このところ、家のテラス周辺にスズメバチの姿が目立つようになった。
我家で蜂の被害に遭いやすい、もっとも危険な犬はボブ。
なぜなら、ボブは昆虫の羽音が大嫌い。
辺りで羽音を聞けば、口でパクッと咥えようとする。そのせいで、こちらも被害にあったのではたまらない。
この日も...

「オイラガ タイジシマシタ」

ところで蜂が目立つと思ったら、二階のバルコニー辺りの軒下換気口から蜂が出入りしているのを昨日発見した。
換気口から出入りしているところをみると、もしかして屋根裏に巣があるのだろうか。
「危険だから止めた方が...」と制止したのに聞き入れない旦那サマが、辺りが闇になってから蜂退治を決行。聞けば蜂退治はしたことが無いのだそう。
ほろ酔いというよりも泥酔に近い千鳥足で、バルコニーの外へ出て、蜂退治スプレーで換気口辺りを噴射。
逃げる蜂、向かってくる蜂、戻ってくる蜂。
子供部屋のバルコニーに出る窓ガラスを最小限に開き、私は蜂が部屋に入らぬよう監視すると共に、旦那サマの背中辺りのシャツを掴んで、もしものときに備えた。
しかしそのうち一度、蜂がこちらに向かって物凄い勢いで飛んできたため、背中のシャツを掴んでいた手を放し、旦那サマをバルコニーへ残したまま窓を閉めた。
襲ってくる蜂に、ガンタイプの殺虫スプレーを必死にかけていた旦那サマ。すごい、100発100中の防御率。
そのうち、ハチ用殺虫スプレーの残り容量が無くなり、ノズルからは音だけで何も出てこなくなった。
旦那サマが慌てた様子を見て私も我に返る。「危ないから、早く部屋に入って!」
蜂退治で酔いがまわったのか、足元がふらついていて、なかなか部屋の中へ入れない。
今度はお腹辺りのシャツを思いっきり引っ張り、旦那サマを部屋の中へ引っ張り込んだ。
転がる旦那サマ。
ごめんね、バルコニーに放り出したのは、ただ、私の頭と体が一致せぬ動きをしただけ。
そして今日も夜になってから、念のために再度殺虫スプレーを噴射することに。
換気口を覗いてみると、蜂が出入りする様子は無い。
しかし換気口下には10匹以上の蜂の死骸と、驚くことに昨夜から生きているらしい重体の蜂もいた。
「パパ、確実な退治をお願いね。」
今夜はもう、自爆以外は襲われる心配は無いと思われる。
我家で蜂の被害に遭いやすい、もっとも危険な犬はボブ。
なぜなら、ボブは昆虫の羽音が大嫌い。
辺りで羽音を聞けば、口でパクッと咥えようとする。そのせいで、こちらも被害にあったのではたまらない。
この日も...

「オイラガ タイジシマシタ」

ところで蜂が目立つと思ったら、二階のバルコニー辺りの軒下換気口から蜂が出入りしているのを昨日発見した。
換気口から出入りしているところをみると、もしかして屋根裏に巣があるのだろうか。
「危険だから止めた方が...」と制止したのに聞き入れない旦那サマが、辺りが闇になってから蜂退治を決行。聞けば蜂退治はしたことが無いのだそう。
ほろ酔いというよりも泥酔に近い千鳥足で、バルコニーの外へ出て、蜂退治スプレーで換気口辺りを噴射。
逃げる蜂、向かってくる蜂、戻ってくる蜂。
子供部屋のバルコニーに出る窓ガラスを最小限に開き、私は蜂が部屋に入らぬよう監視すると共に、旦那サマの背中辺りのシャツを掴んで、もしものときに備えた。
しかしそのうち一度、蜂がこちらに向かって物凄い勢いで飛んできたため、背中のシャツを掴んでいた手を放し、旦那サマをバルコニーへ残したまま窓を閉めた。
襲ってくる蜂に、ガンタイプの殺虫スプレーを必死にかけていた旦那サマ。すごい、100発100中の防御率。
そのうち、ハチ用殺虫スプレーの残り容量が無くなり、ノズルからは音だけで何も出てこなくなった。
旦那サマが慌てた様子を見て私も我に返る。「危ないから、早く部屋に入って!」
蜂退治で酔いがまわったのか、足元がふらついていて、なかなか部屋の中へ入れない。
今度はお腹辺りのシャツを思いっきり引っ張り、旦那サマを部屋の中へ引っ張り込んだ。
転がる旦那サマ。
ごめんね、バルコニーに放り出したのは、ただ、私の頭と体が一致せぬ動きをしただけ。
そして今日も夜になってから、念のために再度殺虫スプレーを噴射することに。
換気口を覗いてみると、蜂が出入りする様子は無い。
しかし換気口下には10匹以上の蜂の死骸と、驚くことに昨夜から生きているらしい重体の蜂もいた。
「パパ、確実な退治をお願いね。」
今夜はもう、自爆以外は襲われる心配は無いと思われる。