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◆「水冥き愁いの街」
龍の黙示録シリーズ。
ちなみにこれは、3部作の1作目です。このあと、トリノ、ローマと続くそうな。で、しっかり続きますよ、言い換えれば、完結してないので、そういうのは嫌って方はローマ編が出てから読みましょう。
前々作でヴァチカンを裏切って龍サイドについた神父が、ヴァチカンに戻り、それを奪還するべくイタリアに渡った3人。ヴェネチアに住んでいるヴァンピルや、ヴァチカンの手のものや、色々入り乱れて忙しい。その間に、龍とトウコと神父の三角関係もあるので、盛りだくさんといえばよいのか。
動きがある分、トウコやライルが活躍する分、前作より読みやすいというか、面白かった。
でも、神父のね、性格が…。まぁ、悩むキャラなんだろうけど…。
ま、そんなこんなで、毎度「次は文庫になってから買う」と思うのに、買ってしまう龍シリーズ。
そして、トリノ、ローマと多分、買ってしまうんだろうなぁ。やれやれ。