かなたんの更年期を楽しむブログ♪

ただいま 更年期真っ最中のアラフィフ女デス
自分のこだわり・思うコトなど
独断と偏見で言いたい放題綴ってマス 

今年も信玄餅詰め放題(*'▽')

2018年11月09日 11時54分25秒 | お出掛け

子育て中は 長女が喘息児だったことや

おけいこや部活などなどの理由で 

レジャーや旅行などには

ほとんど出掛けることなく子育てを終えてしまいましたが

ここ数年、毎年だいたい この時期は・・という感じで

1年の恒例企画としてお出掛けや旅行計画を立ててます

5月~6月は娘と沖縄へ行く

7月上旬と8月下旬を狙って

伊豆へシュノーケリング(日帰り一般道往復300キロ

9月は山梨にブドウ狩りと信玄餅詰め放題♬(国道20号線で片道3時間

その合間に、富士山5合目観光(R246で・・そして無料の富士宮5合目 ) 

星空を求めて車中泊(足も伸ばせないトヨタのVitz

これにお花見やら紅葉やら温泉やら・・などなど

こんな感じの楽しみを胸に抱いて お仕事してます・・・

今回、8月にダンナ様が左手を骨折していまったので

夏の終わりの恒例企画、シュノーケリングやぶどう狩り、富士山などなど

今年は全部ボツとなってしまいまして・・・(-_-メ)

昨日、やっと! 1年ぶりの信玄餅詰め放題に行くことが出来ました

山梨に行くのが超久しぶりな感じで 

のっけから保土ヶ谷バイパスの入口を間違えて

あやうく首都高に入ってしまうところでした(-_-メ)

保土ヶ谷バイパスからR16へ入り、橋本付近でR20に入るために

津久井湖方面へまわり、相模湖プレジャーランドを左手に

右手にビール工場はありませんが 白鳥ボートが浮いてる湖の

橋を渡ってR20へ入ります(*'▽')

そこから楽しいR20ルートで山梨へ向かいます

ワタシはR20が大好きです 信号は少ないし景色はキレイだし

交通量は少ない・・んですけど、意外と物流トラックが多くて

これが ものすごく遅い・・(-_-メ)し、前も見えないし・・

この後ろについてしまうと 

かなりの長時間・・耐え難いストレスを受けることになります

トラックなんて仕事なんだから高速使えばいいのに・・

なんて思うんですがバブルの頃と違って 

今は 高速に乗らない長距離トラックって結構あるようです

ドライバーさん大変ですね・・・

さてさて、今回、数台前を走る物流トラックのおかげで

車がどんどん連なって走るプチ渋滞(ともいえませんけど)状態となり

時間はどんどん過ぎて行きました

我が家の愛車ヴィツ子ちゃんの後続車さんも上野原よりも前から

変わらず、ずーっと一緒にR20を走り続けてきました

早く信玄餅工場に着きたい気持ちはあるものの

予想以上に時間がかかってしまったのでトイレ休憩をせねば・・・

と、ワタシ達夫婦は笹子トンネルを出た先にある道の駅に

入ることにしました

「ああ、ずっと一緒だったあの車ともお別れだな」

と、ダンナ様が呟き、ウィンカーを出すと

後続車さんもウィンカーを出し 一緒に道の駅に入りました

「わー、あの人も道の駅に入る! どんな人だろうね~」

なんて 2人でちょっとウキウキしてしまい(赤の他人なのに)

先に駐車場に止まると、後続車さんはスーッッと我が家の前を通り

少し奥の場所に車を止めました

ダンナ様より5~10くらい上くらいの男性が1人で乗っていて

アクティブな格好で車もナンバーもお金持ちそうな男性でした

ダンナ様より早く用を足し、車に戻っていると 

その男性も用を足し終わり車に乗り込み発車しました

ずっと一緒に走ってきたので 我が家の車の前を通り過ぎる時

軽く会釈でもしようかな、と思ったワタシは 

車を目でお迎えしましたが、後続車さんは 何事もなかったように

またもやスーッと走っていきました

気にしてたのは うちだけか~ そりゃ そうだよねー

なんて思いながら「さよなら~お気をつけて~」なんて

心の中で呟きました

少しして トイレから出たダンナ様が 爆笑しながら戻ってきました

「あの車 オレたちのこと待ってる~!!」

「え?だって もう先に出てったよ」

「いや!出口のパーキングで待機してるっっっ!!」

「えぇぇぇ~!!」

首を前のめりにして 出口付近を覗くと

いる!!( ゚Д゚) 

ホントにいるでは ありませんか

「場所まで変えて待つ?

 通り過ぎる時だって こっちのことなんか全く見てなかったよ」

「いや!あれは絶対待ってる!間違いない!」

「えー・・でも そんな人いる?

「いいか、こっちも何食わぬ顔で通り過ぎるんだぞ

 指さしたり見たりするなよ!」

「わわかったわ

かくして ワタシ達は なにごともなかったかのように

車を発進させ 出口へ向かいました

我が家が その車の前を通り過ぎると

その車も何食わぬ顔で動き出しました!

「ホントに待ってた!!」

ダンナ様とワタシは顔を見合わせたいのをこらえて

2人で前を向きながら叫んでしまいました

挨拶も会釈も言葉も交わさない 

あくまで赤の他人同士のワタシ達でしたが

お互いがお互いをバシバシに意識しまくっていたという・・

それでもワタシ達が後続だったら出口で待ち構えるまでは

しないと思います

ものすごいシャイな男性なのか

1人で寂しかったのか

ここまできたら 信玄餅詰め放題もぜひご一緒に!

