一昨日 ほんの数分間ですが 空が金色に燃え上がっていました
反対側のお山をみてみたら
見事に赤く染まっていました
白と赤のコントラストは
イタリアとか地中海付近の街並みのようで
しばし自分が日本にいることを忘れるような そんな瞬間でした(*'▽')
光線の加減で いつもの景色が全く変わって見えるから
光ってスゴイですよね
この前の月もそうでした
まるで別物に見えましたよね(>_<)
各地の素晴らしい景色を拝みたい・・と
キレイなポスターなんて見てしまうと
もー 行きたい!! 観たい! 絶対行く~
とテンション上がりますけど
ポスターの通りの景色を観れることなんて
確率的には一桁台・・・
行けば観れると安易に思ったらダメでございます・・・
げんに 上の写真をプロのカメラマンに撮ってもらって
(電線とかもない場所で)
「異国情緒の町・ヨコハマ」
なんて感じのポスター貼りだしたら
意外とここまで人が押し寄せてくるかもしれません
だいたい
素晴らしい絶景宿とか観光地とか
まず時期設定でつまづきますし
それに桜だの紅葉だの雪景色だの
満開も紅葉見頃も雪も 1年で数日しかないわけですから
さらに一番のネックは やっぱり天候ですよね・・
沖縄の海だって お日様が出てなきゃ あそこまで
青くなりませんし・・・
遠くまでわざわざ行かなくとも
条件が重なるタイミングを見逃さないように
ちょくちょく意識していれば
自分の住む場所でも
ステキな景色を見つける事は
案外出来るものかもしれません
特に 今の時期は 空がかなり澄んでいるので
夜明けの空は見事なコントラストです
是非 早起きして観てみましょう
話変わって・・・
ただいま ワタクシ
噛める歯が3本無い状態です・・・
歯抜けババアと化しています・・・
若気の至りで虫歯だらけにしてしまったお口の中・・
それに加えて ドブネズミ色の着色歯へのコンプレックスで
前歯は漂白の為に全部神経を抜いたので
虫歯で神経抜いた奥歯と併せて
上の歯は ほとんどが神経のない失活歯です
こんな状態で ほぼ30年
生きてきました(--〆)
この状態は ハッキリ言って
かなりヤバい状態です
でも、もうこれ以上悪くするわけにはいかないので
この状態をキープ出来れば
それ以上は もう望みません(/ω\)しくしく
若い頃は総入れ歯になりたい(白い歯になるなら)とまで
思ったワタクシも
今では 真っ黒でもいいから自分の歯でいたい・・・
と、切に願っている毎日です
とはいえ・・・
削るほどの虫歯にしてしまった自分が一番悪いのですが
削った後の歯のその後の運命は
先生の腕次第といったところが少なくありません
これは 事実です
歯科治療って、地味ですが
実はものすごく細かくて職人技の仕事だと思います
そんでもって スゴ技を持つ先生ほど変人の傾向が高い
妥協を許さず完璧を追究するあまり
患者さんの気持ちは二の次となり
延々とチマチマチマチマ 少し削っては 穴のあくほど眺め
また少し削っては 形成箇所をしげしげと見つめる・・・
口を開けてるほうはたまりません
納得いくまで
「口を開けて!」「動かさないで!」「ベロを向こうに!」
顎ガクガクです・・・
それから 1本の歯に対する治療回数も長い・・・
客観的に見ると
こんなに時間がかかるなんて・・ヘタなの?
と先生の腕を疑いたくなってしまいますが
確かに、不器用で遅い先生もおります
でも歯の治療って 本当は
それくらい難しいものなのだと思います
これだけ治療を受けてきたワタクシが言うので
間違いありません
ワタシは左の上の第一大臼歯を一番早く虫歯にしてしまいました
小学校6年生の時でした
当時主流のアマルガムという水銀をつめてもらったのが1回目の治療
次にこの歯がむし歯になったのは中3の時でした
この時は虫歯が広がって 寸でのところで神経が残ったものの
銀歯になりました
そして高2の時、この歯が再び疼きだしました
歯医者に行くと レントゲンを撮られましたが
「銀歯がかぶさってる部分は透けてしまって見えない」
といわれました
・・・じゃあ なんでレントゲン撮るの(・・?
