脳内出血になっても、フツーのおばちゃんに戻りたい

35歳で脳内出血で倒れた「わたし」のリハビリ記録&その後

彼の運命

2009-05-15 00:17:36 | ある日の出来事
息子が通う小学校では
4年生から金管バンドに入れます。

去年、私が司会をさせていただいた「神戸ウインドシンフォニカ」では
演奏会で『楽器紹介』なるものをやります。
息子が1年生のときに聴きに行った 神戸ウインドシンフォニカの演奏会で、
ウチの息子、
トロンボーンのスライドをスポッと抜いたのを見ておおはしゃぎ。

それ以来、
「4年生になったら金管バンドに入ってトロンボーンをやる!!」
と、それはそれは ずーーっと ずーーっと言っておりました。



待ちに待った4年生に無事なれまして、
4月半ばに、金管バンドに入る説明会に行ったようでした。
名前とクラスと家の電話番号を書いたという事。

「楽器、何やりたいって書いたん?」
「トロンボーンやろ、トランペットやろ、あと・・・うーん、わからん」


わからん、、、て。
あんた自分で書いたんでしょうが。



で、翌日、
2時間目と3時間目の間の休み時間に音楽室へ行くと
「これ吹いてごらん、鳴るかなあ」

と言って手渡されたのが、どうやらトランペットのマウスピースだったようで、
ウチの息子、
いきなり凄い勢いで鳴らしたらしい。

私は実際に見てないのでわかりませんが、とにかく鳴らしたらしい。

「そんだけ鳴らせたら、チューバもOKやで、きっと」
それが、音楽の先生の一言だったらしい。


そういえば、以前、右半身が不自由になってから
私自身がホルンを習おうと
ブックマークにも載せている「なるせ音楽教室」へ伺った際、
ウチの息子、
ホルンの超小さいマウスピースを
いとも簡単に鳴らした経験があるのです。。。



その日はそれで終わったらしい。
最終的な担当楽器を決めるのは5月に入ってからとの事。
マウスピースで音が出なかった子は
その時点で落とされるらしい。
まあ、1学年200人のうち、35人が希望者だったらしい。
これだけ多いと、厳しいけれどセレクトせざるを得なくなるらしい。











で、GW明けの先日
こんな紙を学校から持って帰って来ました。

ふ~ん、もう1つわからへんかった楽器は
ユーフォニウムだったのねえ。
名前難しいもんな(そういうことにしとこか)

笑えるのは「1、トロンボーン」の横。

チューバ

って!!
しかも、その下にも チューバ?

今度は「?」まで付いてるし。


「なんでこの紙持って帰ってきたん?
 もって帰ってきたら、先生、連絡先とかわからんやん」

「先生がな、この紙、お母さんに見てもらえって」


先生、意味はよ~くわかりました、はい

「で、あんたはどれがしたいん?」

「ほら、トロンボーンや」

「でもな、この紙見ると、どうやら先生はチューバやってほしいみたいやで」

「うーーーーん

「もし、先生に、どーしてもチューバやって、って頼まれたらどうする?」

「うー---ん




そして、その翌日。

「今日なあ、音楽の先生2人に呼ばれてん。
 でな、6年生はチューバの子がおるけど、5年生にはチューバの子が
 おらへんから、お願いやからチューバやってくれへんか? って言われてん」

「で、どう言うたん?」

「じゃあ、5年生になったらトロンボーンやらせてくれる?
 って聞いたら、先生が、いいよ、って言ったから
 そしたらチューバやる、って言った」


彼の運命はいかに????


        

そうこうしているうちに、 こんな手紙をもらってきました。
マウスピースが400円?
ほんまかい?

金管楽器に関しては、知識が少ないので、
本人もやる気になってることだし、とりあえず購入しました。


そうそう、金管バンドに入るかどうかについて
友達といろいろと話をしたらしいのですが、
そのときに、あるお友達が
「入りたいけど、お母さんがダメって」

その理由が・・・
その子のお兄ちゃんとお姉ちゃんが両方とも金管バンドに入っていて
衣装やら何やらでお金がかかるからダメ、って言われたらしい。

ウチの場合、一人っ子だからそれはないよ、
息子よ、安心しな、ね。