都城ミュージカルクラブ(MMC) ブログ

ミュージカル劇団 平成24年4月~キッズ部新規開設♪http://www.mmc-2009.net/

自分はどのように表現したいのか?

2011年03月27日 23時59分38秒 | 日記
本日のレッスンは、
演技(立ち稽古)でした。

前回の続きから、稽古のはずなのですが、
…前回した内容が、各自で消化されていない!!


稽古場だけが稽古ではないのです。
自宅で台本を読み込んで、気持ちの流れを確認し、
稽古に入る前に、相手役との意思疎通や打ち合わせを行い、
そのうえで、立ち稽古に入る。

立ち稽古で自分の思っていること・考えてきたことを表現し、
演出と意見交換をするのです。


今はまだ、自分の思いだけを表現しているので、
相手役の台詞の間に『素』に戻ってしまっています。

自分の台詞だけに気持ちが流れているのではありません。
相手役の台詞を聞いて感じることもあるのです。
それによって自分の台詞の表現方法も変わるのです。

自宅で台詞の言い方を練習していては
相手役のセリフまで自分で作ってしまうのです。
それをすると、稽古場で相手役が言い方を変えてくると
受け取る方も言い方を変えなければならないのに、
練習してきたようにしか表現できません。


本読みの時は、
流れをつかむことが主流でした。

立ち稽古の今の段階では、
この台詞の時にはどういった動きをするのか とか
自分の立ち位置の確認をするのです。

いつまでの同じ稽古の仕方をしていてはダメなのです。

これから先は、
相手役との動きや位置の確認や、
全体の構成が大切になるのです。


その時々の応じた稽古のやり方を進めて欲しいのです。


芝居の稽古と同じく、ダンスの稽古も同じです。

最初、振付された時は、
とにかく全体の流れや動きをカウントで抑えます。
重心はどちらの足にかかっているのか とか
ステップのみ覚える とか。

次に、細かい動き(手の角度や開き方など)を確認します。
早いスピードでなく、スローなカウントで確実なものにします。

そして、音楽にあわせてキレのよさなどをまとめていくのです。

いつまでも同じ段階の稽古・レッスンをすすめていても
成長はできないのです。


=自分は何をどのように表現したいのか=

自分自身の考えがまとまらないままで
稽古場に来ていては いけないのです。


やっているのに出来ないのは、
やる量が足りないのか、あるいはやり方を間違えているのです。

進歩がない・出来ているかどうかわからないのであれば
尋ねて下さい。

もっともっと、悩んで下さい。
その悩みが自分を成長させるのですよ。



頭で考えるより、気持ちや行動で感じとって!

2011年03月21日 21時17分42秒 | 日記
昨日のレッスンは、ダンスと演技でした。


オープニングダンスの後半部分の振付です。

本番の舞台は間口約10m×奥行き約3メートルの広さのところで踊ります。
後半は箒をもっての動きもあり、スピード(テンポ)にのって動かなくてはいけません。

替わった振りを覚えつつ、移動する動きをしながら、全体の体形を見つつ…
あれこれ意識しなければいけない点が多くありますよ~。

振付られた初回は、
とにかくリズムにのって動きを覚えること!
細かい腕の角度や向きは後から修正していきます。


何回か繰り返しているうちに、
何とか形になってきました。
(さすがに若いと覚えるのも早いっ!)


レッスン開始前の自主トレ時間に、
この春から開講する ジュニア部への参加希望者が見学に来ていました。
ジュニア部自体はまだ始まっていませんので、
中学生以上のレッスンするこの日の稽古を見学して頂きました。

ジュニア部は小学校4年生~6年生のクラスです。
授業内容は、歌・ダンス・演技で、
将来MMCのメンバーとして出来るようになってほしいと願っています。

見学終了後、ジュニア部に応募してくださいましたぁ~!
(ありがとう~!)

お母様曰く、
『結構厳しいレッスンだったので、うちの娘に出来るかなと思いましたが、
本人がやりたいと言うのでやらせてみます』
とのことでした。


そうです!
なによりも本人のやる気が大切です。

出来るか出来ないか、
悩む前に行動してみませんか。

頭で考えるより、気持ちや行動で感じとって!
やってみて、分かることもあると思います。
何事にも挑戦してください。



報告・連絡・相談・確認の必要性

2011年03月13日 22時25分33秒 | レッスン・練習
本日のレッスンは、急きょ 歌とダンスの特訓となりました。


当初は立ち稽古と歌のレッスンの予定だったのですが、
欠席者が多くて、立ち稽古が出来なかったのです。(涙)


…それは、10日の夜から始まりました。

いつも遠方から稽古に通ってくるMちゃんが、
『両親の仕事が忙しいため次回のレッスンはお休みさせてください』
と、連絡してきました。

いつもお母様と一緒にレッスンに来るMちゃん。
MMCのレッスンは午後1時~6時の5時間。
片道2時間かけてMちゃんを送った後、自宅に戻ってもすぐに迎えに来なくてはいけませんので、
レッスンのあいだ中、お母様は待っていらっしゃいます。

《いつも御苦労をおかけしているし、たまにはしかたがないか…》



さて、次回の稽古はMちゃん抜きでやろうかと
考えていたところ、
レッスン前日になって、
Tちゃんが『部活の稽古のため、休ませてください』と連絡が来ました。
Tちゃんは先週も同じ理由でレッスンに来れていません。

《なに~!部活の稽古が急にきまったのかぁ~?》
あわてて電話をしたところ、しばらく前から日程が分かっていたけど、連絡するのを忘れていましたとのことでした。
(はぁ~!)