という疑問が沸きましたが
そのまま 何もしてもらえず帰宅すると その2日後
熱いものまでしみるという とんでもない激痛に襲われ
泣きながら夜を明かし
翌日歯医者さんに駆け込んで 銀歯を外してもらうと
すぐに神経を抜く処置になりました
生まれて初めて神経を抜いたのがこの歯でした
その次に この歯が疼いたのは
20歳の時でした
いきなり夜にズンズンズンズン・・と とんでもない痛みが
脳天を突いてきました
それはもう 信じられない痛みでした
翌日 またも歯医者を探して駆け込むと
歯の根っこに病巣が出来ていて この膿みが
出るに出れなくて内圧が上がったせいと言われました
この痛みは もー ホントに どーにもならないくらい痛いです!
でも・・ これって
そうならないように ワタシが日頃から気をつけることはナニ(・・?
根っこなんて どうやってケアするの?
歯ブラシ行き届きませんよ・・(/ω\)しくしく
神経の治療をし直してもらい また銀歯をかぶせてもらえました
次に再び 根っこに病巣が出来たのが
その1年半後でした
とんでもない激痛が、またも再び・・
17歳から21歳までの間に これだけ
ワタシは左上の第一大臼歯に苦しめられたのです!!
この時に たまたま治療してくれた先生が
恐ろしく器用な先生で
「きっちり根の治療をしたら病巣なんて出来ないから」
とおっしゃった通り
その後、この歯に病巣が出来る事は二度とありませんでした
先生が奇跡の治療を施してくれたこの歯でしたが・・
10年ほどすると被せた銀歯の隙間から歯の根に向かって
虫歯が進行し ボロッと銀歯が外れてしまいました
またも歯医者さんを探して駆け込むと
先生は
「歯茎の下まで虫歯になってるから半年も持ちませんよ」
の一言で あとは延々と前歯の治療を勧めてきました
「前歯の神経ないから差し歯にしないと困るんだよね
これ、欠けてくるし折れたら抜歯だし」と
コワいことばかり・・ 自費の差し歯にしろと迫ってきます
コワくなったワタシは、昔、歯の漂白でお世話になった
大学病院のK先生のもとへ泣きつきに行った・・という話は
前にも書いていますが
この時、先生にたくさん慰めてもらい、
左上の第一大臼歯の治療をするために
違う科の先生を紹介してもらいました
紹介して頂いた補綴科のQ先生は
実験的に矯正装置で歯の根っこをすこし引き上げてみようか
と提案してくれました
しかも実験なので無料でやってくれるということ!
「お願いします」と即答しました
そしてワタシは矯正装置まで付ける経験もしました
歯は、たいして引きあがりませんでしたが
それでも抜かずに銀歯をかぶせる事が出来ました
半年持たないと匙を投げられた歯でしたが
ここからさらに10年近く持ちました
その後、またも被せモノの隙間から虫歯が広がり
心配したK先生が
「今のうちに ここだけ詰めるか 思い切って銀歯を外して
少しでもやり直すか した方がいいかもしれない」と
また違う先生を紹介してくれました
紹介されたP先生は
「え・・これ治すんですか(・・?」と仰天してましたが
尊敬するK先生の頼みは断れないとばかりに
「これ治せって言われても・・・」といいながら
(カルテにC4と書いてありました)
ギリギリのところまで削って被せてくれました
ムリを引き受けてくれたP先生のおかげで
ここから5年以上この歯で過ごせました
そして・・・ ついに歯の根っこが折れてしまったのが
去年のことです
これはヤバいかも・・と思いながらも
今度こそ抜歯・・と思うと 歯医者に行くのが恐ろしくて
半年くらい我慢していると
なんと!折れた側の歯槽骨が溶けてしまい
歯槽膿漏のような歯茎になってしまいました
見えない場所なので我慢しすぎました・・・
ちょっと恐ろしい感触に ついに意を決して
合わせ鏡で観てみると
ギャ~~・・・
観念して大学病院に行くと さすがのK先生も
「抜歯しかないな・・」の一言のみでした
ちーん・・・
とうとう・・とうとう抜歯・・・
その恐怖・・わかります?
