露の音 幽かな独り言

 
軌跡を見失わないよう
     追憶のよすがを
       記憶の欠片を遺したいのです

『絵馬に願ひを!』〜大神再臨祭〜廻壱拾捌夜 若しくは… Ⅰ

2023-06-10 11:36:10 | SH/LHイベント記憶留書


『絵馬に願ひを!』〜大神再臨祭〜廻壱拾捌夜 若しくは…

お昼には雨が上がり

気持ち良い気温の中、東京国際フォーラムへ

スムーズに入場し

絵馬掛けに掛かったRevo陛下の絵馬を撮影するのに少し並びましたが

余裕を持って席に着くことができました


シンクロライトリストバンドの試験点光

相模原の頃からだったでしょうか

開演前の客席にて丁寧で愉快な注意事項案内をしてくださる

男性スタッフさんが話題になっていたのですが

今回はリストバンドが電波を受信できるよう

胸の辺りに掲げてください、という説明に続き

「心臓を捧げてください」と案内されて

周辺の客席一帯が笑顔になっていました


大神解釈集計端末の説明に続き

ボイスストラップを一斉に鳴らしてみる

今までで一番大きかったように思います


そして前説はあのお方

「ご挨拶が遅れました姫子の父です」

大塚明夫さん、本当に素敵な声

「皆さまには3年前からお世話になっていたようですが」

会話の少ない親子で申し訳ない

先月と先々月には海に誘っていただいたそうで

また水の冷たい季節だったと怒っていましたよ

また夏に誘ってやってください

ーー海で何があったかを話されてなくて良かった(良くない)


ほどなく客席も暗くなり

いつになく大きな拍手の中、開宴

前回の選択 右の参詣す

「星空へと繋ぐ坂道」

初めて参加した時も1曲目がこちらで

辛そうな石長姫子ちゃんの姿に

早くも涙が滲んだことを思い出しました


「狼欒大社」

舞台から離れた分、全体を見渡せる席で

ライトの多彩な煌びやかに初めて気づきました

西山アニキに合わせて腕振るの楽しい

木場さんソロに後ろから煽ぐらっしー

何度見てもどこ見たら良いかわからない

そんな賑やかな舞台


「夜の罪咎が見せる夢」

伊坂那美さんこと灰野優子さん

大きく広がるような歌声

広い会場に響き渡るのが爽快でした


選択は左 子は一人

「13文字の伝言」

冒頭の優しい子守唄に寄り添う

中さんのクラリネットの温かい響きが素敵でした

放火魔の家族を追い詰めるメディアのお祭り騒ぎ

篠笛の音がそのまま祭囃子で賑やか

なんて呑気に考えているうちに

首を括る夫の那岐氏

取材に来ていた久延さんも頭を抱えておられました

最後、一人座り込む伊坂那美さん 

その背後の壇上には

右手にバットを提げ、左手を腰に当てて立つ伊咲那美さん

左手に松明を掲げた月人氏

ーー何故得物を交換しているのですか

健闘を讃えてユニフォームを交換するスポーツ選手ですか

不穏な佇まいの二人が見下ろす中

赤い光に照らされて口を開く伊坂那美さん

「何を見ているのかしら?」

そんなに楽しい?

これが幸せに見える?

不幸だと思うのなら救ってよ!


解釈は左

旦那さんは残念だったけど御礼参り楽しみにしている

「わ」くんは「御礼参り催促するメンタル」

「これぞ当社の巫女」と満足気


水面には少年の記憶

「生と死の遊戯盤」

生き絶えた猫を表す踊り手さん達

その顔を撮影していく中学生の月人氏

罠を張り、見つけた一軒の日本家屋

傷ついた猫の手当てをする黄色いカーディガンの女性

犯行を報じるナレーションと共に

下手から近づく誰かを押し留めるように

両手を伸ばしたお腹を殴打され

次の打撃で上手側に横様に倒れ

身を起こしかけたところを逆方向へ殴り倒され

下手側へ倒れ伏す

伸ばした手が落ちて事切れると

暗闇に落ちた舞台から

ダブル月人氏の笑い声だけが響くのがとても怖かったです


「死はいつも水の貌で」

最後に知美さんの歌を聴けて嬉しい

穏やかに優しく、激しく力強く

瞬時に変化する歌声が本当に素敵です

混乱の中で知美さんを高台へ逃げるよう促した人は

水に呑まれたように見えました

好きな歌でも悲しくなるのが辛い


選択は左 天災と向き合う覚悟を応援

「神と私が生きる道」

知美さんと地学ガチ勢ギャル2人

そして踊り手さん達で試験問題を解く

束の間赤い光が差し

「これで落ちる馬鹿なんている?」と暗い声

お茶する知美さんの近くの席で笑う地学ガチ勢ギャル

木内さんなので御影さん?と思しきギャル

緑の上着は羽織っているけれど下は黒いミニのワンピース

そんな格好で高く足を組み替えるギャル

もしや後のキャットクリニックナースさん

と思いそうになりますが

演じる人が同じでも役どころが違う例も明確にあるので

きっと別人のはず

科学の道に命を懸ける覚悟で進む知美さん

研究所の面接の直前

赤い光の中で笑い出す

俯くと前下がりの髪が顔を覆って表情が隠れてしまうのです

「そこで見てるんでしょう?」

悪趣味ですね

神を名乗る頭のおかしな人達

君達にはちっとも興味はないけれど

神だというのならエビデンスを見せてよ

面接の結果が楽しみだな


解釈は左 神を舐めすぎている

「神を畏れ敬う心 それを忘れた者には災いが降りかかる」

「わ」くんもそう神妙に語っていました


水面には少女の記憶

「恋は岩をも動かして」

「彼もまた彼のこと」のあたりのメロディーが本当に可愛い

駈けていく二人を見守るように

大塚さんがその場で語る贅沢さに眩暈がしました


「紫青の参道」

「拾伍の参道 越えし」から

篠笛が高らかに鳴ることに二夜目にして気づきました

音が本当に豪華


道の果てに綴られた結末

弥生の水の冷たさなど忘れてもよいのか?

精度の低い地震予知を高らかに謳ったある科学者は

諷説により経済的損失を招いたとして炎上した


石長姫子ちゃんの願い

「もし、生まれていたのがこんな醜い私ではなく

可愛い妹だったとしたら

この世界はどうなっていたのだろうか?」


『絵馬に願ひを!』〜大神再臨祭〜廻壱拾捌夜 若しくは… Ⅱ に続きます

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