衣笠山でおさんぽ

  超ハイパーなボブが旅立ち、寂しくなったけれど、老犬Eセターズの鳥猟犬魂は未だに健在。

三浦の雨崎というところ

2017-01-06 12:23:53 | 

通称「雨崎」は昔、我家の御主人サマが釣りに熱心だったころにしばしば連れていってもらった磯。

その頃、我家にいた二頭のシーズー犬散歩を兼ねており、うち一頭は泳ぐのが得意であったため、犬達との思い出深い場所の一つでした。

後に、二頭共亡くなってからは、私がそこへ行くことはありませんでした。

 

 

この小さな海岸は地図には出ているものの、当時は釣り好きか、まさに地元の人でないと判らないような秘境に近いエリア。

しかし抜け道マップなどが出た頃からか、次第に知られるようになり、夏はBBQで訪れる人達が増え、最近では静かなシーズンにヌーディスト村ならぬ裸族がいるという噂もちらほら聞こえてきていました。

 

そして昨年末、三崎での買物帰りにそういえばと思い出し、アクセスにもちょうど良いエリアであることからン十年ぶりに立ち寄ってみることに...。

 

三崎からだと、剣崎先の大浦海岸方向へ右折、間もなくの分岐にある細い農道を下り、土埃を浴びながらしばし畑の間をうねうねと走った先に突然海が開けてきます。

 

分岐先を降り、畑道を抜けると...

 

最後のダートな未舗装道は、まだ昭和だったあの当時とあまり変らず。しかし海岸の駐車スペースはいくぶん狭くなっているように思います。

 

農道から海岸に出ると、最初に目に入るのは両側を磯に挟まれたとても綺麗で誰もいない海と砂浜。

寒いせいか裸族は見かけませんでした。(笑)

 

海に向かって左が雨崎、右は大浦海岸、剣崎方面

戸津浜

 

正しい海岸名について少し調べてみたらなんと、私の植物の先生でもあるなずなさんページに掲載されていました。この場所は「戸津浜」というのが正しいようです。

御主人サマによると海に向かって左方向に雨崎、この辺りの磯場はゴーシュ浦とか高場とか言うようですが、磯それぞれの名前かもしれません。両側の磯には一人二人の釣り人が見えました。

 

 

一見穏やかに見える海も...

離れ磯は波が立ち、無数の鳥達が休憩中

 

我家の犬達は知らぬ場所で遊べることをまず歓喜し、あちらこちらを探索。

砂浜のすぐ脇には畑があり、鶏糞か牛糞らしきムロが近くにあるのか、この日は辺りにそれらしきカオリが漂っていました。

 

鳥ではない臭いに鼻を利かせるスノウ

 

そのため、匂い付けが得意な我家のEセター二頭にはゴロスリされることを避け、ここではロングリードもフレキシリードも装着せず、散歩用リードのみを使用。

 

臭いの元を辿る、辿る

 

それでもそれなりに楽しそうに遊び、イヌドモはニコニコ。

 

正面から撮りたかったこの日のシンクロはコレ

フタリで滑る岩にしがみつき中

 

 

ヴァレンシアは波打ち際限定で水遊び、ボブは人のいない浜で珍しく疾走。

 

 

と思ったら、そのまま車に戻り、「早く帰ろう」と吠えて催促。自分の用事が済んだら、全く勝手なヤツですね。

 

あら、ウチの車が判ってる!!

 

このあと、三浦海岸にも立ち寄り、ボブは乗馬クラブのお馬さんとしばし一緒に歩かせてもらいました。

 

 

大きな馬に最初は恐々だった様子のボブも、すぐに慣れ、横を歩くことができました。
間もなくお馬さんは波打ち際へ、ボブはお見送り。

 

 

忙しいなりにも、こうしてどうにか外へ連れ出せた昨年末。

今年は少しゆとりを持って、我家の犬達一頭一頭ともっと向き合う時間を作ってあげたいなと思っているところです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

BJAdadツイート