そんな気分にまでなっていました

とはいえ、道の駅から出るタイミングで

その車は 我が家の2台後ろとなり(>_<)

わざわざトイレの遅いダンナ様を待っててくれたのに・・

気分は申し訳ない気持ちで、はちきれんばかりです

ついつい後ろを振り向いて どこにいるかなぁ・・と

オロオロ探すワタシに

「後ろをみるな!失礼だろ!」と叫ぶダンナ様

少し走ると単線道路が広がって2車線になりました

するとダンナ様が右に車線変更したので

「これ以上差が開いちゃったら 見失っちゃうよ」というと

「あの車が 俺たちを求めて追い越し車線に入ったから

 あの人の気持ちを受け止めて

俺も2車線に変更したんだ!」

「え?( ゚Д゚)」

振り向くと 2車線道路になった途端に 前2台を抜く勢いで

見覚えのある あの車が猛追してくるのが見えました

ここまで あからさまなのに・・

駐車場の・・あの、すましたお顔は なんでしたの(。´・ω・)?

という疑問が残るものの 魂のお付き合いとでもいいましょうか

もう心の友のような気持ちでいっぱいです・・

と、思っている間に とうとう信玄餅工場に入る為に右折する時が

やってきました

ワタシ達は ぜひとも来てほしい気持ちを込めて

ものすごく早い時点で右折ウィンカーを出しましたが

ご一緒も ここまでとなり

お車はそのまま直進して行ってしまいました

もう2度と会う事はないでしょうが

どこまで行ったのかなぁ・・ あの方・・

なんて ちょっとセンチメンタルな気分になりました

工場に着いたのは8時半で

40人くらい並んでました

列に並ぶと1つ前の人は

自称、神と交信して生きているというおじさんで

神さまが、未来に起こる事を何でも教えてくれるとのこと

さらには神様に一所懸命お願いしたら ひと晩で

シワがキレイになって若くなってたと・・

本来の歳は かなりいってるけれど 絶対に実年齢は言いません

などなど・・ そんな感じの終わりのないお話を

まっすぐな目線で30分・・・

番号が前後なのでダンナ様は詰め放題中もずっと喋りかけられ続け

「普通の人が見えないものが見えると生きていくのがタイヘンですね・・」

と、東北訛りの言葉でしみじみと返しておりました

ワタシは 去年ここで詰め放題の極意を伝授してもらった師匠を

思い出し、今年は20個入れるのに挑戦するわ! と息巻いており

太ももでびょ~ん!!と袋を伸ばし 風船のように膨らましては

底を広げ 1段目に8個いれることに成功!

一心不乱に詰め込んでいると 

隣りに初体験のお若いカップルが入ってきました

彼氏さんがワタシの隣りにきたのですが

彼氏さんがワタシの詰め込む姿を見るや否や

目がむき出るほどに驚いて 隣りの彼女さんに

「おい!! すごいぞ!」と叫んだので

周りの目線が ワタシの袋にどっと集中してしまい

ワタシは一瞬にして去年の師匠状態になってしまいました

「なにこれなにこれなにこれ!!すごいーーっ」と

しっかり者の彼女さんは すぐに彼氏さんと場所をチェンジして

ワタシの横で 詰め込み始めました

ワタシが

「縦に上の方が外側にくるようにして入れて 

真ん中に隙間を作ってさらに詰め込むと入るから」

と教えると

彼女さんは真剣に 確実に しっかり  言われた通りに

詰め込んでいきました 

少しのアドバイスで彼女さんは初めてとは思えないほど

「私これ出来るかもしれない!」と興奮しながら

頑張っているので ワタシは心の中で

去年 この場所で出会えた師匠に また感謝・・

師匠・・・今も詰め放題に来てますか?

あなたの教えは脈々と受け継がれ、今も

こうして小さい幸せや喜び、楽しい気持ちを

人々に与えていますよ・・

と、 そんな反対隣りで

おじさんは 神様の予言を エンドレス

ワタシは自分の分が詰め終わるとダンナ様に渡し

ダンナ様の分を詰めはじめました

ダンナ様は ワタシの分を持って会計に行ったまま

2度と帰ってこなかったので

今度はワタシが神の予言を聞く羽目に・・

ダンナ様の分も詰め終わり 会計でOKももらい

最後に彼女さんに結び目を作るときに 

楊枝を使うとラクだよ と言うために

ちょっと戻ると

彼女さんは 口いっぱいまで詰め込んだ袋を前に

「21個詰めたんですけど

このあと どうすればいいか分かりません!(>_<)」

「・・・( ゚Д゚)」

もはや楊枝とかで 

どうこうできるレベルではなくなっていました

神様おじさんは10個くらいでギブアップしたものの

最後の縛りが出来なかったので縛ってあげると

「今日はどうもありがとうございます」

と、深々と頭を下げられ

「数年後に、日本にエボラ性出血が流行って

 たくさんの人が死ぬって神様が言ってるから気をつけて」

と、予言して帰られました

たった半日で 

いろんな人と出会いそして別れる

信玄餅詰め放題は 

いつでも なんだか ものすごく 

餅だけじゃなくて 

いろんな出会いや思い出も たくさん詰め込んで帰れます

👇今日は21個詰めました(≧◇≦)