これだけ 往生際悪くあがいてきたこの第一大臼歯と
ついにお別れです・・・・
考えてみれば ワタシももうアラフィフ・・
20歳前に あんな状態にしてしまったこの歯が
このトシまで持つなんて奇跡以外の何物でもありません
それでも・・ 出来れば抜きたくなーい(*ノωノ)
また、第一大臼歯ってデカいんですよ・・これが
この歯1本抜いただけで まー噛めない噛めない・・
さてさて・・ 抜いた歯をそのままにはしておけないので
どうするか・・K先生も 抜歯してくれた先生も
「歯茎が下がっちゃってるから
しばらくは入れ歯でもいれるんだね」
と言いました
ワタシもブリッジにするよりは入れ歯の方がいいかな~と
思っていました
これ以上 むやみやたらと歯を削りたくないので・・
ブリッジにして前後の歯にダメージが来たら
左上は総崩れになってしまうので
それは避けたい
すると処置を任されたP先生が
「インプラントはどうですか?」と、思わぬ提案をしてきました
インプラント・・・ 歯を骨に埋め込むってヤツです
1本、50万円くらいするのですが
成功率は100%とは決して言わない
成功したら10年くらいは持ちます みたいな感じ・・・
ずっーーと この歯に苦しめられてきました
もしインプラントが成功して なんでも噛めたら
こんな幸せはありません・・・
でも50万(・・? 埋め込む(・・?
怖すぎる・・・・
しかも うまくつかなかったら50万円パー(・・?
さらに我慢しすぎたせいで 内側の骨が溶けているので
この部分に骨を盛って足すとか なんとか・・
聞くだけでも卒倒しそうな内容・・・
とりあえず CTだけでも撮りましょう と促され
2万円もするCTを撮らされた時には
「写真だけで2万円・・・ てか2万円しないって言われたのに
消費税で2万を軽く超えるって・・・じゃあ50万の消費税って
いくらなの?・・・」👈4万円です!!
でもCTまで撮っちゃって いまさらなんて言って断ろう・・・
なんて悶々として迎えた次の診察日・・・
CT画像をもとに あらゆるシュミレーションの説明を受けました
CTって全部の歯が いろんな角度から それは見事に
立体的に360度見回すことが出来るんです
「素晴らしい機能ですね!」
と、感嘆してしまったワタシへのサービスなのか
先生は
「そうなんですよ。マウスをこう動かすとね」と
いろんな方向に全部の歯を1つずつ見せてくれました
その中で・・
「ん(・・?」 目を疑うような画像が チラッと・・・
心臓がバキュンッ・・と何かに撃ち抜かれたような
イヤな予感が・・
先生は構わずマウスを動かします
「ん(・・?」またも 目を疑うような画像が チラッと・・・
気付いているのに 受容できない・・・・
「・・・・・」
すると先生が サラッと 実にサラッと
「ああ、この歯には病巣がありますよ」
やっぱりそうですか!!
「こっちもですね」
犬歯の隣りの歯(第一小臼歯)が左右両方
見覚えのある病巣がくっきりと・・・・
CT画像を撮る前にとった普通の大きなレントゲン写真では
見えなかった病巣が くっきりと写っているではありませんか!!
「でも、これコアが深く入りすぎてるから抜歯かもしれません」
他人事のように サラッと言うではありませんか
いや・・他人事ですよ 確かに他人事ですけれども!(--〆)
犬歯の両隣が抜歯(・・?
全然受容出来ない! 青天の霹靂とは まさにこのことです!!
