はぁ・・・・
朝からため息・・・
鏡みると 一段と すごい前髪に 我ながら引く・・・
仕事・・・どうしましょ・・・
これでも接客業なんですけど・・・・ まぢムリ・・・
いや・・ もー これで笑いをとって生きるしかない・・・
皆様に笑いをお届けできるなら・・ って女芸人ぢゃないんんですけど・・・
わが人生 顔で勝負をかけたことは1度もありません
でも ものには限度ってものがあると思うんです・・・
子供の頃、毎回父に 恐怖の直角刈りをされてましたけど
あれもすごかった・・・
私は3姉妹なんですが 庭にイスを置いて待ち構える父が
「誰からだ!可愛くしてあげるからっ!早く来なさい!」と怒鳴ってる中
洋間で3人「あんた行きなさいよ・・」と、なすり合うのがというのが 毎回のお約束で
もちろん 全員進んでブスにはなりたくないので
(ひとケタの歳でも 美意識というのは ちゃんとあるんですよ・・ 人間て・・・)
しばらくして しびれを切らした父から長姉が指名を受け
場に連れていかれる子牛のような後姿を見せながら しぶしぶ庭に出ていくのですが・・
☝BGM「あーる~晴れた~ひーるさがり~庭場(市場)へつづ~く道~」
・・・この歌を教わったとき 私はこのときの光景と見事にリンクしました
散髪が終わり前髪を抑えた長姉が 脱兎のごとく洋間に逃げ帰ってきて
母の手鏡をみて 「うぁ~んっ」とうつぷして泣き出す姿をみて
次姉と私は さらに震え上がる・・ もーホントに怖い恐怖の時間でした・・・
次姉も 散髪が済むと 長姉と全く同じルートで大泣き・・
最後は 洋間のソファで 3人が丸まって泣き崩れる姿は まさに
悲劇のダンゴ3姉妹・・
そんな光景を見ても 私の父は
「〇〇(👈姉妹だれかの名前)。
お父さん、さっき ちょっとまっすぐ切れなかったから もう一回そろえてやるから来い」
と、自分が納得するまで 髪をそろえようとするのでした・・・
当然 切りそろえて行けば行くほど前髪はどんどん短くなっていくのでした・・・
そう・・父は とにかく キッチリしてないと気が済まない人なので
丸い頭に 分度器で図ったような直角!
前髪は定規で引いたような直線!
(ちなみに眉毛との幅2センチの平行線、切りそろえるたびにさらに幅はワイドに・・)
子供に似あうとか そんなの彼の頭にはないので とにかくキレイに直角&直線に出来ないとダメなのです・・
0.1ミリの誤差も許せないので 散髪後2,3日は 「うーん。もうちょっとだな」などとハサミを持ち出し
「もう いいの!」と、どんなに懇願しても 父の自己満足に付き合わされるという ホントにもー地獄・・
父がヘンなのは前にも ブログで書きましたけど
父は どうも母の顔を 本気で美人と思っていたようで・・
パタリロみたいな顔の母のどこが美人なのか ちょっと美意識うたがっちゃいますけど
人の好みは十人十色ですから・・
まぁ ふっくらした丸顔が好きなんですね(ワタシも丸顔・・)
(ちなみに父の若いころは吉川晃司 意外とイケメン・・ でも性格に大きな難アリ)
娘や姪に対して
「いや~ 最近ホントにおばあちゃんに似てきたなぁ~」とよく言うんだそうですが
父からすると最大の褒め言葉なんでしょうけど
娘も姪も それを言われると
「そ・・・そぉ・・・・」
意外と傷つくみたいです・・
(ワタシも言われたくないけど・・・)
そんな思い出があるので 娘のヘアスタイルは子供の頃から気を遣いました~
中2まで私が散髪してあげていましたけど
嫌がられたことはありません 泣かれたこともありません
でも・・息子の散髪は難しい・・・
うまくいかなくて 丸刈りにしてしまった事数回・・・
その時は泣かれました・・
そんなわけで息子は小学校入学時から床屋に行かせました
床屋さんにも言われるみたいですけど 切りづらい頭してるんです~ うちの息子・・
男の子は毎月散髪なので女の子よりお金かかりますね~
私が小学生の頃、7人全員男兄弟という子がいましたけど
お母さんの職業が理容師さん すごいですよね
お母さん美容師じゃなくて床屋さんなんですよ!
いつもカッコイイ頭しててモテてましたけど
お父さんも含めて8人分の散髪代 成人になるまで一体合計いくらになるんだろ・・
すごい額を節約出来たでしょうよね~
子供生まれる前から その職業を選んでたことに天晴です
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます