天使の図書館ブログ

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作品☆Pick up!!その1~エミリーの求めるものを探して(1)~

2011-05-19 | 作品☆Pick Up!!
 ※使用させていただいているイラストは、幻想素材サイトFirst Moon様のものです。利用規約を守らず転載or再配布したりされないよう、よろしくお願い致します。


 今回の記事をアップするのは、わたしとしてもほんの少し勇気がいります

 今回、作品☆Pick up!!の第1回目として取り上げたのは、詩集の部屋にある一篇の詩なのですが、これは本当に相当昔に書いたもので、わたしが死とか自殺とか、そうしたことを考えていたのちに書きつけて、生まれたものです。

 随分前から言われていることですが、今日本では年間三万人の自殺者がいて、これは一日に約80人の方が亡くなっているという計算になると聞きました。

 というか、そのことを聞いた時、1日に80人!?そんな馬鹿な……と思って、実際に電卓を叩いてみたんですよ(^^;)

 30,000÷365と打ってみたところ、出た答えが82.1917808219。

 テレビの解説者の方が「今この瞬間にも、日本のどこかで誰かが自殺しているのです」といった言葉は、事実本当にそのとおりだったわけです。

 ちなみに、このことを聞いた時、わたしの書いた記事がこちらになります。


       「魂の光と影」


 まあ、あまり大した参考にならないとは思いますけど(実際、自殺を考えている時に持つ<死>の力って、そのくらい強いものなので)、もし気の向いた方は読んでみてください。

 天使の図書館には詩集の部屋があるんですけど、「詩集」と聞いただけで、その時点ですでに読む気が萎える方も多いとわたしは思ってます(^^;)

 でも、わたしの書いてる詩には「死」とか「自殺」とか「苦しみ」とか「絶望」とか、そうしたことがテーマになってるものが結構あるので、ほんの少し覗いてみてくださると嬉しいです

 本当は、「エミリーの求めるものを探して」のエミリーってそもそもだれ?とか(ちなみに三人います・笑)、エミリーの求めてるものってなんなわけ?っていう話もしようと思ってたんですけど、まあわかる方にはわかるということで(実際、それを言い当てた方が過去にいらっしゃいます)、それはまた機会があったらということにしますね♪(^^)

 それでは、最後に「エミリーの求めるものを探して」から、68番目の詩を引用してこの記事の終わりにしたいと思いますm(_ _)m



     68

 もしもあなたが自殺したくなったら  
 次のことをよく考えてみてほしい  

 あなたは首を吊ろうとするが  
 首吊り縄はうまく絞まらない  

 飛び降り自殺しようとするが  
 かろうじて命をとりとめ植物人間に  

 猛スピードの車の前に飛びだすが  
 中途半端に轢かれて無駄な苦しみをすることに  

 海に飛びこんでも助けられ  
 睡眠薬を飲んでも病院のベッドで目覚め  
 手首を切っても同じこと――

 結局 わかりきっていることだけれど  
 生きているのも死ぬことも  
 ともに苦しくつらいこと  

 どうか誰かひとりでいい  
 自分の気持ちを話せる人を見つけてほしい  

 自殺する日を一日延ばして  
 もう一度よく考えてみてほしい  

 本当に他に手段はないのかどうか  
 よく考えてみてほしい  

 もしもあなたが今日、たった今死んだとしたら  
 あなたとまったく同じ人は永遠に生まれてこないということをーー  
 もう一度よく考えてみて   






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