その後Nさんも『親戚宅に出かけるので』と連絡がありました。

《もう~!》


そして、レッスン当日。。。
Kさんが『昨日まで海外研修に出かけていて、地震の影響でまだ足止めされているので、欠席します』と連絡が。。。

《なに~!! 海外研修ってなんだ~?》

その後、Sさんから『発熱のため』、Aさんから『部活で遅れて参加します』と相次いで連絡が入りました。

《発熱ならつらいかもしれないけど、稽古見学でいいから来て~!》

もうなんて言ったらいいのか分かりません。。。

ショックを受けつつレッスン会場へ行きました。
さて、そろそろレッスン開始時間だという頃になって、
Nさんから『家の用事のため欠席します』との連絡が。。。

《プッチーン!》私の中で キレてしまいました。



みんなそれぞれ用事があって、欠席するのは仕方がないこともあります。
ただ、以前から分かっている行事なのであれば、少しでも早く連絡をいれてほしいのです。

体調が悪いこともあります。少しでも動けるのであれば、稽古場で見学してほしいのです。
自分で体感することと、人から見聞きすることでは、理解できる内容が違います。

芝居の稽古は、自分一人のためのものではありません。
相手役と息を合わせる。裏方等との打ち合わせ等。作品作りのためにするべきことがたくさんあるのです。
その日を迎えるために、事前準備がたくさんあるのです。


出席しているメンバーに言っても仕方のないことかもしれませんが、
【報告・連絡・相談・確認】の必要性を伝えました。

今一度、気をいれなおして
稽古に励んでほしいものです。






台本を読み込む力

2011年03月07日 22時23分54秒 | 日記
昨日のレッスンは演技・本読み最終日でした。

来週から立ち稽古(粗立ち)に入るのですが、
最後のシーンまで通して読めていなかったので、全体を通しました。
(うーん、Wキャストの悲しいところですね。時間が足りない…)

前半部分は何回か読んでいたものの、
後半はこの日初めてだったこともあり、惨憺たるものでした。

自宅での予習が足りない!!

台詞の言い方の稽古はしないでと演出が言っていますが、
台本を開くなとは言っていないのです。
台本を開いて、台詞の流れ・感情の流れを確認することは大切です。

役の履歴に沿って、このシーンではこの役はどう動くのか?
自分はどのように演じたいのか。
自宅で読みこんでくる必要があります。

週1回の稽古しかないのです。
稽古場では、相手役との呼吸の確認をするのです。
自宅で台詞の稽古をすると、相手役まで自分の想像で作ってしまいます。
自分の役作りをしっかりしないと、稽古場で相手役が混乱してしまいます。

演劇は、役者の個人プレイのように見られますが、
チームプレイで作品を作り上げていくのです。

自分がどのように演じたいのかが決まっていないと
演出と意見を戦わせることができません。

人から言われたとおりに演じるのは、
それは人形と同じなのです。

与えられた役について、
あなたはどう感じたのか、どう表現したいのか。

今一度、台本を読みなおしてみてください。

一日一日、公演の日は近づいてくるのですよ。



舞台装置

2011年03月03日 00時30分01秒 | 制作日誌
夏の公演 「きみに優しい音楽を ~Reincarnation~」の
舞台装置を大学1年生のお嬢さんKさんにお願いしております。

今は、大分の美術系の大学へ通っていらっしゃるのですが、
今回初めて舞台装置に挑戦です。


今日、3回目の打ち合わせを行いました。

とても丁寧に考えてくださっています。
作品が高校が舞台なので、教室のイメージを出したいとのことで、
「(教室の)壁か窓を作りたいのですが…」とおっしゃっていました。

舞台では、
部屋の中だからといって
実際に壁や窓を作ってしまうと、
空間が狭くなり、演技もこじんまりとしてしまいます。

台本や演出の話から
作品の中で象徴的なものやテーマをくみ取って、
色や形・イメージを膨らませます。

ですので、「少し抽象的なものや
イメージをデフォルメした方がいいですよ」とアドバイスしました。

話し合っているうちに新たなイメージが膨らんできたようでした。

若い感性を生かして、素敵な舞台装置が出来るのを楽しみにしています。