【桜島百景 シリーズ015】鹿児島市古里町 「古里公園 林芙美子碑」

みなさん、おはようございます。朝も早くから熱気があります。
室温が30.6度、外気にあたってひんやりとした風を受けると秋近しと思いますが、まだまだ残暑が厳しいようです。ついついエアコンに頼りがちですが、体調を崩さないよう気をつけてお過ごし下さい。
今日の桜島百景は桜島の南側を走る国道224号の真ん中あたり古里温泉街の近くにある林芙美子像付近で撮影した桜島です。
「花のいのちはみじかくて苦しきことのみ多か...りき」ここ鹿児島市古里町は放浪記で有名な女流文学者「林芙美子」の本籍地です。放浪記の中で「あなたは私と同じ郷里なのですよ。鹿児島が恋しいとは思いませんか？霧島山が、桜島が、城山が、熱いお茶にカルカンがおいしい頃ですね」と上野の杜で「西郷隆盛銅像」に語りかける場面があります。これを記念して林芙美子文学碑が故郷の古里に建てられています。緑の先に桜島が顔を覗かせています。
与謝野晶子さんも訪れたんですね。ここには、いろいろな文学者が書いた桜島の碑も飾られています。静かな2003年夏の午後でした。
最近、桜島の噴火も少ないし古里温泉に出かけてみませんか？