これって、日本人には思いつかないシュールなユーモアのある作品。
ペンシルホルダーです。一見、亀みたいでしょ。ところがこれ、実は3世紀のローマ時代、矢を射られて殉教した聖セバスチャンをかたどったもの。絵画で見るセバスチャンはたいへん美青年でして、これをモチーフに三島由紀夫が(真剣に?)遊んでいます。疫病に対する守護聖人なのだそうです。
さて、このセバスティアーノ。箱からとりだしただけでは、せいぜい気絶してのびている人なんですが、鉛筆などをさすと、矢にやられている人の図になっちゃうわけ。
ううう、実はおそろしい置物。
でも、この顔がなんともユーモラスですし、22本も鉛筆やペンがさせるので、使いがってもよいようです。
これは友達にプレゼントしました。あげるなら、この手のダークな笑いがわかってくれる人でないといけませんがね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます