ロイドベンチャーシステム雑記<ロイドの日記>

弊社「株式会社ロイドベンチャーシステム」は、千葉県(主に南房総地域)でパソコンの何でも屋をしています。

Outlook2007で送信メールのコピーが「送信済みアイテム」に残らない

2010-07-16 18:16:13 | 技術部屋より

原因などが確定していないのですが、お客様にて本日あったトラブル事例をお伝えします。

 

現象:Outlook2007で送信メールのコピーが「送信済みアイテム」に残らない。

 

   Outlook2007のメールオプションでは、
    「送信済みアイテム フォルダにメッセージのコピーを保存する」に、
   チェックは付いている。

 

 環 境:Windows 7 Professional
     Office2007 Standard SP2適用済み

 

 件 数:この事例は同じLAN上のPC 7件で発生を確認

 

本件、前述の通り、メールオプションでチェックが付いているにも関わらず、送信メールのコピーが送信済みアイテムに残っておりませんでした。

 

暫定対処として、以下手順を行いました。

 

1.Outlook2007を起動

 

2.メニューバーから、ツール(T)-オプション(O)
 Opt1    
3.オプション画面にて、[メールオプション(M)]
 Opt2    
4.「送信済みアイテム フォルダにメッセージのコピーを保存する」の項目
  あえて、チェックを外す
  [OK]で確定し、オプション画面で[適用][OK]

 

5.Outlook2007を一度終了

 

6.Outlook2007を再起動

 

7.メニューバーから、ツール(T)-オプション(O)

 

8.オプション画面にて、[メールオプション(M)]

 

9.「送信済みアイテム フォルダにメッセージのコピーを保存する」の項目
  チェックを点ける
  [OK]で確定し、オプション画面で[適用][OK]

 

10.メールを送信してみる。
   → 送信済みアイテムに、コピーが残った。

 

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今回の事例では、コレで成功しました。
原因不明なところが気になりますが、とりあえず以後様子見に。

 

数年前のソフトなどでは、このような設定が反映されていない問題は結構ありました。
 ・見かけはスイッチが入っているのにダメ
 ・スイッチを敢えてOffにして保存
 ・再度スイッチをOnにして保存で解決。

 

今回も同様だとすると、ちょっと面白くはありませんね。

 

もしも同様の現象を確認された方、トラブル原因をご存知の方がいらっしゃいましたら、教えていただけますと助かります。


Windows XPのダウングレード権が更に延長(2020年1月まで)ですけれど

2010-07-14 09:56:29 | こちら営業担当

未だにシェアが大きいOS : Windows XP

このXPそのものの販売は終了しておりますが、Windows Vista及びWindows7の上位orビジネスエディションを購入する場合にはダウングレード権により、今でも導入することができます。

 

これによりBTOパソコンやビジネスモデルではいまだにWindows XP Professionalのパソコンが購入可能です。

 

予定ではこのダウングレード権行使によるXP購入が終了するのは、2011年でした。

 

ところが、先日(7/12)Microsoft社が方針を転換。
Windows7の提供期間中(~2020年1月)、XPへのダウングレード権を有効にすると発表しました。

 

ですが、注意すべきはサポート期間です。

今のところはサポート期間の終了予定は2014年4月8日のままで、延長は発表されていません。
ということは、ダウングレード権でXP Professionalを利用されたとしても、事実上の利用可能期間が延びるわけではないということになります。

 

やはり、特別な理由がない限り、新PC導入時のOSはWindows7選択が無難のようですね。


2010/07/13のWindowsXP SP2サポート切れに対し、ユーザはどうしたらいいのか?

2010-07-08 19:28:00 | 技術部屋より
先の記事にて、7/13にWindows2000とXP SP2のサポートが終了すると記載しました。 
 
ここでは、弊社が思いつく対処案を掲載させていただきます。 
 
WindowsXP SP2でサポートがきれるとはいっても、XP自体のサポートが終わるわけではありません。
 
「SP」正しくは「Service Pack」ですが、これは、多数の問題点の一括修正を示します。
建物でいえば、その年の建築基準法改正に合わせて、耐震工事を行うようなものですね。
 
XPのServicePackの最新(恐らく最終)は、SP3です。
 
このSP3にアップデートすればいいのです。
無印のWindowsXP、WindowsXP SP1、WindowsXP SP2をご利用の方は、早めにSP3に更新を行いましょう。
 
といっても、手間はかかりますが、費用はかかりません。
MicrosoftからSP3へのアップデートプログラムをダウンロードし適用すれば良いのです。
 
 まず、下記MicrosoftのXP SP3紹介ページをご覧ください。
 Microsoft Windows XP Service Pack 3
 
 
各種方法がありますが、
IT プロフェッショナルおよび開発者用 Windows XP Service Pack 3 ネットワーク インストール パッケージ」を使う方法が一番無難かと思われます。
ここでダウンロードできるファイル"WindowsXP-KB936929-SP3-x86-JPN.exe"をUSBメモリやCD-Rなどに記録しておき、そこから実行すればOKです。
 
※無印XPの場合は、SP3前に、SP1もしくはSP2にしておく必要がありますので注意!
 
