読書記録

とりあえず、読了本をあげていくつもりです。
…もしかしたら、映画とか、ゲームとかまで…たどりつくのかww

DVD CASSHERN

2006年01月22日 | DVD
CASSHERN
★★
イントロダクション:

宇多田ヒカルのミュージッククリップで知られる新鋭のクリエイター・紀里谷和明監督による同名コミックの映画化。世界が大亜細亜連邦共和国とヨーロッパ連合に分断された時代を舞台に、人類を救済するために誕生した“新造人間”の活躍を描く。

そこは現代の世界とは全く異なる歴史を歩んできた世界。大戦は50年も続き、世界は大亜細亜連邦共和国とヨーロッパ連合という2つの陣営に分断されていた。戦いは大亜細亜連邦共和国の勝利に終わるが、人心は荒廃し、様々な後遺症と荒れ果てた大地だけが残った。そんな中、東博士は重い病に苦しむ妻を助けたい一心で、人間のあらゆる部位を自在に造り出す“新造細胞”理論を構築する。やがて、それを私欲のために利用しようとする軍関係者の援助で始められた実験は、博士の思惑を超え、“新造人間”なる新生命体を生み出してしまうのだった…。


 「脚本家、出て来い!!」
 公開時、見に行った友人が言っていた。でもって、そのとおりだと思った。
 映像はすばらしいのよ。美しいし、リアルがないようでリアルで、廃頽的な部分もあって、すごいいいのよ。ゆえに、脚本のだめっぷりが目立つ。
 そもそも、話をへんに変えすぎ。「たった一つの命を捨てて…」なのに、捨ててないじゃん。でもって、いったい何が、誰が悪いのか、そーいう部分を考えさせようとしてるんだろうけど、これではあまりにも渾然としすぎて訳がわからない。
 と、キャシャーンのボディースーツが美しくない<怒
 なんか、このへんで制作費足りなくなりましたって感じがしたですよ。「デューン砂の惑星」(D・リンチ監督)のボディスーツの方が断然美しい。うーん、映像美っても、考えてみたら「砂の惑星」には負けてるかも。
 と、個人的には主役の子より、要くんが主役やったら美しかったのになってww 要くんの方が、ボディスーツ似合うと思うよ。ああ、要くんで作ったら背が高すぎて制作費オーバーするのか<をい
 でも、ルナのはくのに何分かかるんだ?ってブーツはよかったです。ルナは、全体的によかったな。

DVD ブラス!

2006年01月22日 | DVD
ブラス!
★★

 
イントロダクション:

1917年に炭坑夫の余暇活動として結成されたバンド、グライムソープ・コリアリー・バンドの実話をヒントに映画化。崩壊してゆくコミュニティーを舞台に、音楽と共に生きる歓びと、友情に支えられた人生の素晴らしさを感動的に描く。ピート・ポスルスウェイト、ユアン・マクレガー出演。炭坑閉鎖に揺れる街。人々は生きる希望を失いかけていた。そんな時、彼らに勇気と希望を与えてくれたのが音楽だった。炭坑夫の仲間たちで結成された伝統あるバンドは、街と自分たちの誇りを賭けて全英大会に出場し、決勝大会が開催されるロイヤル・アルバートホールを目指す。


 イギリスには、炭鉱話ってジャンルがあるのか?
 物語の背景は、「フルモンティ」や「リトルダンサー」と同じような感じです。まぁ、それだけイギリスにおいて、炭鉱が重要な位置を占めていたかってことなんだろうけど。
 しかし、こんなに練習しないのに、この結果ってOKなの?
 なんつーか、中途半端感が最後までぬぐえませんでした。つか、いろいろヘンだろってつっこみいれたいところ満載で。実話ってことだけど、よーするに「真実は奇なり」ってことか<をい

DVD ホワイト・オランダー

2006年01月04日 | DVD
ホワイト・オランダー
★★★

 イントロダクション:

15歳の少女アストリッドは母イングリッドと2人だけで暮らしていた。父を知らないアストリッドにとって美しいが気が強く独善的な女性イングリッドが世界のすべてだった。そんなある日、イングリッドが恋人を殺害し終身刑で収監されてしまう。保護者を失ったアストリッドは福祉事務所の管理下に置かれ、里親探しが始まる。そして、元ストリッパーでいまは敬虔なキリスト教信者となったスターのもとに送られる。アストリッドは戸惑いながらも新しい生活に慣れていくが、面会にやって来た彼女の変化に気づいたイングリッドはそのことを厳しく非難するのだった…。


 小説もすごかったが、映画もすごかった。
 まぁ、母親をミッシェル・ファイファーがやってるんだもの。それだけでもねえ。しかし、彼女はあるところから年齢止まってますな。顔つきとか髪とか若いのに、演技力だけますますすごくなってるから、……こわいよ。
 でも、この映画は彼女がいないと成立しない。もう誰をもってきても、説得力ないもの。刑務所にいるのに、娘を縛りつけ続ける、そこまで影響力がある母親ってねぇ。
 娘役が、がんばってた。でもって、きれいな子だった。

 毎度思うけど、ハリウッドはいい原作をひっぱってくるのが上手いよな。

DVD クイルズ

2006年01月04日 | DVD
クイルズ〈特別編〉
★★★

 イントロダクション:

サディズムという言葉の起源にもなったサド侯爵の晩年にスポットを当てた舞台劇の映画化。サド侯爵の権力への孤高の抵抗のさまを、「存在の耐えられない軽さ」のフィリップ・カウフマン監督がユーモアを交えて官能的に描く。猥褻文書頒布の罪でナポレオン体制下の警察に逮捕され、シャラントンの精神病院に収容されたサド侯爵。金の力で特別待遇を手に入れたサドは、理事長の治療方針によって執筆すらも自由にできた。やがて、その原稿は闇の出版物として市中に出回り……。


 すさまじかった。
 まぁこの時代だから、人権とかそーいうのは一切ないのが当たり前だし、精神病にたいする考えも間違ってるんだけど、そういうのを前提において見ててもすごかった。↑でユーモアなんてあるけど、笑えるところなんてないぞぉ。人間の業みたいなものに満ち溢れてて…。
 ケント・ウィンストレットが出てたが、彼女はタイタニックよりこっちの方がずっといいです。
 ちなみに、クイルズとは「羽ペン」のこと。すごく象徴的なタイトルなんだけど、わかりにくいよなww