![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/52/a3b07349fd395c8441a28273dd14b106.jpg)
【ジュリエット】ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス
今年の修和女学校の大文学会の演目は、「ロミオとジュリエット」に決定♪
お嬢さま方は、自分もまた財閥の御曹司あたりに見初められようと、張り切っているようなのですが……去年とおととしの演目は「リア王」だったらしいのに、今年は「絶対にロミジュリがいい~!!ロミジュリじゃなきゃやなの~!!(>_<)」と言って譲らないお嬢さまたち(※そんな言い方してません・笑)
いえ、わたし思うんですけど……ゴネリルとかリーガンとかコーデリアあたりはいいとして、リア王を演じた女学生の演技力、半端なくね?とか思いました(つーか、わたしが顔に目玉のついてる御曹司とやらだったら、リア王を演じた女性に求婚するかも^^;)
まあ、たぶんきっと毎年ひとりくらい――天海祐希さんのような女性が修和女学校にはいらっしゃったのかなと勝手に想像します(笑)
そしてそして、コーデリアといえば……やっぱりアンのこの言葉ですよね♪
>>「名前はなんていうの?」
「……あたしをコーデリアと呼んでくださらない?」
「コーデリアと呼べだって?それが、あんたの名前なのかい?」
「いいえ、あの、あたしの名前じゃないんですけど、コーデリアと呼ばれたいんです。素晴らしく優美な名前なんですもの」
「何を言っているのか、さっぱりわからないね。コーデリアというんでないなら、なんという名前なの?」
「アン=シャーリー。でもねえ、どうか、コーデリアと呼んでくださいな。ここに、ちょっとしかいないんですもの。構わないでしょう?それに、アンなんて、とてもありふれた名前なんですもの」
「ありふれただって?馬鹿ばかしい!アンこそ、わかりやすい、おとなしやかな、本当にいい名前です。何も恥かしがることはありません」
「あら、恥かしがりゃしないわ。ただ、コーデリアのほうがもっと好きなだけよ。あたし、いつも自分の名前はコーデリアだって想像してきたの――ずっと前小さい時は、ジェラルディンっていう名前のつもりにしていたの。
あの、アンという名前で呼ぶんでしたら、Eのついた綴りのアンで呼んでくださいな」
「字なんか、どんなふうに綴ったって、大した違いはないじゃないの?」
「あら、大きな違いだわ。そのほうが、ずっと素敵に見えるのですもの。名前を聞くと、すぐ目の前にまるで印刷されたように、その名前が浮かんでこないこと?あたしはそうだわ。
だから、Annはひどく感じが悪いけど、Anneのほうはずっと上品に見えるわ。おばさんが終わりにEの字のついたアンと呼んでくださるなら、コーデリアと呼ばれなくても、我慢するわ」
「よろしい。それなら、Eの字をつけたアンさん、どうしてこんな行き違いが起こったのか、話しておくれでないかね」
(『赤毛のアン』、村岡花子さん訳より)
なんにしても、今回の回は蓮子嬢がロミオ役に立候補したところで終わっているのですが……このことの内には一体どんな蓮子嬢の思惑が隠されているのでしょうか?
蓮子嬢は、「生徒はみんな年下で話が合わない」とおっしゃっていましたが、まあ確かにそうですよね(^^;)
八つ年が離れてるだけじゃなく、一度結婚して離婚しており、人生の酸いも甘いも噛み分けた風格のある蓮子には、年頃の娘たちの「キャッキャッo((〃∇〃o))((o〃∇〃))o」した感じというのは、馴染めないものだったのかもしれません。
それにしても、今回の回で蓮子嬢の家庭の事情が少しずつ明らかになってきていて……
HKのあらすじ見ると、「わたしの復讐につきあってくださらない?」とあることから、それがリア王のような悲劇に終わることがないようにと願わずにはいられません![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0200.gif)
そしてそして、今回気になったのは、富山先生が「ロミジュリなんて、わたしは反対です!!」
と頑なに言ったあとの、どこか寂しそうなシーン。。。
もしかして、たとえば身分違いの恋とか、富山先生にも何か恋愛で傷ついた過去があったりするのでしょうか??
