天使の図書館ブログ

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花子とアン-第19話-

2014-04-21 | 花子とアン
【ロミオとジュリエット】フランク・ディックシー


 自分的に「ゆきえちゃん、キタコレ!!(゜∀゜)v」な回でしたww

 もう鼻血が出そうなくらい、幸せ

 それにしても、わたし「腹心の友」っててっきりkindred spiritの訳だとばかり思ってたのですが、bosom friendという表現もあるのですね♪(^^)

 そこでわたしも花子の真似をして(ネットで・笑)辞書を引いてみたところ、「【形容詞】腹心の、親しい」・a bosom friend「親友」と出てきました

 結構アンは作中で、kindred spiritを持っている人かどうかで人を分けてるところがあると思うんですけど――このkindred spiritっていう言葉も、なかなか訳が難しい気がしますよね(^^;)

 まあ、普通に訳したら「心の同類」、「同じ精神を持つ人」とか、そんな感じでしょうか(ちなみにわたしは英語がでんでんできまてん☆

 でも訳者さんの立場としてはきっと、「う~ん。ちょっと違うな。もっとこうピッタリした表現はないかしら」という感じだと思うので、そこで「腹心の友」っていう天才的な閃きが出てくると、「そうよ。これだわ!腹心の友。それはわたしにとっての……」といったような、冒頭の花子の心は、そんな感じだったのでしょうか

 それにしても、ゆきえちゃん……じゃないや、蓮子嬢の素敵なお着物

 そしてあの高飛車な態度と、人を顎でこき使うことに慣れてるところも最高ですね(笑)

 DAIGO☆さんたちが宝塚よろしくキャッキャッなる気持ちも、すごくわかる気がします(←kindred spirit(同類だからww)笑)
 
 それからとうとう、富山先生の授業で例の爆弾発言が

   やは肌の あつき血汐にふれも見で さびしからずや 道を説く君

 このやわ肌の熱い血潮に触れてもみないで、学問を説くだけだなんて、寂しいね君……といったところでしょうか。

 これ、富山先生に対する、ある意味最上級の侮辱だと思います(^^;)

 つまり、与謝野晶子がこの短歌にこめた意味って、もっと「深い」と思うんですよね。読む人によっては、言葉と言葉の間にもっと深い男女間の機微を色々と感じられると思うんですけど――でも富山先生は「恋愛経験が乏しい」から、そのあたりのことがわからず、ただ教条主義的に学問を説いてるだけなのだろう……この場合は、そうした痛烈な皮肉に取れると思います。

 そして、そんな蓮子嬢の様子を唖然として見送るブラックバーン校長と寮母の茂木先生……いや~、わたしが先生でも、こんな生徒嫌ですね。ドラマとして見る分には面白いけど(笑)

 なんにしても、明日の続きが超楽しみです

 それでは、「ごめんあそばせ」♪(^^)





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