ウィリアム・モリスとのお付き合いは大学のときにさかのぼります。英国史の授業でラファエル前派がでてきたときにモリスも登場したのでした。奥さんもロセッティのモデルとしておなじみだしね。産業革命によって登場した無機質な工業製品を否定し、中世の手仕事にもどれ、と説いたアーツアンドクラフトの提唱者です。
詩やら本の装丁やらも手がけているのですが、モリスといえば、やはり植物の模様の壁紙細かい凝ったデザインなのに、線やら点は結構大胆で素朴。
その壁紙を使ってデザインしたノートやアルバムがあります。ノートは10種類、アルバムは6種類の柄が選べます。使われる壁紙の部分によって微妙に柄のでかたがちがうようです
写真でいくと、上のフォトアルバムの手前にうつっているのがゴールデンリリー
グリーン、後が左からデイジーホワイト、ブラックソーングリーン、(たぶん)ゴールデンリリーベージュ、ウィンドラッシュレッド、下のノートが左からウィローボウブルー、ブラックソーングリーン、ウィンドラッシュレッドです。
なかなかすてきでないですか。色合いが落ち着いていてブラックソーン
グリーン、ウィローボウ、スタンデンのシックなデザインもよいし、私などにはいかにもモリスらしく思えるゴールデンリリー、フルーツ、デイジーなどにも引かれるものがあります
ずっとイギリス的だなあ、と思っていたのですが、モチーフは実は花鳥風月。ウィローボウなんて、日本画に登場してもおかしくなさげなデザインかも。だから見ていて落ち着くのかもしれません。
全色そろえたいような気さえしますちょっとしたプレゼントにもいいかも
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