東日本大震災(2011/03/11)に端を発する電力不足。
大規模な停電の危機を回避するために行われた計画停電は、5月中は見送りとなっております。
しかし夏の電力不足に対応するために6月からまた実施される可能性もあります。
それに大きく影響を受けるのがパソコン等のOA機器です。
停電前にシャットダウンできていれば良いのですが、これを忘れたりしますと悲惨な故障を招くこともあります。
例えば保存前のデータが消えるだけならまだマシ。
最悪の場合、HDDクラッシュ等を起こすこともありえます。
3月~4月の計画停電期間中
弊社のお客様でも何例もトラブルがありました。
日中の停電はまだしも良かったのです。備えられましたから。
しかし夕方6時からの停電前にうっかりとサーバ等24時間稼働機器をシャットダウンせずに全社員が帰宅してしまい、翌朝に困るということが多かったですね。
幸い深刻なハードエラーまでには至りませんでしたが、それでも、
・ネットが使えなくなった
・再起動が必要
・設定情報が消えた
等々、軽度の障害は多数ありました。
多くは全機器の再起動で対処はできましたが。
今のうちに、計画停電を見据えた運用手順の見直しをしましょう。
また、重要な機器には無停電電源装置(通称:UPS)を検討しましょう。