都城ミュージカルクラブ(MMC) ブログ

ミュージカル劇団 平成24年4月~キッズ部新規開設♪http://www.mmc-2009.net/

小道具の買い出し①

2010年03月31日 16時52分19秒 | 制作日誌
本業の仕事の合間を見て、
今日は小道具の買い出しに出かけました。

先日、
レッスン生たちに「俳優付け帳」を渡していて、
次回のレッスン時に回収する予定なのですが…

「俳優付け帳」とは、
各役者が自分の役で必要な衣装・小道具・持ち道具・履物などを
考えてかきだすメモ帳です。

通常は、その付け帳を元に、衣装プランを立てるのですが、
今回は、衣装デザイナー(これも私なのですが)が先行して考えています。
ですが、レッスン生たちにも、
役作りの上で必要なので考えてもらいます。

各場面でどういった小道具が必要なのか?
この登場人物はどんな持ち道具を持っているのか?

台本に書かれてあるものならば、それを書き出せばいいのですが、
台本をよく読み込まないと、出てこないものもあります。

色は?
素材は?
形は??

今回の作品では、戦争時代の場面もあるので、
時代背景を考えつつ、プランしなければなりません。
(舞台では あまりリアルでなくても、
それっぽく見えるものであれば大丈夫です。)

自分たちで作れるものは手作りしますが、
買った方がいいものは買い出しします。

ホームセンターで
あれこれイメージしながらの買い物でした。



作家を迎えて。

2010年03月28日 07時24分23秒 | レッスン・練習
27日の後半は、
作家を迎えての 全体を通した本読みです。

今までのレッスンでは
場面稽古を繰り返していたので、
全体を通した読みは、まだ3回目です。

歌の出来ているものは歌って、
振付の出来ているものは踊って…
台詞だけでなく、動けるところは動いての読み。


場面稽古で何回も繰り返しているところはなんとか進んでいきますが、
ずいぶん前に稽古したところや、回数が少なかったところは、
うーん… 厳しいです。


読み終わって 作家から一言。
「おもわず笑ってしまうシーンもあるので、
もっと工夫して読んでほしい。
言い方や間などのしゃべり方に工夫をしてください。」


自分の気持ちの流れを確認できたら、
次は、相手にどう聞こえるかなどを考えて
台詞を言ってください。


「聞く」は、音として耳に聞こえてくる状態。
「聴く」は、目と耳と心で集中して 耳を傾ける状態。

同じ『きく』でも 違います。

相手の気持ちを『聴いて・感じて』
自分の気持ちを『伝える・届ける』


演出に言われたとおりに動くのでは
単なる人形です。

役者は
自分はどう感じたのか?
自分はどう表現したいのか?
考えて表現してください。

学園アイドル♪

2010年03月27日 21時44分56秒 | レッスン・練習
本日のレッスンは、ダンスと演技でした。


劇中使用する曲が徐々に振付されていきます。
今日は、トップシーン 学園アイドルたちの歌う曲です。

イメージは、
80年代のアイドル!

松枝先生に
フリフリのかわいい感じに振付けていただきました。 

かわいい曲と振付に
一番反応していたのは (私を含む)大人チームたち。

青春真っ只中の 
ピンクレディやキャンディーズ、聖子ちゃんetc
テレビの前で歌って踊っていたような振付です。

先生も
「家で振付を考えていたら、娘に笑われたのよ~♪」 だそうで
ノリノリです。(笑)

…が、
今の高校生たちには、馴染みがないのか、
単純に振付とみているようです。

そういえば、
いまのアイドルたちって
かわいい曲で歌って踊って… なんてしていなくて、
パンチのある曲が多いですもんねぇ。

もっともっと 可愛くかわいく♪
踊ってほしいんだけどなぁ。

・・・今後を期待したいです。





集中力

2010年03月21日 22時04分43秒 | 制作日誌
3月13日のレッスンの後、
『次週のレッスンには、手鏡を持ってくるように』と
各自に連絡を入れました。

20日のレッスンの時、
持ってきていたのは一人だけ…


手鏡を持ってきてもらったのは、
自分の口跡を確認してもらいたいから。

レッスン場には、壁一面の大きいな鏡があります。
が、全身が映る鏡ゆえ、自分の口元がよく見えません。

発声のときに ベチャ~とした声になる人が多いので、
今一度 手鏡で自分の口元をよく見てみましょう。

大きく口をあけているつもりでも、
(自分ではやっているつもりでも)
出来ていないのです。

演じている時も一緒です。
自分では表現しているつもりでも、
周囲(相手)に伝わっていなければ、それは表現していないのと同じ。

録音機などで自分の声を録音することも同じです。
他人にはどのように聞こえているのか?

