読書記録

とりあえず、読了本をあげていくつもりです。
…もしかしたら、映画とか、ゲームとかまで…たどりつくのかww

ジョナサン・キャロル

2006年07月19日 | ファンタジー
オンライン書店ビーケーワン:黒いカクテル

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◆「黒いカクテル」

 ジョナサン・キャロルの短編集。
 ダークファンタジーの本領発揮って感じです。

 「パニックの手」と本当は合わせて1冊なんだそうで。前後で分けてしまったのか、中身を選んで分けたのか、知りようがないけど、分けて成功してます。
 つまり、「黒いカクテル」の方が、ダークでファンタジー。(「パニックの手」は比較すれば、SF的で文学的だ)
 今回の解説は、桜庭一樹氏で「ほんとうにあぶない本は最初の一行でわかる、と思う」と述べてますが、も、その通りです。最初の一行の濃縮っぷりがすごい。読んだ瞬間に別次元に飛ばされる感じ。
 うん、キャロルはこの異空間にむりやり放り込まれる、この感覚がくせになるんだろう。

 ああ、おもしろかった。


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