萩野橋の奥にある沢山池は横須賀市民ボランティアが常に整備を行なっている自然豊かな里山エリアの入口辺りにあります。
犬達と訪れた昨日も、ボランティアによる除草や田んぼの整備が入っていました。
辺りの様子は、ススキなどの草も綺麗に除草され、前回に比べるとかなり殺風景な冬景色。
池の周りに草地が無いためか、水鳥達の姿は無く、セキレイやガビ鳥等の小鳥を見かけたくらいでした。
この美しい里山に、知らずのうちに犬が便を残して汚すこと無きよう、まずはいつものように一頭ずつトレーニングを兼ねての運動と排便を済ませ、その後にボブとEセターズ組に分け、それぞれの目的に応じる探索を楽しませました。
この真っ白なキノコが生えている木はカラスザンショウ。
サンショウの木はミカン科なのですね
太くて立派
まもなく、タイワンリスが入っている複数の捕獲籠を持った駆除業者らしき方とすれ違いました。
この辺りで増え続けるタイワンリスは外来種で駆除の対象。
繁殖したたくさんのリス達がケーブル齧ったり、特定の木の皮を次から次へと剥がし、木々が枯れてしまう被害が出ているので捕獲は仕方ないですね。
とはいえ、運ばれていくリスを目の当たりにするとせつなくなってしまいます。
この先を少し進んだやや開けた草地でしばしボブを放牧。
ボブは犬種がらか、特別なトレーニングなどしなくてもこちらの呼びかけに反応してくれます。安心して見ていられるけれど、もちろん、呼び戻し確認は忘れずに行なうようにしています。
この草地の傍らには小さな沢が流れていて、自然遊びを体験する子供達の為に作られたブランコやハンモックもあるのです。
このような看板も。
雨後には水量が多くなり、しかし沢での水遊びが安全に楽しめる貴重な場所でもあります。
Eセターズは沢山池からこの草地や沢を通って里山を探索。この二頭はトレーニングを兼ねているので、チェックコードがいっぱいに伸びたら呼び戻しを行ないます。
スノウは山の斜面を一気にクライミング。
懸垂下降は出来ないので、自分の足で降りてもらいます。
何かの鳥の気配を捉えたヴァレンシア。
しばし動かずでしたが、そのうち下の沢にダイブ。
この犬は水を見ると必ず浸かってしまう
竹藪の中をくぐり、枯れ草の山を越えて沢山池の縁に出たら、不明瞭で足元悪い小道を一周。
ようやく出発地点が見えてきました。
しかしこの池周りのコースは一部不明瞭なばかりか、池の淵側は非常に狭くて横並びで歩くことが出来ず、ぬかるんでいる個所も。
滑り落ちたら斜面下の池へドボン!!
なので犬達を時に叱りながら、縦一列でちまちま進むという疲れるコース。
小さなお子さん連れや、フットワークに自信の無い方、高所恐怖症の方にはお薦めできません。マジ。
でも、私達はとてもとても楽しかったのです。
ヘルニアで激痛だった私も、足が出なくなるような腰の痛みはなくなり、あとは足の痺れが収まれば山やトレーニングへも行けるかな。