客観的に 一歩引いた目を持って自分を見てみましょう。



先日より
出来上がった曲の楽譜を順次渡しています。

今のところ、
稽古場で 歌の稽古時間は取っていませんが、
いずれやらなければいけないことです。

指導されていないから やらないのではなく、
予習して、自分はこのように表現したい ということを考えて来てください。

役者は、自分で役作りするもの。
役者が表現してくれないと、
演出は 良いも悪いも言えません。

各々の役者がどのように感じ、
それをどのように表現するのか。

一つの役でも、役者が代われば 雰囲気も変わります。
その役者の味を出す。


最近、なんとなく集中力に欠けている気がします。

週1回しかない稽古(レッスン)です。

もっと 貪欲に
もっと 積極的に
もっと がむしゃらに…

取り組んでください。




人が多い日でした。

2010年03月20日 22時00分47秒 | レッスン・練習
本日のレッスンは、演技の時間です。


4月から立稽古に入りたいので、
なんとしても台本を最後まで通しておきたい!!

なのに、あ~!思うように進みません。
(アセラナイ、アワテナイ!)

。。。今日、
第5稿が手元にわたってから…
やっとラストまでやってきましたぁ!

(テンポよく進めるために、
 家で、もっと読み込んで来てね~!!)


今日は、見学者が多かったので、
みんなも少し緊張していたのかもしれません。


秋まで一緒にレッスンしていた
この春 高校を卒業したメンバーも 久々に顔を出してくれました。

幼いころからの夢に近づくため、
一人は、福岡代々木アニメーション・声優科へ、
もう一人は、東京・多摩美術大学造形学部映像演技科へ。

「ここでレッスンできたおかげです」と
言ってましたが、
今まで以上に厳しいレッスンが始まります。
これからが本番!
持ち前の根性で、がんばってほしいものです。


出来上がってきた曲も増えてきました。

楽譜を見ただけである程度歌えるように
各自で努力してくださいね。




素直な気持ちで。

2010年03月13日 22時30分01秒 | レッスン・練習
本日のレッスンは、
ダンスの振付と演技でした。


劇中に使用する曲も順調に仕上がってきています。


前半のダンスは、2曲目の振付。。。

前の曲と同様にヒップホップ調です。

普段動かさない部分をたくさん使い、
皆も汗をたっぷりかいて、若干バテ気味…

ふと見ると、稽古場のエアコンが 暖房 になってました。
(暑いはずです(>_<))



後半の演技の時間は、

前回の続きの場面を読み合わせます。


台本が手元に渡ってから時間がたっているのですが、
みんな、台詞をどういう風に言おうかと考えすぎのようです。

相手の気持ちを受け取って、
自分の気持ちを伝える。

演技の基本であることが、いまひとつ出来ていません。


台本を初めて手にして読んだときが 
素直に感じたものを出せていて 一番良かったように感じます。

相手の台詞を
『耳』ではなく 『心』で聞いてください。


演出がよく言うのですが、
自宅で 台詞の言い方の練習をするのではなく、
気持ちの変化を読み込んでくるのです。

週に1回の稽古なので、
稽古場では相手との呼吸を合わせることが中心になります。
稽古場だけで台本を開いていてはダメですよ~。


先週は所要で休む人が多かったのですが、
休んだ時のレッスン内容を聞いてくる人は少ないです。

自分から積極的に問い合わせをする。
自分のやるべきことは、自分で考える。自分から探す。

言われたことだけをするのでは 単なる指示待ちでしかありません。

社会において、
自分の出来ることを自分から探すのは基本的なことです。

「指示待ち」では 成長できません。



特訓!

2010年03月06日 21時28分46秒 | レッスン・練習
本日のレッスンは…

欠席者が多かったので、急きょ ダンスの特訓をしました。


(学校行事や体調具合で休むのは仕方ないのはわかります。
でも… でも…  あ~!!
稽古が進まない~!!)


ヒップホップ調の曲なので、
体のキレが要求されます。

今はまだ、振付を覚えただけで、
踊りこめていません。
どうしても、流れてしまう動きを
何度も何度も繰り返し、指摘してもらい
踊りこんでいきます。

歌も出来てきてますので、
そちらも音の確認をして、
ダンスと歌を通してみました。

全体を通すことで、
気持ちの流れも徐々に出てきます。


小さいこと(手の振りやステップなど)にも
神経を使うことが出来ることが大事。
その積み重ねです。

みんながやれることをやっている程度では
人前に立つ・舞台に立つ資格はないのですよ。

今は苦しいかも知れないけれど、
苦しい時期を乗り越えたときに
本物になれる。

すぐには出来ないけれど、
それを目指して 少しづつステップアップする。
行動を起こさないと始まらない。


思わぬ集中レッスンになりました。