ロイドベンチャーシステム雑記<ロイドの日記>

弊社「株式会社ロイドベンチャーシステム」は、千葉県(主に南房総地域)でパソコンの何でも屋をしています。

BBR-4HGファームウェア更新失敗

2008-12-19 18:28:29 | 技術部屋より


価格的にもセキュリティ面も性能的にも、そして設定の容易さも無難なBUFFALO社ブロードバンドルータ[BBR-4HG]
弊社も多くのお客様に販売している。

この度、新規のお客様に[BBR-4HG]を販売することとなった。
ご堪能な方ではないので、弊社でセットアップも行うことに。

BUFFALOホームページを見ると、2件のセキュリティ問題が発見され、ファームウェア更新を推奨している。
ルータ製品におけるクロスサイトリクエストフォージェリの脆弱性対策についてのお知らせ
ルータ関連製品におけるUPnP機能のセキュリティー強化のお知らせ
両方とも一番の解決方法はファームウェアの更新である。

「ドライバーダウンロード」にて、BBR-4HGのページを開く。
見ると、一連の問題が対処されているファームウェアは「Ver.1.40β(2008年8月7日掲載)」

過去2機のBBR-4HGでこの1.40βを適用したことがあるが、問題はなかった。
しかし、未だにβのままであったとは。
ともかくこのファイルをダウンロードする。

BBR-4HGに作業用PCをLAN接続。
セキュリティ対策ソフト(ウィルスバスター2009)を停止させ、IE7でBBR-4HG管理画面を開く。
管理画面でファームウェア更新を実行。

BBR-4HGの自動再起動が終わったあたりで、異変に気づく。

DIAGランプが赤く点滅!?
BBR-4HGのルータ機能は動作しなくなっていた。

電源再投入でもリセットボタンでも復活できない。
完全に故障である。

お客様に納品するBBR-4HGは、いきなり故障機となってしまった。


BUFFALO社ルータのファームェア更新は、過去何度も行ったことがある作業である。(BBR-4HGに1.40β適用は2度だが)
手順ミスがあったとは思えない。


BUFFALOサポートセンターに電話するも一切繋がらない。
しかもフリーダイヤルではないため、待つ間に延々電話代はかかる。
計1時間程度の待ちの後、電話対応は諦めることになる。

状況を修理依頼書にまとめ、修理センターに発送。
しかしお客様への納期は守らねばならない。修理完了を待つ余裕はない。
仕方ないのでBBR-4HGを再度仕入れることに。


もしも入荷したBBR-4HGのファームウェアが、またVer.1.40β未満であったならどうたものでであろうか。
BAFFALOで警告しているセキュリティ問題2点を解決させずにお客様に納品すべきか?
それとも再度のリスク覚悟でファームウェア1.40βを適用するか。


どちらにしろ、BUFFALO社の誠意ある回答を期待している。