なんにしても、何やら軽い気持ちで級友に「訳して!!」などと言われてしまって、花子も大変ですね(笑)
翻訳して脚本化するのは、裏方の地味な作業という気がしますけど、脚本が生きるも死ぬも訳した方の訳本次第……っていう部分って凄く大きいように思います(^^;)
何分、この頃よりもっとあとの時代の方が書いた本の中に、セーターのことをスエーターと書いてあるのを読んだことがあります。そこ読んだ時一瞬、スエーターってなんのことだろう
と思って、ちょっと考えこんじゃいました(笑)
つまり、花子ちゃんが生きてた時代の訳語文化みたいなものって、まだまだそんな感じで、手本に出来る訳本なども限られていそうなので、そんな中、ロミジュリを脚本化するっていうのは、実際すごく大変なことなんじゃないかなっていう気がしたり(^^;)
でもまあ、花子には必殺の翻訳呪文「パルピテ!」があるから、楽しく苦しみながらやり甲斐をもってこの大変な作業をなし遂げることになるのでしょうか。。。
ではでは、明日の放映がまたとても楽しみです♪(^^)
今年の修和女学校の大文学会の演目は、「ロミオとジュリエット」に決定♪
お嬢さま方は、自分もまた財閥の御曹司あたりに見初められようと、張り切っているようなのですが……去年とおととしの演目は「リア王」だったらしいのに、今年は「絶対にロミジュリがいい~!!ロミジュリじゃなきゃやなの~!!(>_<)」と言って譲らないお嬢さまたち(※そんな言い方してません・笑)
いえ、わたし思うんですけど……ゴネリルとかリーガンとかコーデリアあたりはいいとして、リア王を演じた女学生の演技力、半端なくね?とか思いました(つーか、わたしが顔に目玉のついてる御曹司とやらだったら、リア王を演じた女性に求婚するかも^^;)
まあ、たぶんきっと毎年ひとりくらい――天海祐希さんのような女性が修和女学校にはいらっしゃったのかなと勝手に想像します(笑)
そしてそして、コーデリアといえば……やっぱりアンのこの言葉ですよね♪
>>「名前はなんていうの?」
「……あたしをコーデリアと呼んでくださらない?」
「コーデリアと呼べだって?それが、あんたの名前なのかい?」
「いいえ、あの、あたしの名前じゃないんですけど、コーデリアと呼ばれたいんです。素晴らしく優美な名前なんですもの」
「何を言っているのか、さっぱりわからないね。コーデリアというんでないなら、なんという名前なの?」
「アン=シャーリー。でもねえ、どうか、コーデリアと呼んでくださいな。ここに、ちょっとしかいないんですもの。構わないでしょう?それに、アンなんて、とてもありふれた名前なんですもの」
「ありふれただって?馬鹿ばかしい!アンこそ、わかりやすい、おとなしやかな、本当にいい名前です。何も恥かしがることはありません」
「あら、恥かしがりゃしないわ。ただ、コーデリアのほうがもっと好きなだけよ。あたし、いつも自分の名前はコーデリアだって想像してきたの――ずっと前小さい時は、ジェラルディンっていう名前のつもりにしていたの。
あの、アンという名前で呼ぶんでしたら、Eのついた綴りのアンで呼んでくださいな」
「字なんか、どんなふうに綴ったって、大した違いはないじゃないの?」
「あら、大きな違いだわ。そのほうが、ずっと素敵に見えるのですもの。名前を聞くと、すぐ目の前にまるで印刷されたように、その名前が浮かんでこないこと?あたしはそうだわ。
だから、Annはひどく感じが悪いけど、Anneのほうはずっと上品に見えるわ。おばさんが終わりにEの字のついたアンと呼んでくださるなら、コーデリアと呼ばれなくても、我慢するわ」
「よろしい。それなら、Eの字をつけたアンさん、どうしてこんな行き違いが起こったのか、話しておくれでないかね」
(『赤毛のアン』、村岡花子さん訳より)
なんにしても、今回の回は蓮子嬢がロミオ役に立候補したところで終わっているのですが……このことの内には一体どんな蓮子嬢の思惑が隠されているのでしょうか?
蓮子嬢は、「生徒はみんな年下で話が合わない」とおっしゃっていましたが、まあ確かにそうですよね(^^;)
八つ年が離れてるだけじゃなく、一度結婚して離婚しており、人生の酸いも甘いも噛み分けた風格のある蓮子には、年頃の娘たちの「キャッキャッo((〃∇〃o))((o〃∇〃))o」した感じというのは、馴染めないものだったのかもしれません。
それにしても、今回の回で蓮子嬢の家庭の事情が少しずつ明らかになってきていて……
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0100.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0200.gif)
そしてそして、今回気になったのは、富山先生が「ロミジュリなんて、わたしは反対です!!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hamster_5.gif)
もしかして、たとえば身分違いの恋とか、富山先生にも何か恋愛で傷ついた過去があったりするのでしょうか??
なんにしても、何やら軽い気持ちで級友に「訳して!!」などと言われてしまって、花子も大変ですね(笑)
翻訳して脚本化するのは、裏方の地味な作業という気がしますけど、脚本が生きるも死ぬも訳した方の訳本次第……っていう部分って凄く大きいように思います(^^;)
何分、この頃よりもっとあとの時代の方が書いた本の中に、セーターのことをスエーターと書いてあるのを読んだことがあります。そこ読んだ時一瞬、スエーターってなんのことだろう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kuri_3.gif)
つまり、花子ちゃんが生きてた時代の訳語文化みたいなものって、まだまだそんな感じで、手本に出来る訳本なども限られていそうなので、そんな中、ロミジュリを脚本化するっていうのは、実際すごく大変なことなんじゃないかなっていう気がしたり(^^;)
でもまあ、花子には必殺の翻訳呪文「パルピテ!」があるから、楽しく苦しみながらやり甲斐をもってこの大変な作業をなし遂げることになるのでしょうか。。。
ではでは、明日の放映がまたとても楽しみです♪(^^)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます