犯人の小林泰剛は2001年9月にも、知り合った複数の女性を江別市内にあった自宅に監禁。傷害罪などで起訴され、懲役3年、保護観察付き執行猶予5年の有罪判決を受けた。いずれの監禁事件でも、自分を「ご主人様」と呼ばせて首輪や鎖で女性をつなぐほか、激しい暴力・性的暴行を加えていたが示談が成立していた。
複数の女性と結婚、離婚を繰り返していた。
2004年3月ごろから、インターネットで知り合った当時18歳の少女を3カ月以上にわたり、都内のホテルや自宅などで監禁し、暴行を繰り返していた。
少女は、小林容疑者の部屋の中で監禁されていたが、犬用の首輪とともに鎖でつながれていたという。
少女は監禁されていた小林容疑者の部屋で、玄関のドアノブに犬のように鎖につながれていたという。
2004年3月、青森保護観察所に届け出ないまま東京に転居。
2004年5月に担当弁護士は犯人の小林泰剛宅を訪れている。
少女は2004年6月、監禁生活104日目に犯人の小林泰剛が電話中にすきを見て部屋から脱出した。
2004年8月から12月にかけて、コスプレのイベントで知り合った女性を、足立区や世田谷区のマンションで首輪を付けるなどして監禁していた疑いがあり、さらに、小林容疑者はこの女性に無理矢理、婚姻届を書かせて結婚していた。
犯人の小林泰剛が就職もせず、生活費の心配もなく東京や北海道で連続して犯行を繰り返し行なえたのも実家が青森県・五所川原市の資産家だったからである。
このような結果は家庭環境、親の責任が極めて大きい。
そして、性犯罪に対する法制度の甘さ、保護観察所、担当弁護士の認識の甘さは攻められてもしかたないだろう。
犯人の小林泰剛は再犯の可能性が極めて大きい。
政府には性犯罪者への再犯防止対策を早急に実施して頂きたいものです。
少女監禁 小林泰剛容疑者、東京と北海道で同じ手口(mainichi)
〔東京都足立区で少女が約3カ月監禁された事件で、札幌市中央区の無職、小林泰剛容疑者(24)は、少女を監禁するためにマンションを借り、犬用の首輪や鎖などを事前に購入していたとみられることが警視庁捜査1課の調べで分かった。02年に北海道警に逮捕された事件でも、少女を自宅に連れ込んで同居させ、「見張り役がいる」などと脅して暴行していた。同課は、小林容疑者が少女を監禁する目的で上京し、同様の事件を繰り返したとみて追及している。
調べでは、小林容疑者は昨年2月、チャットで兵庫県赤穂市の無職の少女(当時18歳)と知り合い、数回のやり取りをした後、バレンタインデーにチョコレートを贈ってもらったころから態度をひょう変させた。「やくざを送り込むぞ」などと脅して同年3月上旬上京させた。足立区内のマンションは同月5日に申し込み、1週間後に入居。同時期に近くのホームセンターで中型犬用の首輪と鎖を購入し、同月8日から104日間、渋谷区内のホテルや自宅マンションに監禁していた。「ご主人様」と呼ばせ、度々殴るなど暴行を加え、犬の首輪を付け逃げられないようにしていた。
小林容疑者は02年、北海道江別市の当時の自宅に同居させていた21歳と19歳の女性に対する監禁容疑で逮捕され、傷害罪などで起訴された。札幌地裁の公判で、「ハーレムをつくる」などと言って複数の女性と同居し、日常的な暴行で女性を服従させたことが明らかになった。また、女性を監禁・暴行するパソコンゲームにも熱中し、複数の女性と結婚、離婚を繰り返していたという。
札幌地検は「同種再犯に及ぶことは必至」として懲役4年を求刑。札幌地裁は03年8月、「根深い粗暴な性癖、常習性がうかがえる」と指摘しながらも示談が成立していることを考慮し、懲役3年、保護観察付き執行猶予5年の判決を言い渡した。【長谷川豊】
◇被害少女、首輪をポケットに弁当店に駆け込む
