言わずと知れたスイーツの街・自由が丘の看板パティスリーのひとつ。
パリ「ラ・デュレ」、「アルノー・ラエール」などで腕を磨いた金子シェフのガトーは
他にはない個性があると思います。
東横線沿線から引っ越して行きづらくなっていたら、新宿伊勢丹『マ・パティスリー』に!
いってまいりました。
■ 「ル・ジュニー」 521円
“ビスキュイショコラにコニャック風味のカフェシロップ、ムースショコラキャラメルの中にナッツ入りキャラメルディスク”
コニャック風味のシロップというのがお気に入り。
やっぱり金子シェフのガトーならひとつはショコラ系を。
パリセヴェらしい光沢!
舌の根本でぶわーっと香りと甘さが広がるショコラ。
しっとりとコニャックの香るビスキュイ。
ナッツ入りキャラメルのザクザクの食感が、ショコラムースとは甘さの種類が違うので
時間を追って味わえる、余韻の残るガトーでした。
これは好き。
■ 「エベレスト」 481円
“フロマージュブランを使ったムースの中にフランボワーズ入り”
普通ならセレクトしないタイプのガトーなんだけど、なんだかクリームがかわいくてつい。
シャルロットのようなスタイルで土台と回りにはアマンドのビスキュイ。
土台にはキルシュの効いたシロップがたっぷり。
フロマージュプランのムースは爽やかで、ラズベリーといいバランス。
勝手な思い込みかもしれないけど、パリセヴェのガトーのなかでは比較的かるいタイプかな。
■ 「サントノーレ ユズ バニーユ」 551円
“ユズのコンポートをバニラクリームで包み、プティシューを重ねました”
昨今の注目パティスリーといえる「サントノーレ」。
しっかりと火の通ったシュー皮は香ばしく、クリームに負けていません。
一番下はパリブレストのような状態ですが、ちゃんとカスタード入り。
その上にユズのコンポートが、ちょっと甘めだけど香りが広がる~。
何よりもこの表面のキャラメリゼと、バニラビーンズたっぷりのクリームが秀逸。
久々にいただくとやっぱり完成度が高いのだわーとうっとり。
お店に行かなくちゃね。
<過去ブログモノ>
「プランタニエ」と「フィグ・オランジェ」 2008/3/27
http://blog.goo.ne.jp/love-sphere/d/20080327
「アルルカン」と「サバラン」と「ココ・カシス 」 2008/8/25
http://blog.goo.ne.jp/love-sphere/d/20080825
「シュー・パリジャン」と「テアートル」と「ロワイヤルカフェ」 2009/1/9
http://blog.goo.ne.jp/love-sphere/d/20090109
『patisserie Paris S'eveille(パリ・セヴェイユ)』
目黒区自由が丘2-14-5 館山ビル 1F
03-5731-3230
10:00~20:00
無休