読書記録

とりあえず、読了本をあげていくつもりです。
…もしかしたら、映画とか、ゲームとかまで…たどりつくのかww

ディナーラッシュ

2005年09月24日 | DVD
ディナーラッシュ ~スペシャル・エディション~
★★★★☆☆☆

 イントロダクション:

冬のニューヨーク、トライベッカ。イタリアン・レストラン“ジジーノ”のオーナー、ルイは、長年のビジネスパートナー、エンリコがギャングに殺害されたことを知り気分が滅入っていた。もう一つルイを悩ませていたのは、彼の息子ウードの存在。イタリア帰りのこのチーフ・シェフは、ルイの反対を押し切り、伝統的な家庭料理で街の人々に愛されてきたこの店を、おしゃれな人々が集うトレンディ・レストランへと変えてしまったのだった。やがて日が沈み、今日もまた厨房もフロアも様々な思惑が錯綜する<ディナーラッシュ>の時間がやって来た。しかし、今日はいつもとどこか様子が違っていた……。


 長い前置きがあって(前置きが終わってから、タイトルが流れますww)レストランの一晩になる。時間が短い故に、説明不足なところがないわけじゃないけど、まぁそこはノリで理解ってことで。
 最後まで、しっかり作りこんであって面白かった。
 ただし、空腹の時は見ないほうがいいと思うよww

岩井志麻子

2005年09月24日 | ホラー(邦人)
合意情死(がふいしんぢゆう)
◆「合意情死」

 明治大正あたりの岡山を舞台にした、小市民の悲喜こもごも。

 上手いなと思わせるところはあるんだが、小市民を書くからって小粒になることもあるまい。去年だったか「このミス」のインタビューで、岡山に、農作物を一杯作るんだけどどれも小さい、みたいな言葉があって、自分のことをそんな風に語っていたけど、言いえてると思ってしまう。まぁ、そんな風に自分のことを冷静に見ているところが、岩井志麻子のすごいところなんだろうけど。

岩井志麻子

2005年09月24日 | ホラー(邦人)
黒焦げ美人
◆「黒焦げ美人」

 妾暮らしをしていた姉が、殺され家に放火された。
 妹から見た姉と、その事件の真相。
 
 なんつーか、カタルシスがないです。帯には岩井版「冷血」と呼ぶべき力作長編、とあるんだけど、それはカポーティに悪かろうよ。まぁ、岡山で実際に起こった事件を取材してなんだろうけど、事実(?)というものが枷になってる気がする。「夜啼きの森」でも似たようなこと思ったけど。
 ともあれ、なんともいえない中途半端感ばかりが残るのであった。

プリティプリンセス2

2005年09月24日 | DVD
プリティ・プリンセス 2 ロイヤル・ウェディング 特別版
★★★☆☆☆☆

 イントロダクション:

冴えない女子高校生だったミアが、ヨーロッパの小国、ジェノヴィア国のプリンセスであることが判明してから5年。ジェノヴィア国へとやってきらミアは、夢のような豪華な暮らしに心浮かれていた。ところが、21歳となった彼女を衝撃の事実が待っていた。なんと、彼女が王位を継承するためには30日以内に結婚しなければならないと言うのだった。さっそく、戸惑うミアをよそに、婿選びは急ピッチで進められていくのだったが…。


 1は、めちゃ面白かったですよ。
 2はねぇ…。
 なんつーか、ミアの成長っつーものがきちんと描かれてないのが不満。豪華衣装と雰囲気等などでごまかしてる気がします。
 ま、ジュリーアンドリュースがよかったからいいけど<をい
 ええ、これは前作同様、ジュリーを見る映画です。
 ジュリー扮する女王とボディーガードとの大人な恋愛は、色っぽかったです。
 うん、そうだね、全体的にピントが絞れてないっていうのが1のように面白くなかった原因なんだろう。と、お相手役も????だったしね。

鋼の錬金術師 1~11

2005年09月15日 | コミック
オンライン書店ビーケーワン:鋼の錬金術師(ガンガンコミックス) 全11巻
◆「鋼の錬金術師」1~11

 まだ連載中なので、取り上げるのもどうかと思うけど、ひとまず「大人買い」した記念に<をい
 6巻までを以前に借りて読んでいた。アニメも見ていた。
 そのあたりまでは、さほど世界観も違ってないように感じていた。が、こーなってるんですか!!
 コミック派の人が、アニメをあーだこーだ言うのも、よーーっくわかりました。
 けれど、私はあれはあれでOKかと。つか、公式でアニパロ、しかも、パラレルやってるよーなもんだ<をい
 なんだかんだとアニメ好きで、DVD揃えちゃったバカですが、コミックもすごーーくよくて、とっても幸せです。うん、すっごい幸せww
 それにしても、大佐はどこまでいっても、大佐ですなぁ。あの微妙なヘタレ具合は、かーなーりーツボですww
 でも、一番ご贔屓はホーエンハイムパパww あの中途半端な髪がたまりません<をい