「追われているんです。助けてください。タクシーを呼んでください」--。昨年6月19日午後10時半ごろ、弁当店の勝手口から入ってきた少女は、泣きながら訴えたという。ボロボロの服にしみだらけのスカート姿で、ひもを持つ手が震えていた、と同店関係者は言う。店員がタクシーを乗せた際には、少女は手に1万円札を握り締めていた。「その後どうなったか心配していたが、監禁されていたと知って震えた。タクシーに乗せてあげたことで助かったのなら本当に良かった」と話している。
監禁されていたマンションは2LDKで家賃12万円程度。弁当店から約100メートルの場所にある。
警視庁捜査1課によると、少女は弁当店に駆け込んだ際、首輪をポケットに入れていたという。衰弱が激しく、母親は「一回り小さくなり、頭頂部が薄くなった」と話している。現在もストレスが原因とみられる胃腸の病気に悩まされ、PTSD(心的外傷後ストレス障害)の疑いがあるという。【鈴木泰広】〕
保護観察中に無断転居=監禁事件直前、青森から-小林容疑者(時事通信)
〔無職少女が東京都内で約3カ月間監禁された事件で、保護観察中だった無職小林泰剛容疑者(24)が事件直前の昨年3月、青森保護観察所に届け出ないまま東京に転居していたことが12日、分かった。
同保護観察所などによると、小林容疑者は2003年8月、別の女性に対する傷害罪などで懲役3年、保護観察付き執行猶予5年の判決を受けた。その後、同容疑者は青森県五所川原市の実家に戻り、定期的な保護観察を受けていた。
保護観察中に転居する場合は、事前に保護観察所長に届け出ることが義務付けられているが、小林容疑者は昨年3月に無断で上京。少女の監禁場所となった東京都足立区のマンションに引っ越していた。〕
18歳少女を3カ月監禁、男を逮捕(JNNニュース)
〔当時18歳の少女をホテルや自宅におよそ3カ月にわたって監禁していたとして、無職の男が警視庁に逮捕されました。男は、少女の首に犬の首輪をつけて鎖でつなぎ、「ご主人様」と呼ばせていました。
12日未明、警視庁に連行された小林泰剛容疑者(24)。去年3月から3か月以上にわたって、当時18歳の少女を渋谷区内のホテルや足立区の自宅マンションなどで監禁した疑いが持たれています。
小林容疑者は、少女の首に犬の首輪をつけて鎖でつなぎ「ご主人様」と呼ばせていました。そのうえで殴ったり蹴るなどの暴行のほか、性的暴行も加えていました。
長期に渡る監禁後、隙をみて逃げ出した少女。助けを求めた先は近くの弁当店でした。
「『追われているんで助けて下さい。タクシー呼んで下さい』と言われたので、店員がタクシーを呼んで逃がした」(少女が助けを求めた店の店長)
少女は頻繁に髪の毛をひっぱられたために頭の上の部分の髪の毛が薄くなっていました。衰弱も激しかったといいます。
調べに対し小林容疑者は「覚えていない」「意味が理解できない」などと容疑を否認。警視庁は朝から、札幌市にある小林容疑者の自宅を家宅捜索し、裏付け捜査を進めていますが、別の女性を監禁していた疑いが関係者の証言でわかったのです。ある男性に助けを求めたのは都内に住む20歳代の女性。今回の事件直後の去年8月から12月にかけて、小林容疑者に監禁されたというのです。
調べによりますと、小林容疑者は去年8月、いわゆるコスプレのイベントでこの女性と知り合いました。その後、足立区や世田谷区のマンションで首輪を付けるなどして監禁していた疑いがあるということです。さらに、小林容疑者はこの女性に無理矢理、婚姻届を書かせて結婚していました。
