都城ミュージカルクラブ(MMC) ブログ

ミュージカル劇団 平成24年4月~キッズ部新規開設♪http://www.mmc-2009.net/

舞台の上で生きるとは。。。

2012年05月27日 21時46分47秒 | レッスン・練習
今日は本科・研究生の稽古でした。

場面の通し稽古に入りたい時期なのですが、
この日は、ジュニア部・声優部の公演参加者も稽古に来たので、
大人数のシーンを主に進めました。


年明けの1月にレパ入りして、かれこれ5か月になろうとしています。

最初、キャスティング前は作品全体を掴むように、
配役されてからは、各々自分の役から作品を読み込んできました。

今までは、主要キャスト(台詞のある役)だけでの稽古でしたが、
ぼちぼち台詞のない人も、登場している場面でも、
台本に書かれていない行動などを感じて表現していってほしい時期になりました。

台本に書かれていなくても、舞台上では生きた人間が登場しているのです。
それぞれが、台詞を感じ、舞台上の時間の流れを感じて
生活している人になってほしいと思っています。


よく、『役になりきる』と言いますが、
なりきる・近づく方法は2通りあります。

一つは、役を役者の方に引き寄せる方法。
役者自身の今までの生活で感じたことを
台本の中に見つけて舞台上で表現する。

もうひとつは、役者が役に近づく方法。
その登場人物ならどう感じるのか・動くのか を考えて表現する。

演劇を始めたばかりだと、役を役者に引き寄せて演じる事が多いのですが、
それでは作品ごとに、同じような表現しか出来ません。

徐々にで構いませんので、
役に近づいていけるように努力しましょう。

今の動き・行動は、役者の気持ちですか?役の気持ちですか?

・・・まぁこれがスーッと解るようなら、
演じることでも がき苦しんだりしないんですけどね。

これがあるから演劇(役者)はおもしろいんだよな

芝居はチームワークで作るものです。

2012年05月20日 20時21分36秒 | レッスン・練習
本日は、本科・研究生の芝居の稽古でした。

ひと通り立ち位置や動きも大体決まってきましたので、
各場面、何回か流れの中での確認になりました。

ただ、
場面によっては、稽古回数の少ない所もあるので、
あとはいかに回数をこなしていくかが課題です。


例年、この時期になると
どうしても稽古内容が停滞してしまいます。
学校生活や社会生活で、
新しい環境になり、ほっと一息する頃なのか、
いろいろと忙しい事が出てくる時期なのか、
稽古・レッスンを欠席する人がちらほら・・・
稽古の方も、話の流れやするべき事がわかってきた時期なので
新たな発見も少なく、どうしても惰性に流されてしまうようです。

今までならば、個人的なレッスン・稽古も多かったので
それでも大丈夫だったのですが、
そろそろ 立ち稽古も終盤、
まもなく通し稽古に入ろうかという時期には、それでは困るのです。

芝居はチームワークで行うもの。
出番が少なくても、その人がいなければ稽古が出来ないのです。

自分の稽古が出来ないのは仕方がないが、
相手役にも迷惑をかけるのです。
体調が悪い場合でも、
その日の稽古内容がわかるように稽古場の顔を出すだけでも違います。


公演本番まで3カ月を切りました。
(ひえ~!)

今一度、気合いを入れなおして
頑張りましょう♪

彫刻?!

2012年05月19日 16時11分18秒 | レッスン・練習
昨日18日のジュニア部のレッスンは、
『彫刻』をしました。

・・・稽古(レッスン)場で彫刻??
二人ひと組になって、一人(彫刻する人)が自分のイメージしたポーズを、
もう一人の体を使って表現します。

何かスポーツをしているところとか、
楽しいや悲しいといった感情を表現するのです。

言葉で伝達すると簡単なので、彫刻する人は無言で相手の体を動かします。
動かされている人は、相手が何を考えているのか想像しながらポーズをする。

まず、その動きをさせるために、
日常的に動きを観察出来ているのかどうか。
その動きをするために、体をどのように動かせばいいのか?
その動きが客観的に見て、その行動に見えるのか? などなど・・・

自分のイメージを自分で表現するのは比較的簡単なのですが、
他人の体をつかって動かすので、難しかったようです。


何回かするうちに、
突拍子のない動きをさせられて笑いだしたり、
どう見ても、その動きに見えないとブーイングが出たりで、
稽古場は笑いに包まれていました。


気持ちのままに、素直に動く。

2012年05月13日 22時43分59秒 | レッスン・練習
昨日、5月12日の集中レッスンに引き続き、
本日13日は本科・研究生の稽古でした。


12日の集中レッスンは、主にジュニア部・声優部に向けたダンスと歌のレッスン。
前回の集中レッスンで、だいたいの振付は覚えられたようだったので、
今回はさらにグレードアップさせるためのレッスンでした。

細かい所を繰り返し、気になる所を止めながら・・・何度もやり直す。

その甲斐あって、13日の稽古は、ダンスバッチリ!


