◆「センシティブな暴君の愛し方」
フジミシリーズの……何作目だ?
守村くんの姉が二人のスイートホーム(ww)に転がり込んできての一悶着。
その間に、オケでのことや、教えてる生徒のことや、製作を依頼しているヴァイオリンのことや、色々あります。
前作で、おいおいってなった音大生のことは、まぁましになったかと思うが、やっぱりな。つか、一般的なイメージっていうのはこういうのなのかと、ちょっとため息。守村くんは、あくまでヴァイオリニストを目指していただいて、教育者っぽいのは勘弁していただきたいです。
と、姉ちゃんがねぇ…。
この作家、やっぱり男性を描くのは上手いんだが、女性はなぁって思うところが時々ある。今回は姉ちゃんで出たか。ある意味都合よすぎなんだよね。って、もしかして男性から見たら(本編は守村くんの主観で進んでいる)女はなんだかんだとご都合主義って思ってるっていうのを含んでいるのかもしれない。うむ。深いところでジェンダーの問題提議をしているのか?
……な、わけないかww
ともあれ、前作より面白かったです。続けて買うの決定ww