小林容疑者は青森県・五所川原市の資産家の家に生まれました。希望した高校の受験に失敗、公立高校を転々としました。4年前には北海道・江別市の自宅で2人の女性に対し同じように殴ったり性的暴行を加える事件を起こしていて懲役3年、保護観察付き執行猶予5年の有罪判決を受けていました。〕
複数の女性と結婚、離婚を繰り返していた。
2004年3月ごろから、インターネットで知り合った当時18歳の少女を3カ月以上にわたり、都内のホテルや自宅などで監禁し、暴行を繰り返していた。
少女は、小林容疑者の部屋の中で監禁されていたが、犬用の首輪とともに鎖でつながれていたという。
少女は監禁されていた小林容疑者の部屋で、玄関のドアノブに犬のように鎖につながれていたという。
2004年3月、青森保護観察所に届け出ないまま東京に転居。
2004年5月に担当弁護士は犯人の小林泰剛宅を訪れている。
少女は2004年6月、監禁生活104日目に犯人の小林泰剛が電話中にすきを見て部屋から脱出した。
2004年8月から12月にかけて、コスプレのイベントで知り合った女性を、足立区や世田谷区のマンションで首輪を付けるなどして監禁していた疑いがあり、さらに、小林容疑者はこの女性に無理矢理、婚姻届を書かせて結婚していた。
犯人の小林泰剛が就職もせず、生活費の心配もなく東京や北海道で連続して犯行を繰り返し行なえたのも実家が青森県・五所川原市の資産家だったからである。
このような結果は家庭環境、親の責任が極めて大きい。
そして、性犯罪に対する法制度の甘さ、保護観察所、担当弁護士の認識の甘さは攻められてもしかたないだろう。
犯人の小林泰剛は再犯の可能性が極めて大きい。
政府には性犯罪者への再犯防止対策を早急に実施して頂きたいものです。
少女監禁 小林泰剛容疑者、東京と北海道で同じ手口(mainichi)
〔東京都足立区で少女が約3カ月監禁された事件で、札幌市中央区の無職、小林泰剛容疑者(24)は、少女を監禁するためにマンションを借り、犬用の首輪や鎖などを事前に購入していたとみられることが警視庁捜査1課の調べで分かった。02年に北海道警に逮捕された事件でも、少女を自宅に連れ込んで同居させ、「見張り役がいる」などと脅して暴行していた。同課は、小林容疑者が少女を監禁する目的で上京し、同様の事件を繰り返したとみて追及している。
調べでは、小林容疑者は昨年2月、チャットで兵庫県赤穂市の無職の少女(当時18歳)と知り合い、数回のやり取りをした後、バレンタインデーにチョコレートを贈ってもらったころから態度をひょう変させた。「やくざを送り込むぞ」などと脅して同年3月上旬上京させた。足立区内のマンションは同月5日に申し込み、1週間後に入居。同時期に近くのホームセンターで中型犬用の首輪と鎖を購入し、同月8日から104日間、渋谷区内のホテルや自宅マンションに監禁していた。「ご主人様」と呼ばせ、度々殴るなど暴行を加え、犬の首輪を付け逃げられないようにしていた。
小林容疑者は02年、北海道江別市の当時の自宅に同居させていた21歳と19歳の女性に対する監禁容疑で逮捕され、傷害罪などで起訴された。札幌地裁の公判で、「ハーレムをつくる」などと言って複数の女性と同居し、日常的な暴行で女性を服従させたことが明らかになった。また、女性を監禁・暴行するパソコンゲームにも熱中し、複数の女性と結婚、離婚を繰り返していたという。
札幌地検は「同種再犯に及ぶことは必至」として懲役4年を求刑。札幌地裁は03年8月、「根深い粗暴な性癖、常習性がうかがえる」と指摘しながらも示談が成立していることを考慮し、懲役3年、保護観察付き執行猶予5年の判決を言い渡した。【長谷川豊】
◇被害少女、首輪をポケットに弁当店に駆け込む
