて。。。

出来るだけ声を出さないルールなので、
笑いを堪えるのは大変っ!
体をよじりながら耐えていました。



物事を感じる力・感性を養っていこうと思います。



声優部・初級 10月生 開講式

2011年10月08日 13時40分19秒 | レッスン・練習
7日は、声優部・初級 10月生の開講式でした。

4月生の中から4名が再履修と、新たに9名の 合計13名でのスタートです。


まず、開講式では
主宰者挨拶。
都城ミュージカルクラブでは基本・基礎を大切にしている旨のお話を…。
諸注意事項等の確認をした後、
まずは全員の自己紹介。

みんなの前に出てきて、自己紹介ってのが通常なのですが…

まず2重の円を作ります。
円の中外がお互いの方を向き、自己紹介です。
片方が自己紹介したことを、もう片方の人が復唱します。
あ互いが紹介しあえたら次の人へと進みます。

1対多数よりも1対1の方がお互いの距離もグッと近くなります。

ただ…
この自己紹介の欠点がひとつあって、
それは、中の円同士・外の円同士の人は、
紹介が出来ないっ!
うーん、何かいい方法をかんがえなきゃ~!


そのあとは、
腹式呼吸のやり方と腹式発声の基本的な部分を行いました。

腹式発声をするには、
下腹部の腹筋が必要です。

通常の腹筋では、腹部の上部を鍛えるので、
発声に必要な下腹部の腹筋が鍛えられません。

足を90度上げたあと、15度まで足を下ろす方法で下腹部の腹筋を鍛えます。


開講式のあいさつの中で主宰者が、
「自分がまず、何をどのようにしたいのか。明確にイメージしてほしい。
自分が努力しなければ、成長出来ないんだよ。」と言ってました。

これから毎日、
ほんの少しづつでもトレーニングしていけば、
いつの日か成果が見いだせるはずです。


無対象行動 (感じる)

2011年10月03日 23時28分35秒 | レッスン・練習
2日(日)のレッスンは、
歌と演技でした。


演技の時間は、無対象行動を行いました。


無対象行動って??
実際に物を使って行うのではなく、
架空の物を感じて 行動する(動かす)こと。

パントマイムとは少し違うのです。

パントマイムは、
(観客が)見ていてそれらしく見える行動。
例えば、目の前に壁があるようにみえるような動きをする。

無対象行動は、
(役者が)実際に目の前にあると感じて動くこと。
例えば、実際には縄跳びの縄を持っていないが、架空の縄を感じて飛ぶ。


【演じる】とは「感じること」です。

役者自信が感じなければ、
観客にその気持ちが伝わりません。
いかに自分の気持ちの高ぶりを作り、伝えるのか。
感じている『ふり』をするのではなく、
実際に感じるのです。

日常生活の中で
いろんなことを感じて、
稽古場で、その感覚を思い出し、表現する。

役者修業は稽古場だけではなく、
いつでもどこでも出来るのです。


夢へまい進!

2011年10月02日 06時57分41秒 | 制作日誌
都城ミュージカルクラブの1期生特待生で勉強し、
現在、福岡の代々木アニメーション学院に通っているWちゃんから電話がありました。

「今度、学校の先生がやっている劇団の芝居に出演しますっ!」

なんでも、専門学校内で学内オーディションがあり、それに合格し、
学院を代表して出演するらしいのです。


Wちゃんは、
MMCが出来る前の交流プラザで行われたミュージカルにも出演し、
高校生の時には、演劇部がなかった自分の高校に
演劇部を立ち上げた 努力家の娘です。

代々木アニメーションに入学早々、先生に声をかけてもらって、
遊園地などのスーツアクターとして頑張っています。


幼い時から声優に憧れていたのを知っていたので、
交流プラザでのミュージカル出演の時に、
『声優志望でも舞台が出来なきゃダメだよ』と話し、
本人もそれを自覚して、常に努力してきました。

代々木アニメーションに入ってからは、
声優の仕事以外にも興味が出てきたようで、
舞台の大切さをわかっていました。

来春、専門学校を卒業するのですが、
夢に向かってチャレンジするため、
上京する予定だとか…
頑張りを応援したいです。



声優・役者の世界だけではないのですが、
これから世の中で働く時に大切なことがあります。

それは、挨拶をする事。

「おはようございます」や「ありがとうございます」などの
挨拶はもちろんなのですが、
Wちゃんのように、地元を離れていても、
折につけて自分の状況を伝えてくれること。

今の状況にあるのは
自分ひとりの力ではないとわかっているからこそ、
頑張ることが出来るのです。

人と人とのコミュニケーションである演劇を
実生活に生かしてほしいものです。

頑張れ!Wちゃん!