劣化ウラン弾

ザ・スクープスペシャル（テレビ朝日）

長野智子氏の取材でした。

前半はベトナム戦争時のダイオキシン。
ベトナム戦争に於ける枯葉剤（ダイオキシン）被害に対しての米国のダブルスタンダード（二重基準）はベトナム帰還兵に対する被害補償・待遇と、ベトナムに対する因果関係を認めぬ門前払いによく現れていました。
米国のメディアはベトナムのダイオキシン被害を全く無視しているようです。

ベトナム戦争終戦後３０年経った今でも被害者を増やし、苦しめて居り、本当に「静かなる虐殺」と呼べるよう悲惨なものでした。

後半のイラク劣化ウラン問題。
「劣化ウラン弾」と「湾岸症候群」の因果関係の立証が、科学的知識が無い私には今一でした。
終戦後に生まれた湾岸ベイビーの先天的障害率は６７％に達すると言われるそうですが数字の根拠を示して貰いたかったですね。

充分に怪しさは伝わって来ましたが、決定打に欠けましたね。