「追われているんです。助けてください。タクシーを呼んでください」--。昨年6月19日午後10時半ごろ、弁当店の勝手口から入ってきた少女は、泣きながら訴えたという。ボロボロの服にしみだらけのスカート姿で、ひもを持つ手が震えていた、と同店関係者は言う。店員がタクシーを乗せた際には、少女は手に1万円札を握り締めていた。「その後どうなったか心配していたが、監禁されていたと知って震えた。タクシーに乗せてあげたことで助かったのなら本当に良かった」と話している。
監禁されていたマンションは2LDKで家賃12万円程度。弁当店から約100メートルの場所にある。
警視庁捜査1課によると、少女は弁当店に駆け込んだ際、首輪をポケットに入れていたという。衰弱が激しく、母親は「一回り小さくなり、頭頂部が薄くなった」と話している。現在もストレスが原因とみられる胃腸の病気に悩まされ、PTSD(心的外傷後ストレス障害)の疑いがあるという。【鈴木泰広】〕
保護観察中に無断転居=監禁事件直前、青森から-小林容疑者(時事通信)
〔無職少女が東京都内で約3カ月間監禁された事件で、保護観察中だった無職小林泰剛容疑者(24)が事件直前の昨年3月、青森保護観察所に届け出ないまま東京に転居していたことが12日、分かった。
同保護観察所などによると、小林容疑者は2003年8月、別の女性に対する傷害罪などで懲役3年、保護観察付き執行猶予5年の判決を受けた。その後、同容疑者は青森県五所川原市の実家に戻り、定期的な保護観察を受けていた。
保護観察中に転居する場合は、事前に保護観察所長に届け出ることが義務付けられているが、小林容疑者は昨年3月に無断で上京。少女の監禁場所となった東京都足立区のマンションに引っ越していた。〕
18歳少女を3カ月監禁、男を逮捕(JNNニュース)
〔当時18歳の少女をホテルや自宅におよそ3カ月にわたって監禁していたとして、無職の男が警視庁に逮捕されました。男は、少女の首に犬の首輪をつけて鎖でつなぎ、「ご主人様」と呼ばせていました。
12日未明、警視庁に連行された小林泰剛容疑者(24)。去年3月から3か月以上にわたって、当時18歳の少女を渋谷区内のホテルや足立区の自宅マンションなどで監禁した疑いが持たれています。
小林容疑者は、少女の首に犬の首輪をつけて鎖でつなぎ「ご主人様」と呼ばせていました。そのうえで殴ったり蹴るなどの暴行のほか、性的暴行も加えていました。
長期に渡る監禁後、隙をみて逃げ出した少女。助けを求めた先は近くの弁当店でした。
「『追われているんで助けて下さい。タクシー呼んで下さい』と言われたので、店員がタクシーを呼んで逃がした」(少女が助けを求めた店の店長)
少女は頻繁に髪の毛をひっぱられたために頭の上の部分の髪の毛が薄くなっていました。衰弱も激しかったといいます。
調べに対し小林容疑者は「覚えていない」「意味が理解できない」などと容疑を否認。警視庁は朝から、札幌市にある小林容疑者の自宅を家宅捜索し、裏付け捜査を進めていますが、別の女性を監禁していた疑いが関係者の証言でわかったのです。ある男性に助けを求めたのは都内に住む20歳代の女性。今回の事件直後の去年8月から12月にかけて、小林容疑者に監禁されたというのです。
調べによりますと、小林容疑者は去年8月、いわゆるコスプレのイベントでこの女性と知り合いました。その後、足立区や世田谷区のマンションで首輪を付けるなどして監禁していた疑いがあるということです。さらに、小林容疑者はこの女性に無理矢理、婚姻届を書かせて結婚していました。
小林容疑者は青森県・五所川原市の資産家の家に生まれました。希望した高校の受験に失敗、公立高校を転々としました。4年前には北海道・江別市の自宅で2人の女性に対し同じように殴ったり性的暴行を加える事件を起こしていて懲役3年、保護観察付き執行猶予5年の有罪判決を受けていました。〕