完全にインプラントなんて頭から吹っ飛びました
先生が
「インプラントどうします?」
と静かに聞いてきましたが
ワタシの頭の中はそれどころではありません
そんなことより 犬歯の両隣 ここまで抜歯になったら
もう生きていけないっ!( ゚Д゚)
とにかく とにかく 何も考えられない状態で
「ここは入れ歯でいいです・・でも犬歯の隣りが無くなったら
ここは入れ歯じゃイヤですっ 先生~オヨヨヨヨ~」
先生は とりあえず
「分かりました。 ここは入れ歯で
次回は入れ歯の型採りと
平行して犬歯の隣りを外していきましょう」とのことで
その日の診療は終わりました
かくして昨日・・・
大学病院に行ってきました
とりあえず 右よりは外せそうな左上の小臼歯を外すということで
ワタシの心臓はガクブルガクブル・・・
「先生信じてます」
祈るしかありません・・・
てこの原理でも使っているのかしら?と思ったわりには
ものすごい力でギギーッと被せモノを外してきます
「折れちゃう 折れちゃう 前歯まで折れちゃう・・」
そんな不安に駆られながらも
見事、被せモノを全部外すことに成功しました
「外せましたので」
「先生! ありがとうございます!」
「でも こっちの歯は頬っぺた側が、うすく残っていたので
そのまま残しておきましたけど ここで固いの噛んで
割れたら抜歯になっちゃうので気をつけてくださいね」
と、サラッと爆弾発言・・(--〆)
「は・・はい・・・気をつけます」といって帰ろうとした矢先
「反対側も外しちゃいましょうか」
「え」 心の準備が・・
心の準備が出来ていませんけど!!先生!
とのワタシの訴えは いともスルーで
先生は ついでとばかりに
「リムーバー持ってきて」と、助手の学生に
てきぱきと指示・・
ひっえ~・・・・・
先生・・・(>_<) 先生の歯は
きっと全部が健全歯なんでしょうね・・
ワタシの気持ちなんて
分かってもらえないのね・・(/ω\)しくしく
「じゃ、いきますよ~」
淡々と キュイーン。。。と削りはじめました・・
実は この歯 5万円もする自費がかぶさっていたんです!
銀歯が目立つ場所なので 1本でいいから白くなりたいと
無い袖を振り絞って ダンナ様にナイショで
5万円で入れた唯一の自費の被せモノ・・・
とても気に入っていた唯一のちょっとだけ白い歯・・・
それを容赦なく キュイーンっと破壊していくP先生・・・
まさか今日外すなんて夢にも思っていなかったので
お別れの覚悟もしていなかった5万円の歯・・
でも そんなこと言ってられません!
抜歯になるかならないか・・・
ワタシはただただ祈るだけ・・・
そして またも
ものすごい力でギギーッと被せモノを外してきます
本日2回目の
「折れちゃう 折れちゃう 前歯まで折れちゃう・・」
しばらくして
「よし! 折れずに外せましたよ」
汗がドッと・・流れました
「先生・・・ ありがとうございます・・・」
精神的にも 肉体的にも疲労困憊のワタシは
もう・・これ言うだけが精いっぱいでした・・・
とにもかくにも 折れずに外せた小臼歯
これでバンザーイ!
とはいきません
やっと第一段階クリア と行ったところです
病巣が どこまで取り除けるか
きちんと根の処理が出来るのか
そして根は最後まで持つのか・・・(--〆)
まだまだ問題山積です
でも なにはともあれ 良かった良かった
ホントに先生ありがとーです
心の重荷が 少しだけ軽くなりました
とはいえ・・・
犬歯の隣りなだけに
この空間が ものすごく目立つのもまた事実
左は まだ少し歯が残っていますが それだけに危険!だし
ワタシは前歯の神経がないので
普段から
前歯では あまり噛まないように心掛けている分
犬歯の隣りで噛み切っているだけに
ここで噛めない しかも両側噛めない
ついでに左の奥歯も噛めない
もー どこで噛めっていうの・・・
両方いっぺんに外しちゃうってのが
生活する事を考慮したら
けっこうムリ目だったのでは・・・
大学病院だから予約のインターバルが
長い長い・・・
今年1年は通うことになりそうな予感です・・
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