ロイドベンチャーシステム雑記<ロイドの日記>

弊社「株式会社ロイドベンチャーシステム」は、千葉県(主に南房総地域)でパソコンの何でも屋をしています。

最近のDELL OptiplexでWOL(Wake on LAN)をするには?

2014-03-28 20:05:29 | 技術部屋より
 

DELLコンピュータ製のビジネス用デスクトップモデル
 「Optiplex シリーズ」
 

最近のモデルでは、出荷時にはWOL(Wake on LAN)が無効になっていると思います。
 

弊社で確認したWOL(Wake on LAN)を有効にする方法を記載します。
 

 確認したモデル
  Optiplex 3010、7010、9010

 




 
 

1.BIOS画面を開く。
  Sc_0001_r_r
  電源投入直後、[F2]で。
  Sc_0002_r_r

 
 

2.一度、BIOSの内容を[Load Default]で規定値に。
  これは必須ではありませんが、まあ私はやっています。
  Sc_0003_r_r

 
 

3.内蔵LANポートが有効でることを確認。
  System Configuration - Integrated NIC
  Sc_0011_r_r
  WOLだけなら、「Enabled」の選択肢どれでもいいと思います。
  PXEブートなどするならそれに合わせてで。
 

  Optiplex9020の規定値は「Enabled w/PXE」でした。
  私は面倒なので、このまま利用しました。

 
 

4.本命、WOL設定
  Power Management - Wake on LAN
  Sc_0023_r_r

  WOLだけなら、「LAN Only」でいいと思います。
  PXEブートなどをするなら、それに合わせてで。

 
 

さて、通常のマザーボードならこのような設定でWOLは十分なのですが、DELL Optiplexはもう一つ設定をしなければなりません。

 
 

5.ココがキモだよ。Deep Sleep
  Power Management - Deep Sleep Control
  Sc_0024_r_r
 

  ここは、「Disabled」に!
 

  Deep Sleep Controlは、待機電力を抑える設定項目なのかな?
 

  WOLの場合、OSはシャットダウン状態でもLANは起動信号受信(Magic Packet)の為
  最低限の稼働はしていなければなりません。

  しかし、「Disabled」以外では、シャットダウン状態のLANポートのアクセスランプは
  光っていないようなのです。(一部私の勘違いもあるかも)
  多分LANは稼働していないのでしょうね。

 
 

6.設定を反映させて再起動

  画面右下[Apply]で設定を反映させてから[Exit]
  Sc_0025_r_r

 
 

もしかしたら、もっとスマートな方法もあるかもしれません。

 




2014年03月 MicrosoftUpdateで表示される更新の参考画面

2014-03-13 10:05:12 | インポート

 

2014年03月13日
WindowsUpdate/MicrosoftUpdateの毎月の定期更新日です。


 

MicrosoftUpdateを手動で行った際に表示されるパッチ類の参考画面を掲載します。

 
 
【参考機体】
OS:Windows7 Professional 32Bit版
    Service Pack1 適用済み
Microsoft Office 2007 Professional
    Service Pack3 適用済
InternetExplorer11 適用済み11月のWindowsUpdateにて)


 
 

前回の定期WindowsUpdate実施は2014/02/12(過去記事あり)
緊急性の低い物も含め、「Microsoft Security Essentials」以外の殆どのオプションも適用済みです。

 
 

Up1

 
 

重要な更新
Up2

 

WindowsUpdateには、2013/10から、Internet Explorer11 ( IE11 )が含まれています。
(本写真のPCは適用済みなので表示されていない)
 

ASP等を使ったWeb業務アプリ(例:千葉電子調達システム ..etc)には対応できていない可能性が有ります。
その際には、自動配布防止キットを利用するなどのIE11をインストールしないようにする注意が必要ですね。


 
 

オプション
Up3

Bingデスクトップは、あえて適用せずに放置したままです。
業務PCでは、あまり必要性が感じられないので。
 
 

表示されるパッチの種類や数は、ご利用Microsoft Office Suiteやランタイム等によりケースバイケースですので、あくまで参考程度と思ってください。

 

詳細情報が知りたい方は、こちらをどうぞ

 Microsoft Security TechCenter マイクロソフト セキュリティ情報

 




2014年03月のWindowsUpdate/MicrosoftUpdateが公開

2014-03-13 10:01:07 | 技術部屋より

 

Windows系OSのセキュリティホールを解決するWindowsUpdate/MicrosoftUpdate
 

定例的な新修正プログラム配布の“目安”タイミングは、毎月の第2水曜日。
 

ただしくはアメリカ時間の毎月の第2火曜日が基点ですので日本の日付ではずれることがあります。
今月は第2水曜日である本日(2014/03/13)にいくつかの修正プログラムが配布開始となりました。
 

 「ちょっと休憩しようかな」
 

などという時に、手動で実行されてはいかがでしょう?
 
 
 
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WindowsUpdate/MicrosoftUpdate 手動実行例
 

1.OSのスタートメニューからの起動
  ・スタートボタン ― すべてのプログラム - WindowsUpdatもしくはMicrosoftUpdate
 

2.Internet Explorerからの起動
  ・メニューバーにて、 ツール(T) - WindowsUpdate(U)
 

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Microsoftダウンロードセンターでは、毎月のWindowsUpdateの配布プログラムを格納した「ISOイメージ」の配布もしております。
 

 ・マイクロソフトのダウンロード・センターにて 「セキュリティ リリース ISO イメージ」 で検索
 

 【参考】
 Microsoft Download Center 「セキュリティ リリース ISO」 イメージのリンク
 http://blog.goo.ne.jp/lloyd_vs/d/20130521

 
 

インターネットに接続できないパソコンに対しては、他PCで上記を入手することで修正プログラム適用ができます。
内容は最新とは限らないようですね。 (一か月遅れ?)
入手、CD-R/DVD-Rへの焼き付けも含め、ちょっと難易度が高いので、一般の方にはおすすめできませんが。

 
 
 
更に「MicrosoftUpdate カタログ」を利用するという手もあります。
こちらはパソコン管理担当者向けになりますね。

 
 

※Microsoftダウンロードセンター、MicrosoftUpdateカタログなどのページは、InternetExplorerでの閲覧を前提に設計されています。
普段FireFox 、Google Chrome等を使われている方は、この処理だけはInternetExplorerを使った方がいいでしょう。