 
SP3適用処理には非常に時間がかかります。
また、HDDに十分な空き容量も必要です。
 
ですのでSP適用前には、不要ファイルの削除、ディスククリーンアップ、デフラグをお勧めします。
 



2010/07/13のWindows2000サポート切れに対し、ユーザはどうしたらいいのか?

2010-07-08 17:27:49 | 技術部屋より
先の記事にて、7/13にWindows2000とXP SP2のサポートが終了すると記載しました。 
 
ここでは、弊社が思いつく対処案を掲載させていただきます。 
 
Windows2000で稼働している機体は、導入から6年以上経過していると思われます。
 
となれば故障しても修理さえ期待できない状況でしょう。
新OS(Windows7、WindowsServer2008)への入れ替えを行っても、それが稼働できるだけの性能もないと思います。
 
いっその事、新OSを含め、機体の買い替えをお勧めします。
 
 
単体のパソコンとしてWindows2000 Professionalを利用しているならば、Windows7 Professional搭載パソコンへの買い替えが無難です。
 
 
ただし、サーバ機の場合はちょっと話が複雑となります。
 
Windows2000 Serverの場合、当然利用用途は「サーバ」でしょうから、パソコンのような簡単な買い替えというわけにはいきません。
周辺機器やサーバ内で稼働させるソフト(例:SQLサーバ)等の買い直しも必要です。
Windows Server Client Access License(通称CAL)の買い直しも必要です。
この場合は、業者に相談された方がよいでしょう。



2010/07/13をもって、Windows2000と、WindowsXP SP2以下のサポートが切れますよ

2010-07-08 17:07:41 | 技術部屋より
来週の火曜日、7/13をもって、Windows2000と、WindowsXP SP2のMicrosoft社のサポートが切れます。
 
 【参考】
  Microsoft Windows Vista/ WindowsXP ServicePack2 (SP2) / Windows 2000(Server/Professional) 製品のサポート終了についてのご案内
 
サポートが切れたからといってパソコンが利用不能になるわけではありません。
ですが、パソコンを「利用すべきではない状況」になります。
 
 
1.新たなセキュリティホールへの対応が無くなる。
今後、新たなセキュリティ問題が発見されたとしても、WindowsUpdateなどでの修正プログラム配布が受けられなくなります。
一見、地味ですが、これが結構重要なのです。
 
最近の多くのウィルス類は、OSのセキュリティホールを利用して侵入してきます。
OSのセキュリティホールは根本問題です。
 
 <<セキュリティは両立が重要>>
 ・WindowsUpdateでのセキュリティホール修正
   OSの根本の危険な問題を修正します。
   建物に例えれば、裏口の鍵を良いものに交換するようなものです。
 
   これがしっかりしていないと、仮にガードマンを雇っていても
   裏口からコソ泥が侵入してしまいます。
 
 ・ウイルスバスター等のセキュリティソフト導入
   SECOM等の警備会社のガードマンを雇うようなものです。
   
   これがないと、戸締りがしっかりできていても、押し入ってくる
   強盗や、堅気を装う詐欺師は防げません。
 
よって、いくらウイルスバスター等のセキュリティ対策ソフトがあっても、日々開発される新たなウィルスその他の犯罪技術を防御しきれなくなるのです。
 
 
2.対応するソフトが開発されなくなる。
Microsoft自体がサポートをやめたOSに対しては、各ソフトメーカーも対応するソフトの開発からは徐々に撤退していきます。
ビジネスソフト類は当然として、セキュリティ対策ソフト類もやがては対応品の出荷を打ち切るでしょう。
こうなっては、セキュリティ面はどうしようもなくなります。
 
 
3.対応するハード類も開発されなくなる。
サポート終了OSに対応した周辺機器、ハード類の開発も終了することになります。
例えば、プリンタが壊れたので、新型プリンタを買ってきても、それは使えないかもしれないのです。
 
 
サポート切れOSの利用は、このような問題にあっても対応不能となるのです。 
 
該当する方は、早期に対策をご検討下さい。
 
 
 → 対応案 Windows2000の場合
 → 対応案 WindowsXP SP2以下の場合