プリティ・プリンセス

2005年09月15日 | DVD
プリティ・プリンセス
★★★★★☆☆

イントロダクション:

内気でドジでルックスもイマイチな高校生のミア。そんな彼女がまともに話のできる相手は親友のリリーとその兄のマイケルぐらい。憧れのジョシュに気持ちを打ち明けることなんてとうていできない。そんなミアにある日、驚くべき事実が告げられる。それは、ミアがジェノヴィア国のプリンセスで唯一の王位継承者だというもの。目立つことが大のニガ手の彼女はすっかりパニック状態。一度は王位継承権を放棄しようとするが、女王の提案でヽ週間後の舞踏会まで極秘でプリンセス教育を受け、その段階でミア自身が選択することになるのだが……。


 ジュリーアンドリュース見たさに、借りました。
 素晴らしい。ジュリーアンドリュースは、最高です。
 あの気品と、ユーモア。そして美しさ。主人公の祖母、王国の女王役ですが、こーいう役をできるのは、今はジュリーアンドリュースしかいないですね。
 映画自体も、面白かったです。
 まぁ、主人公のサエなさとか、メガネを取ったら美人とか、すっごいステレオなんだけど、ジュリーと運転手役、そしてミアの母親役の3人で、びしっとしめてるので、あんまり気にならなかった。プリティーウーマンの監督だそうで、プリティーウーマンの時もそうだったけど、この監督、脇役の使い方が上手い。脇役がしっかりしてるから、御伽噺がリアルティを持つって、よーーーっくわかってらっしゃる。
 2が、楽しみだ!
 

ダイアン・チェンバレン

2005年09月06日 | 文学ww 翻訳
癒しの木

◆「癒しの木」
 出産の事故で植物状態になった親友の夫の子供を妊娠してしまった主人公。彼女の苦悩と、彼女が生まれた時命を救った「癒し手」の持ち主の話。
 親友も好き。そしてその夫も愛している、そのジレンマが切なかった。好意や善意とか、プラスの気持ちしかなくても、つか、そういう気持ちだけだからどうにもならない八方塞になることだってある。
 切ない。
 「癒し手」の彼女も、双子の姉妹の幼少の頃からのことが語られるのだけど、これもまた切ない。
 オチはなんとなく想像がつくんだが、それが目の前に出てきたら、想像を超えて切なかった。
 チェンバレン、前作の「勇気の木」もよかった。が、○○の木って続くのはどうなんだろうねぇ。シリーズものならいいけど、全く関係がない話同士なのに。
 ちょっとそのへんを心配している<をい

トレヴェニアン

2005年09月06日 | ミステリー(翻訳)
ワイオミングの惨劇

◆「ワイオミングの惨劇」
 ワイオミングが準州から正式の州になった頃、炭鉱と町の間の小さな街を舞台にした、西部劇っぽい話。
 この作者、めったに作品書かない、そんでもってものすごい覆面作家なんだそうで。しかも、1作1作で作風を全くかえてくるらしい。テクニシャンってことですか?
 中盤までが、なかなかのれなくて(もともと、西部劇みたいなの好きじゃないので)しんどかったが、中盤以降がすごかった。特に、事件が終わったあとがね。ふっと、テンション落とされて、うむ、って思ったらまたじわじわと。最後の1行まで、本当にすごかった。
 しかし、この邦題はどうなんだろうねぇww

ゴッドandモンスター

2005年09月06日 | DVD
ゴッド・アンド・モンスター

★★☆☆☆☆☆
 イントロダクション:
「フランケンシュタイン」と「フランケンシュタインの花嫁」で名を馳せながら、謎の死を遂げたジェームズ・ホエール監督に焦点を当てた、繊細かつも重厚なる人間ドラマ。過去の栄光にすがることなく余生を過ごす老人の前に現れた庭師の逞しき青年。ゲイである老人は彼に惹かれながらも、自らの人生の終止符を打つために彼を利用する……。


 イアン・マッケラン(ロードオブザリングのガンダルフ)の演技がすごすぎて…。あとがかすみます。つか、落差が激しすぎて何がいいたいのかよくわらかなくなってる。も、これはイアン・マッケランの演技を堪能する映画です。うむ。一人芝居、つか、舞台の方が向いてるかもね。
それにしても、ラストが???なのだ。
 これでいいのかねぇ。こんなオチで。
 なんか、自分が頭悪くなったよーな気がしてしまうラストだった。