今日13日の作品の稽古にも、
ジュニア部・声優部が参加していましたので、
生徒や妖精たちの登場場面を中心に稽古を進めました。

舞台狭しと大勢の役者が登場しているので、
まずは立ち位置や登退場の位置確認。

登場している場面の流れを感じながら、動いていきます。


そろそろ立ち稽古も終盤に入ってきました。
次回辺りからは、もっとスムーズに稽古が進むといいのですが。。。


どの場面も、
相手の気持ちを感じながら、自分の気持ちを伝える。

感じたままを表情に、動きに、
素直に動ける事が大切です。

稽古場では、周りの目等を気にせずに、動いてみてください。
間違ってもいいんだよ。間違うための稽古なんです。
ただ・・・
同じ間違いを繰り返さないように、
一歩づつ前進させられるように、役に向き合ってみてください。

(休憩時間などに台詞遊びが出て来ないので、まだまだ役になりきれていないようだなぁ・・・。)

北原白秋 「あいうえおのうた」

2012年05月11日 23時21分58秒 | レッスン・練習
11日のジュニア部のレッスンは、
「あいうえおのうた」の読みなどの滑舌でした。

北原白秋は、大正時代~昭和初期の詩人・童謡作家ですが、
「まちぼうけ」「ゆりかごのうた」など、子どもたちにもなじみのある童謡の作詞もしています。
その北原白秋が五十音をつかった詩も作っていて、アナウンサーや役者の発声練習に使われています。

我がMMCでも、この題材を発声練習に使っています。

『あめんぼ 赤いな あいうえお・・・』 と 
大きな声で、同じテンポ、同じリズムで発声します。

口の準備体操になるので、いつも以上にゆっくりと大きく口をあけて発声するように心がけます。


このブログを書くために、北原白秋の事を調べてみてビックリ!
今の今まで「あいうえおのうた」だと思っていたけど、
正式タイトルは『五十音』と言うのだそうです!

思い込みって恐ろしい・・・
たまにはわかっている事でも調べてみるもんです。。。


声優部だけどダンスのレッスン。

2012年05月08日 23時44分46秒 | レッスン・練習
8日の声優部・初級のレッスンは、
ダンスでした。

声優は、通常、声のみの演技なのに、
体を使うダンスをするの~?って思う人もいるでしょうが、
声優だからこそ、ダンスが必要なんですよ。

マイクワーク(声を録音する時のマイクの立ち位置や移動の仕方)では、
素早い動きが必要となりますし、
テンポのある台詞の時には、リズム感も必要なのです。

この日のダンスのレッスンには、
本科・研究生のご指導を頂いている松枝先生に来て頂きました。

まずは、体のほぐし方。
首→肩→胸→腰を部分ごとに動かしてほぐしていきます。

次に、バレエ基礎である1番~5番のポジションでのプリエ。
股関節を動かします。
重心を引き上げつつ、屈伸運動をするのは普段の生活では絶対しない事ですよね。
太もも辺りにいらない力が入り、動きがギクシャクしていました。

最後に、簡単なステップを
音楽に合わせて動きます。

これだけでみんな汗だくでした。

(たぶん明日には筋肉痛だな・・・)



バレエの振付

2012年05月05日 00時38分46秒 | レッスン・練習
4日は、キッズ部とジュニア部のレッスンでした。

連休のど真ん中、欠席の人もいるかなぁ~と思っていましたが、
全員参加!(優秀ですぅ~)


ジュニア部のレッスンは、ダンスです。
柔軟やバレエ基礎で体をほぐします。

首だけ、肩だけを動かしてほぐしていくのですが、
体の部分だけを動かす事って日常生活ではほとんどありません。

首を傾けるだけでも、一緒に肩も動いたり、
腰を左右に動かすときにも、上体がついつい動いていたり・・・

意識して体の一部分だけを動かすことで、
ダンスなどのときに、キリリとした動きになるのです。

背筋を伸ばした姿勢は 見ていてとても気持ちがいいものです。
重心を引き上げ、肩を広げて立つ姿勢は、頼もしささえ感じます。


舞台人の基本はバレエです。

いつも、レッスンの後半はダンスの振付をしているのですが、
ここしばらくはヒップホップが続いていた事もあり、
この日は バレエ(モダンバレエ)の振付です。

スローな曲調だからこそ、
丁寧な動きが要求されます。

足先、指先まで意識を届けて
伸びやかに踊る姿は美しい~♪
みんなの成長が楽しみです。

標準語アクセントの法則

2012年05月02日 08時17分37秒 | レッスン・練習
1日の声優部・初級は、標準語アクセントをしました。

声優たるもの、原稿を渡されたら、すぐに読めなくてはいけません。
(アナウンサーも同じですが…)

標準語で書かれている原稿は、標準語で、
方言で書かれているものは、その地方の方言で・・・

標準語で書かれているのに、方言のイントネーション・アクセントで読むのは間違いです。

『・・・でも 標準語のアクセントを全部覚えるのは大変だし。。。』
大丈夫です!

アクセントにも法則があるのです。
その法則にのっとって発音すれば、およその言葉は標準語で読めます。
ただ・・・ この法則、6割程度しかカバー出来ていないのですが。。。
やみくもに高低がわからないよりは、目安にはなります。

それに、アクセント辞典の使い方が分かれば、詳しくは辞典で探すこともできます。

初級では、この標準語アクセントの基本を学びます。


アクセントの初日は、平板・起伏の違いから。。。
標準語は、必ず1音目と2音目の音が違うのです。
(1音目と2音目が同じの場合、それは・・・方言です。)

「今まで自分が話していた言葉が
実は方言のイントネーションだったんだ」・・・と、理解することが大切です。

違いが分かれば、治す事が可能ですし、
自分が育った地方以外の方言を話す事も可能になるのです。

講義を聞いているメンバーの頭上には『?』 が一杯飛んでいました。

・・・気長に学んでいきましょうね~。