脳内出血になっても、フツーのおばちゃんに戻りたい

35歳で脳内出血で倒れた「わたし」のリハビリ記録&その後

歌とリハビリ

2006-10-25 23:37:44 | リハビリ日記
右側の唇が下がってるんです!! 笑ってもかわいくないっ! どうにかなりませんか?!」
私の直訴
「確かに少し下がってるけど、そんなに気にならへんけどなあ」とT先生。
で私、写真のことを説明。
私は気になるのーって。
納得、という感じ。
それじゃあと、おもむろに冷凍庫から氷が登場。
なんと、その氷で右側の頬を冷やして、右の口角を人差し指でクッと持ち上げるわけです。
次に、鏡を見ながら ”あいうえお”をゆっくり発音。そのときも、人差し指で右側をクッと引っ張りながら。
不思議なことに、氷で冷やした後は、しゃべるのも調子がいいのです。
なぜだか舌もよくまわる感じ。

これ以降、私はベッドの上で毎日鏡を眺めながら、あ~い~う~え~お~ってやってました。
また、舌の動きをよくするために、ハミガキのときにハブラシで舌の先を少しこすってやって刺激を与えると、少しましになるとのことをT先生から聞き、早速実行。
すごーく納得。
舌の先がうまく動けば、ろれつもよくまわるようになるんだなあ。

この頃の言語のリハビリはといえば、、、
毎日の新聞の記事の中から、私が興味のありそうなもの、先生の興味のあるものなどを切り取り、それを読むこと。
つまり、ニュースを読むような感じ。
その内容から話題が生まれ、またまた雑談。
この雑談の中で、私自身が話しにくい言葉などを再確認するといった状況でした。

ちょうど「1万人の第九の記事がありました。
先生いわく、
言葉のリハビリには、歌うこともすごくいいんやで
そりゃあそうだよね。歌って、言葉にメロディーがついたものなんだから。

というわけで、私、今年は久々に1万人の第九に参加します。毎週大阪までレッスンに行ってますよ。
独身時代にはずっと歌いに行ってたのですが、結婚してからはご無沙汰。
倒れた2004年にもレッスンに行ってましたが、結局倒れたので参加できませんでした。
TVでも放映されるので、どんなものかよければ見てください

なんだか今日の話は乱筆乱文・・
お許しを・・・