ロイドベンチャーシステム雑記<ロイドの日記>

弊社「株式会社ロイドベンチャーシステム」は、千葉県(主に南房総地域)でパソコンの何でも屋をしています。

2010/07/13をもって、Windows2000と、WindowsXP SP2以下のサポートが切れますよ

2010-07-08 17:07:41 | 技術部屋より
来週の火曜日、7/13をもって、Windows2000と、WindowsXP SP2のMicrosoft社のサポートが切れます。
 
 【参考】
  Microsoft Windows Vista/ WindowsXP ServicePack2 (SP2) / Windows 2000(Server/Professional) 製品のサポート終了についてのご案内
 
サポートが切れたからといってパソコンが利用不能になるわけではありません。
ですが、パソコンを「利用すべきではない状況」になります。
 
 
1.新たなセキュリティホールへの対応が無くなる。
今後、新たなセキュリティ問題が発見されたとしても、WindowsUpdateなどでの修正プログラム配布が受けられなくなります。
一見、地味ですが、これが結構重要なのです。
 
最近の多くのウィルス類は、OSのセキュリティホールを利用して侵入してきます。
OSのセキュリティホールは根本問題です。
 
 <<セキュリティは両立が重要>>
 ・WindowsUpdateでのセキュリティホール修正
   OSの根本の危険な問題を修正します。
   建物に例えれば、裏口の鍵を良いものに交換するようなものです。
 
   これがしっかりしていないと、仮にガードマンを雇っていても
   裏口からコソ泥が侵入してしまいます。
 
 ・ウイルスバスター等のセキュリティソフト導入
   SECOM等の警備会社のガードマンを雇うようなものです。
   
   これがないと、戸締りがしっかりできていても、押し入ってくる
   強盗や、堅気を装う詐欺師は防げません。
 
よって、いくらウイルスバスター等のセキュリティ対策ソフトがあっても、日々開発される新たなウィルスその他の犯罪技術を防御しきれなくなるのです。
 
 
2.対応するソフトが開発されなくなる。
Microsoft自体がサポートをやめたOSに対しては、各ソフトメーカーも対応するソフトの開発からは徐々に撤退していきます。
ビジネスソフト類は当然として、セキュリティ対策ソフト類もやがては対応品の出荷を打ち切るでしょう。
こうなっては、セキュリティ面はどうしようもなくなります。
 
 
3.対応するハード類も開発されなくなる。
サポート終了OSに対応した周辺機器、ハード類の開発も終了することになります。
例えば、プリンタが壊れたので、新型プリンタを買ってきても、それは使えないかもしれないのです。
 
 
サポート切れOSの利用は、このような問題にあっても対応不能となるのです。 
 
該当する方は、早期に対策をご検討下さい。
 
 
 → 対応案 Windows2000の場合
 → 対応案 WindowsXP SP2以下の場合
 


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