LOVEかごしま_鹿児島情報

鹿児島で出会った野鳥や桜島・自然などをご紹介します。

「鹿児島紹介2024_073 伊佐市大口 曽木滝散策」2024/06/28

2024年06月28日 | 【桜島】

みなさん、おはようございます。毎日すごい雨が降り続いています。家内は大学時代の恩師が亡くなられ通夜に参加しましたが、帰りワイパーを初めてフルで動かしたけど、それでも何も見えないほどの雨で怖かったといっていました。今日も雨の予報、気を付けてお過ごしください。


今日は曽木の滝をご紹介します。曽木の滝は川内川の上流域にありますが、写真のように、高さ12m、幅210mと広く、「東洋のナイアガラ」と称されています。川内川は熊本県からスタートし、宮崎県を通り、最後は川内で東シナ海に流れ込む長さ126kmの一級河川で九州第二位の長さ(一位は筑後川、長さ143km、三番目は球磨川115km)です。迫力のある滝ですが、最近は豪雨で滝が見分けられない程の水量になることもあるようです。近所には鶴田ダムがありますが、夏の間だけダム湖の水位が下がり、荒涼とした湖底にその姿が現れる曽木発電所の遺構があります。この発電所遺構は、近隣の金山・鉱山への電力供給を目的に設立された曽木電気株式会社の第二発電所跡で、明治41年11月に完成しました。最近、曽木の滝右岸に昔作られた旧曽木発電所の取水口と沈砂池を補強・改造して再利用して作られれた新曽木発電所があります。13メートルの落差を利用し水車発電機を回して発電します。発電量は年間約400万キロワット時だそうで、一般家庭1000世帯分の電力に相当します。夏休みの自由研究にお子さんを連れて見学に行かれたらいかがですか?自然に優しいエネルギー、年間約1,330トンの二酸化炭素排出(750ヘクタールの森林CO2吸収量に相当)が抑制されるそうです。逆にいえば、森は簡単になくさないほうが良いという事になりますね。


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