露の音 幽かな独り言

 
軌跡を見失わないよう
     追憶のよすがを
       記憶の欠片を遺したいのです

『絵馬に願ひを!』~大神再臨祭~廻陸夜 Ⅰ

2023-04-27 13:08:04 | SH/LHイベント記憶留書

『絵馬に願ひを!』〜大神再臨祭〜 廻陸夜

進撃の軌跡以来になるでしょうか

それでも駅からの道は憶えていて

懐かしい場所に辿り着きました

オリックス劇場

グッズ売り場は入場口とは別の場所に設けられていたのですが

硝子根付が売切れていたので

今日は良いかと思ったら

御朱印もそちらの会場だったので

帰りに忘れないように

と思いながら席へ

前の方ですが下手の端

下手は見切れてしまいますが

上手の出入りがよく見えました


開演10分ほど前に

シンクロライトリストバンドの試験点光

大神解釈集計端末の説明

ボイスストラップをいっせいに鳴らしてみる

とひととおり準備が済んだところで

まだ幼げな男の子の声が聴こえてきました

前説

「やぁ僕だよ」

「ここは大阪って言うんだね。

案内のお姉さんに聞いたら

近くに猫間川公園っていう所があるんだって

その公園には猫がたくさんいるのかな

こっちと終わらせてそっちに行こう」

「すぐに楽にしてあげるからね」

紫帽子の子が行く前に

猫ちゃん逃げてーーーー!!


何とも不穏な始まりだった大阪初日

これはまだほんの序章でした

前回の選択は「参詣せり」

やってくれましたね大宮プレミアム神様

始まってもいないのにエンディング

「神無月の大鳥居」

ダブル姫子ちゃんが舞台に立つ

歌うのは石長姫子ちゃん

青と紫のライトに立ち位置を変えながら照らされる二人

あなたが私の夢を見ているのか

切ない美しい歌でしたが

鳥居から下がる輪になった綱

首を縊ろうとする石長姫子ちゃん

「やっぱり私にはできない」と断念

安堵するような不安なままのような幕切れでした


なぜか紗幕に映し出される革命先生の随筆

結構長かったのですが

かつてのRevo陛下個人HPそのままに

上下の線の枠外に

「革命先生の随筆が読めるのは大神再臨祭りだけッ!」

「好きな坂は黄泉比良坂!革命先生へのFLはこちら」

というように

かつて余白を反転させながら読んだ

懐かしい形が再現されていました

肝心の随筆の内容は、栗木川君との出会い

ーー栗木川君というと、小説版『Roman』に登場した

ノエルのお友達でいらっしゃいましたね


暑い日

カフエーで待ち合わせ

時間になっても来ないので

新作の構想を考えていると視界の端に違和感

夕闇よりも黒い影が近づいてくる

黒い長髪 黒眼鏡 黒づくめ

手には指輪をはめている某氏

「めんご、めんご」

「地平線が渋滞しててさ」

「意味が解らない」と革命先生

某氏の後ろには猿顔の若者

十文字先生からの紹介で出会い

革命先生と気が合うのではないかと

敏腕プロデューサーとして見抜いたという

栗木川翔大君

栗木川君は革命先生の著作は1冊も読んでいないけれど

「桃だろう!?」は夢中で読んでいたそうです

「一度音楽を諦めた」

「バンドをやっていたが

何者かになりたくて音楽を始めたが何者にもなれない」

そう、ある人物と出会って思い知ったものの

その人が新しい音楽を作る未来はもうない、という

「小生は何に巻き込まれようとしているのか……」

鈴木はWeb

ではなく

どこかの再臨祭でッ!


ーーまさかの革命先生独壇場

さらりと抜き差しならない情報を投げてきてますし

どうにかしてその事象を否定したくなりますね


そして本題の第弐参道

選ばれたのは左の「参詣す」

「星空へと続く坂道」

佐久夜姫子ちゃん

余裕が出てきたのか会場の差か

ライトの演出がすごくはっきりしていました


「狼欒神社」

いろいろな所を見たいのですが

神社関係者さんに目が吸い寄せられます

大好きなので


「夜の因業が見せる夢」

那美さんの美しい歌声が

綺麗に響いて素敵でした

どちらを生かすかの選択は右

子を生かす

「贖罪と焔の息吹」

Prologue Edition の時から演出が変わっていて

《内縁の夫》の体育教師のガヤがめっちゃ入る

ーーただの現実世界における私怨ですけど

苦手なんですよね体育教師……


解釈は左「生む覚悟を受け止める」

「わ」くん「この覚悟が巫女にどんな影響をあたえるのか楽しみ」


水面に映ったのは少年の記憶

「生きているのはボクだけなんだろ?」

曲に合わせて腕を振るか悩むのですが

歌の内容はさておき

歌ってくださる、奏でてくださる方々への

崇敬と応援をこめて

リズムに合わせてライトを振るようにしています

それぞれの考えで良いと思いますが

わたしは実存している方々を見て応援しています


元気をくれる宮比ちゃんタイム

「恋は果てまで止まらない」

やっぱり去り際も元気で可愛い踊り手2人

もちろん子役ちゃん達も宮比ちゃんも可愛い

舞台上が可愛いでいっぱい


選択は左へ

「夜を駆ける二人」

やっぱり可愛いチート美少女

2度目でようやく犬彦君の言葉が聞き取れました

宮比ちゃんをバイクの後ろに乗せて送っていると

猛スピードで追い抜いていったのは

スワタケさんの単車らしく

九重山に向かう様子を訝しんでいました


その解釈は左「他者を犠牲にする摂理」

「わ」君「優しいのか辛辣なのか心理が複雑過ぎる」


水面に映ったのは少女の記憶

「私が生まれた地平線」

「根を伸ばせば……」からの描写が壮絶で

姫子ちゃんに見えている暗闇の深さに慄然とします


綴られた結末は

「あの夜九重山で何があったのか

独り去った【八石 許理】が凪丘に戻ることはなかった」


「紫青の参道」

毎回2回ずつ聴いているのに

なかなか把握しきれないのは何故でしょうね

それまでの情報量が溢れかえっていて

容量不足になっているのかもしれませんね


参道の果てに佐久夜姫子ちゃんの願い

「生まれたのが卑屈な私ではなく、明るい姉だったとしたら

世界はどうなっていたのだろうか」


『絵馬に願ひを!』~大神再臨祭~廻陸夜 Ⅱ へ続きます

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『絵馬に願ひを!』~大神再... | トップ | 『絵馬に願ひを!』~大神再... »
最新の画像もっと見る

SH/LHイベント記憶留書」カテゴリの最新記事