シャロンの部屋 Around

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オーベルシュルワーズへ冒険の旅

2010年08月15日 | 日記
なんだか自信がなくて、どうしようかぎりぎりまで悩んだけど、結局思い切りました。オーベルシュルワーズへ「自力」の日帰り列車の旅。
バスツアーは65ユーロ。高いこともあるけど、モンサンミッシェルほど遠くないし、一度に3箇所回るような行程でもないから、とにかく、ひとりで鉄道の駅へ行き、切符を買って列車に乗るということをやってみたかったわけです。
まずはメトロで北駅まで行ったはよいものの、北駅は大きくて、どこへいってよいものかさっぱり。うろうろしたけどわからず、まずは、そこらへんの人にきいたら、向こうのエスカリエーで2階に上がって右へ行け、と。行ってみると、エスカレーターなんかないじゃん、階段ならあるけど?へっ?エスカリエーって階段かい?
2階へはあがったら、トイレに行きたくなって、見渡すと3階にあるという表示が。仕方なく3階にあがり、50セント払って用をたし、2階へおりたけど、案内所にも切符売り場にも誰もいない。窓口とにかく、全部人がいないっ!みんな機械で切符買ってる。買えるだろうか。それに何線かも、何時発かも、なにもわからない。
とにかく、緑の機械の画面を見て、目的地を入れてみたら出たっ!オーベルシュルワーズ。とりあえず。往復切符ゲット。して、乗り場は?何番線?何時?うろうろしつつ、また人にきいたら、ここじゃない、3階へ行けって。で、3階へ行ったら、乗り場へ行くゲートがいくつもいくつもあるじゃないの。で、乗り場はどこよーっ?
やっと人がいる切符売り場を発見し、「切符は買ったの、でも何時発?乗り場どこ?シルブプレ」ってきいたら、「直通は一日一本しかないのよ、ほら、あと2分で列車でちゃうわ、いそぎなさい、32番線よ」って。それからダッシュ。飛び乗ると列車は出発。
みると、もらった路線図には途中に丸印がついてる。どうやら、これは直通ではなく、直通はもうないから、印のついた駅で乗り換えろということらしい。
列車の中で、あるカップルと知り合い、彼らもオーベルシュルワーズに行くとかで、そこから行動をともにすることに。フランス人のご主人とメキシコ人の奥様。ありがたいことに(?)、会話は全部フランス語とあいなりました。

それから、ゴッホがすごしたラブー亭を見て、自殺するまでのたった2ヶ月だけど、彼がすごした部屋を見て、作品のヴィジュアルを鑑賞して。写真はとれませんでした。
それから、フランスのもうひとつの「ご当地」料理クレープを食べ、デザートも食べ、午後からはゴッホが描いた、教会や畑、ホテル、ゴッホが弟のテオと並んで眠る墓などをまわって歩きました。
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雑多な会話をしながら、どんだけーっていうくらい歩いた後、ご夫婦と別れ、私は先に乗り換え列車にのってパリにもどりました。案内をよーくみて、帰りは同じ路線ではなく、いつも通るメトロのインバリデ駅に乗り入れる路線を使いました。
思い切って冒険に出ると、思わぬ発見や出会いがあって、今日の旅は忘れられない思い出になった気がします。


ちはみにデザートは、チョコレートケーキにミントのアイスクリームがのっていて、さらにうえからたっぷりとチョコレートソースがかかっていて、ホイップクリームまでついていて、めっちゃおいしかった。