美味堪能

神戸の美味なる食を堪能する日記。
三宮・元町・阪神間はたまた京都までのレストランを食す。
ただ今育児日記に変更中…

立杭焼 陶器市

2013-10-23 20:46:38 | 興味があるモノコト
 春に買ったお気に入りの器 黒に青が綺麗なのです

 先週篠山にキャンプに行った帰り、立杭焼の器の窯元がわからなかったことは書きました。ちょうど翌週に「陶器市」をしているというので、またもや行ってみることに。
 日曜は雨だったせいか、あれだけ渋滞していた(篠山マルシェのせい?)高速も空いていて、神戸から1時間で篠山の今田へ。
 まずは陶器市に。今田の市役所?にテントが沢山出て、40ぐらいの窯元がブースを構えていました。とりあえず聞いてみるべーと、本部テントでおじさんに上記写真の器を見せてどこの窯か見てもらう。「丹窓窯」だと判明。でも陶器市には、テントは出していないとのことだったので、後で窯元まで見に行くことにして…
 陶器市では、私は和菓子をのせる皿を購入。

 これ素敵じゃないですかー?深い青の平たい小皿で、サンプルで置いてあった和菓子がよく映えてまして…1枚500円。お安いし♪ 4枚買いました。欲しいモノとしては、鍋をとりわける小鉢、魚入れる長い皿、割れたので土鍋だったのですが…。土鍋なんかは全然売っておらず、殆どが食器、カップ、花瓶や壺ばかりでしたが、陶器市だったせいか殆ど千円や2千円台ぐらいのが多く、そんなに高いものはなかったですよ。お手頃価格。ただ、色々見てまわると、好みの窯のとそうでないのがわかってきますね~。私はあまりかわいいのや(点で模様がついてたり、猫のイラスト入りとか)無骨な手作り風なのは好きではなくて、シンプルなのが好きでした。土っぽい色のが多いけど、買ったような黒っぽいのとか素敵~
 食べ物テントも色々出ていて、つきたて餅とかソフトクリームや黒豆コロッケなんか売ってました。(勿論食べた)


 さて、陶器市ではなく普通の窯元がずらりと並ぶ通りもこんな感じで陶器祭をやっておりまして。普段だと入ったら買わないといけないんじゃ?という静かな雰囲気が、オープンで人もいっぱい出入りしてるし、気がねせず見れるのが良かったです。

 この「のぼり窯」が立杭は有名だそうです。ずーっとななめに続いている窯みたい。

 古くからある老舗って感じの窯元もあれば、こんな感じのカフェ風の窯元もあるし、置いてあるのも女性が好きそうなほっこりした器でした。

 家も古くからある日本家屋で薪が積んであるよー。

 さて、ここに来た目的、気にいった器の小蜂を買うというもの。

 丹窓窯のものでしたー。最古参の窯の一つで結構有名な窯らしい…(知らんかった)訪ねていったら

 こんな感じのデカイ民家?の入口に器が並べられてました。
持っていった器の「鍋用の小ぶりの小蜂がほしい」と聞いてみたけど、ないそうでまた作るかも?とのことだったので、気長に待とうかなあーと。


 同じシリーズで、鍋用には少し小さいんだけど、折角お揃いだから小鉢を買っておきました。うーん、黒にブルーが美しい…この器は旦那も私も両方すごく気にいっているので、旦那も自分用に片口とおちょこを買っておりました。

 早速いか焼きと一杯やる写真をとってやった。

 特に造詣が深い夫婦でも何でもありませんよ。結婚当初から使ってる100均の食器は案外丈夫で今も使ってるし、こだわって買ったのは「イッタラ」ぐらいかな~? それが、春に陶の里で上の黒に青い器を買ってから、おもにサラダなんか入れてるんですが妙に「いいなーこれ」と見る度思うようになり…。食洗機にもガンガンいれてるんですけどね(笑) ついに窯元まで尋ねるまでに…!でもこれで窯元がわかったので、次からはそこ見にいけばいいから楽ですわ。
 なんというか見飽きない愛着がある気がします…。これが器の魅力なのか!?
 でも40ブースも見たし、何件か窯元も立ち寄ってはみたけれど、「これイイ」と思ったのは買ったものだけだったな~…それこそ山ほど器を並べてあるんですが。絵画と同じで、良い悪いではなく、ほんとに好みのものに出会うかどうかなんだろうなあと思います。


 ちなみに昼は、今田にある蕎麦屋「ゆる里(り)」。前の週も並んでいて、今回も30分ぐらい待ちましたが、10割蕎麦の店で私は天ぷらそば(1100円)を食べたけど、うーんあんま蕎麦風味強くないけど?出汁が美味しい…というのが旦那との意見。リピーターにはならんかも?(美味しいけど、並んでまでの味ではないと思った)

 最近ビーンズは、ざる蕎麦が寿司よりも好きらしい。1人前食べるよ…

 また来年辺りに、のぞいてみてもいいかも~と思っています。立杭焼き。魚の皿と土鍋欲しい…