ZOJIRUSHI パンくらぶ 自動ホームベーカリー BB-HA10-WZ象印このアイテムの詳細を見る |
年末からせっせと働いた自分へのごほうびに、ホームベーカリーを買いました。何にするか、いろいろ迷いながら、結局、食欲が買ってしまいました
昔、実家に住んでいたころに、ホームベーカリーを使ったことがあります。もらいもので、なぜか円柱型をしていました。当然、そのままで焼くと、できるパンも丸型でした なんだか調子が狂っていたのです。どうして円柱型だったのか今でも謎です。形のせいと、ハネで数センチ、ぼこっと穴があくせいで、食パンは不評でして、いつもこねる作業だけホームベーカリーにやらせて、あとはせっせと成形してロールパンやみつあみパン、動物パンなどを作ってました。焼きたてはおいしいかったです。焼いてすぐならあっというまに売り切れてしまってました。半日もたつと味が落ちてしまいましたが。
ホームベーカリーを買うぞ、と決めて、いろいろ見たときに、まず驚いたのは、大きさ。本当に小さくなりました。最終的に選んだ象印のやつは、幅21.5×奥行28.5×高さ31cm
なので、電気ポットとほぼ同じ大きさなのでは。うちには電気ポットは存在しないので、実際に比較はできませんけど。とってはついているし、重さは5.6kgなので持ち運びも楽々です。当然、パンは四角に焼けますそれに、ハネがはるかに小さくなってる
食パンのコースだけでも、ドライイーストと天然酵母の2コースがあって、ドライイーストのコースは、食パン二種類(もちもちとふんわり)、ソフト食パン、フランスパン、早焼きパン、パン・ピザ生地の6種類にわかれてます。天然酵母コースは、生種つくり、食パン、パン・ピザ生地の3種類、さらにクッキー・パスタ生地コース、ジャムコース、ケーキコースもあります。使いこなせさえすれば、かなり重宝しそう。これまでフードプロセッサーを使ってクッキー生地とかを作ってきましたが、どう見てもホームベーカリーのほうが洗いやすそうです。
さっそく今朝はもちもち食パンを焼いてみました。象印のレシピはなぜだかとても微妙な分量を指定してあって、たとえば水は210ml、小麦粉は290gとなっています。材料は正確に測ろう、という注意書きにもかかわらず、強力粉はカップで測るという手抜きまでさっそくしてしました。にもかかわらず、思ったよりもはるかによい出来のパンができました。水、強力粉、砂糖、スキムミルク、塩、バター、ドライイーストを次々といれていって、ふたをしめてやくだけですから、ホント、楽勝です。それにタイマーで何時間後にできるようにするかを指定して、寝てしまいました。
夜中にせっせとこねられたわけですが、音はまったく気になりませんでした。逆にできあがりの音楽は、おとなりにも聞こえたかも、と思うぐらい、大きく鳴り響いてくれました。ご近所から苦情さえこなければ、目覚ましがわりにいいかもしれません。びっくりして目がさめること請け合いです。
焼きたてのパンの香りがただよっていて、それだけで幸せです。おまけにちゃんと膨らんで、おいしそうな焼き色もついてました。
パンケースのコーティングがいいのか、あっさりパンは取り出せました。ハネの型は底2cmぐらいのこりますが、以前のぼこっとした穴に比べれば格段の差です。
後悔したのはパンきりナイフを手に入れてなかったこと。皮がぱりっとしていて、包丁ではさすがに切りにくかったです。
なにせ焼きたてですから、味にも大いに満足しました。夜に残りを食べてみましたが、前のやつで作ったパンよりもはるかにおいしいような・・・味の上でも向上したのかしら。
全竜虎やライ麦、コーンミールをいれてみたり、かぼちゃ、にんじん、トマトなど野菜やチーズ、ゴマ、胡桃をまぜるなど、付属のレシピ本だけでも相当楽しめそうです。今度はふんわりコースでなにかまぜてみようかな。